交通事情

テキサス、と一言でいっても日本の2倍くらい広いですが、DFW圏に赴任する場合、ほぼ例外なく自動車がないと生活できないと思います。
そして、テキサスは運転が荒い人が多い気がしています。実際、統計でもDFWは交通事故の多さでランクインしていたと思います。

海外赴任者が車を調達する場合、買う、リースする、レンタカーを借りる（車を買うかリースできるまでのつなぎか超短期赴任者）のパターンがあります。

国際免許で合法的に運転できるのは90日のようなのですが、テキサスの免許を90日以内に取得できることはまれで、あれこれノウハウを駆使したうえで”運”がないとまず不可能だと思います。

細かい話は後日にでも。。。

ハンディマン

この辺りでは一般的なようですが、新居は家具がない家でしたので、自分で一式そろえる必要がありました。

ある日、洗濯機を購入して業者に設置をしてもらおうとしたところ、家の水道管が古くて劣化しているので、そのままつなぐと水漏れする可能性がある。
そうすると何百・何千ドルもかかるので、直してもらわないと設置できないといわれました。そして彼らは洗濯機を置いて帰っていきました。

…ということで、同じことをオーナーに連絡したところ、知り合いに腕のいいハンディマンがいるから、そいつに直させるとの回答。
ハンディマンって何かなと思ったら、日本語で言うところの便利屋みたいな業者のようです。


さて、後日、ハンディマンがやってきましたが、現場を見て、オーナーと何やら話しています。
ハンディマンは愛想は悪いこわもての男でしたが、それが、いっそう、腕がよさそうなオーラを醸し出しています。

どうやら、ホームデポで水道管の接続コネクタを買ってきて取り換えるとすぐ直るとのこと。
さっそく、ハンディマンは車に乗ってホームデポに自動車を走らせてました。

３０分くらいすると、ハンディマンがパーツを持って帰ってきました。
何やら格闘すること１０分。オーナーと何やら話しています。
そしてホームデポにまた旅立っていきました。

オーナーに聞いたところ、水道管のオス・メスの組み合わせを間違えたので買いに戻るとのこと。
…何やら雰囲気が怪しくなってきました。

また30分くらいするとハンディマンが我が家に帰ってきました。
そういえば、ハンディマンは作業のために水道管の元栓を閉めたままなので、我が家は上下水道が使えない状態が続いています…。

また、ハンディマンは水道管のところで何やらやっています。
そして、オーナーと何か話しています。
そして彼はまたホームデポに旅立っていきました。

どうやら今度は接続する管の半径が異なっていたとのこと。さすがハンディマン、サイズもはからないでよくわかるな、と感心していましたが、実際はわかっていなかったようです。

また30分くらいするとハンディマンが返ってきました。
再び水道管と格闘すること15分、ようやく作業が完了したとのこと。我が家は洗濯機が使える喜びよりも、トイレが使える喜びに満ち溢れていました。

もう動くはずだから洗濯機に電源入れて試運転してね、と言い残しハンディマンは旅立っていきました。

・・・が、見送って洗濯機にのところへ戻ると、なんと、洗濯機から大量に水漏れしています。

いそいでオーナーがハンディマンを呼び戻しました。

ハンディマンは、俺の作業は問題ないはず、といいながら、洗濯機を確認しましたが、原因がわかりません、

しかたないので再度洗濯機が動かしたところ、確かに今度は水漏れしませんでした。さすがアメリカ、よくわからないけど、結果オーライです。

新居入居関連のあれこれ

新居入居にあたっては、ざっくりと住むエリアを予習して決めた後、会社指定の不動産エージェントに支援を受けて10件弱内見をして、家を決めました。
前回渡米時は夏休みを使って渡米してロースクール近くのマンション（アパート）の管理室にアポなしで内見申し込んで入居先を決めたのですが、家族帯同だとあれこれ真面目に家を選ばないといけないので、エージェントありだと、やはり便利だなと思いました。

