【TPP参加悲観論】韓国の愚かさを真似するのか喜劇的な安倍政権
(ゲンダイネット)
http://gendai.net/articles/view/syakai/141368
(引用開始)
一番のお手本は「TPPのひな型」(米通商代表部)とされる「米韓FTA(韓米FTA)」を締結した韓国だ。
今や、米国の経済的植民地と化しただけではない。独立国家の立法権(権限)すら侵害され、さながら統治領である。
韓国は二酸化炭素の排出量が少ない車の購入には補助金を出し、逆に排出量が多い車には負担金をかける制度を導入すべく、法整備を準備していた。
ところが、これに米国がクレームをつけた。「米国大型車の輸入を阻む非関税障壁でFTA違反」というのである。そのため、法案は成立していたのに導入は延期となったのだ。
「独立的検討機構」なる組織もできた。ここが国民健康保険適用の医薬品の採択や価格決定の再審査を行おうとしている。機構にはもちろん、米国関係者が居て、「米製薬会社が儲けるための拠点」なんて言われている。米韓FTAの専門家のソン・ギホ弁護士はこう話す。
「韓国はジェネリック薬品の依存度が高い。ところが、機構の横ヤリで、外資系製薬会社の高価な薬の比率が増えると、健康保険制度が崩壊する恐れがあります。こうした事態を避けようと韓国政府は、独立的検討機構の権限の解釈をめぐって論争をしています」
遺伝子組み換え食品の表示にも米国は噛み付いている。「学校給食への遺伝子組み換え食品禁止」を明記したソウル市の条例も撤廃される懸念が浮上している。
(引用終了)
圧力をはねかえすだけの政治力でもあれば別ですが、
オスプレイでわかるように、今の自民党政権が
はねかえすだけの交渉の力量も意志もないのではないかと
思います。
TPP事前協議 米の関税維持要求のむ
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013031590070750.html?ref=rank
(引用開始)
環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米両政府の事前協議は、米国が乗用車を輸入する際にかけている2・5%の税金(関税)を五年超、トラックの25%は十年超残すことで大筋合意した。日本はTPPに参加するため米国の要求に応じる。乗用車五年、トラック十年とした米韓自由貿易協定(FTA)を一つの基準にして、それより長期の関税維持を認める。交渉関係筋が十四日明らかにした。
日本が米国の自動車関税の維持を受け入れることで、「日本をTPPに参加させるかを判断する米議会を、米政府が説得しやすくなった」(交渉関係筋)と、政府は見込んでいる。米国側は自動車産業を保護するため、輸入車への関税を守ることを優先して協議していた。大筋合意を受けて、安倍晋三首相は十五日に交渉参加を表明する。
(引用終了)
「日本をTPPに参加させるかを判断する米議会」とありますが、
参加などさせてもらわなくていいのではないでしょうか?
これでわかるのは、米国の中でも望んでいない勢力がある
ということです。
一方、日本企業の一部は海外生産を進めてきていて、
産業を空洞化させてきているのに、どうして日本の
景気がよくなりましょう。
(当ブログの過去記事)
TPPはブロック経済化 本来はWTOで
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/a2ce39f4de995c54fa3c8839bff26c18
オスプレイ 慣れさせて、まさか日本に売る気では?
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/5884a1e0ecd3fa0ecb7447a62973f7c8
原発ゼロへの米国からの圧力
http://blog.goo.ne.jp/hoshonet/e/678b4feb42638d8c3444cb82e66fbd3f