今回住んだのは全米でも人気のエリアということもあり（テキサス自体がカリフォルニアあたりからの流入が激しい）、内見してホテルに帰るころにはよさげな家に先に申し込みが入ってしまうなど、SSNもクレヒスもない”怪しげな”外国人としては、結構、いい家を見つけるのは大変だなと思ったところです。幸い、偶然の縁があり、いいところに入居できました。渡米後２日目＆内見初日に家を決めたので結構早いほうと思います。

その際に見て思った、エージェントに聞いて知った、住んでみて思った話は以下の通りです：
・意外と、ペット可の物件は少ない。あったとしても良物件はほとんどない。ペットOKで見学したところも管理がいまいちなボロボロ物件ばかりだった。残置物もひどかった。
・プールや大きな庭付きの家はあこがれるが、メンテが大変＆お金がかかる。自分でやるのが面倒な場合は業者に委託することになるが安くても数十ドル、普通には数百ドルかかる。
・一軒家の場合、現地目線で小さめから標準の家を選んでも日本目線からするとかなり大きい家になるが、部屋が広い・大きいとそれはそれで掃除が面倒。ただ、車マストの地域では家にいる時間も結構長いと思うので、狭い家に大人数暮らすのは無理そう。
・集合住宅の高層階は水回りのトラブルが多いが、一軒家は意外と普通に住める。
・ご近所へのあいさつはマスト、というような慣習はない。住んでから、家の前で偶然であったら挨拶する程度。
・スクールバスは学区内ならどこでも迎えに来てくれるわけではなく、家と学校の距離が近すぎると（２マイルとか）逆に圏外になる…ものの、あえてスクールバスに乗せないというのもありそう。
・一軒家の場合、たいてい、電気・ガス・上下水道・ごみ収集・ネット回線・警備会社は自分で個別に業者・行政に申し込まないといけないので、面倒。
・自分の場合はSSNなくてもアメリカの銀行口座を開設していれば契約してくれるオーナーにあたったので、日本で開いておいた某銀行の口座が役に立った。契約後にオーナーに聞いたところ、やはり自分の内見前後に数人の申し込みがあったようなので、事前準備しておいてよかった。

久々のアメリカ生活

将来、自分のこどもがブログを読むことがあるかもしれない（？）ということで、思い出の記録がてら、あれこれ残しておこうと思います。
早くも駐在開始して数か月たちましたので、日々の驚きや発見に対する記憶が風化したり、感度が落ちていますが、思い出したネタから書いていこうかなと思います。
仕事のネタはあまり書かない予定…。

以下、書こうかと思うネタの備忘：
・ビザ取得→まさかのミスで渡米遅れる…、入社、赴任手続き
・テキサス運転免許取得→まさかのミスでSAVE手続きが発動する…、運転免許取得ノウハウ
・車の取得→購入、リース、レンタカーのよしあし、保険
・銀行口座、送金手段→日本でやっておいたほうがいいこと
・納税→ややこしい、日本の証券口座
・新居の賃貸→必要なものとか
・ＳＳＮ取得→ノウハウ、経験談
・テキサス楽しいところ→ひとがいい、ご飯おいしい、地元愛、観光スポット、天気、動物とか
・テキサス運転事情→ピックアップトラックに注意
・オーナーとの出会い、不動産事情
・現地小学校入学手続き→ステップ、事前にやっておいたほうがいいこと、視力検査問題
・現地保育園入学手続き→ステップ
・保険・受診→日本語通じるところ
・現地補習校→入るか入らないか、入れるか
・日本の学校からの転校手続き→不慣れな学校だと大変問題
・おすすめ買い物スポット→スーパー、テキサスグッズ、その他
・光熱水ネットごみ収集→停電事件、ごみ収集キャンセル、過剰請求、ネットつながらない
・物価、治安、日本のもの
・書籍
・薬品
・携帯
・ハンディマン、ベストバイ
・寄付
・事故

アメリカ第二章

テキサスで駐在開始しましたので、ときおり、何か投稿するかもしれません。