ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

JR西日本への提言;滋賀県発着ではない新快速を増発されたし。

2016-02-23 21:55:15 | 鉄分の多い話

さぬきうどんの補遺ネタは、ちょっとだけお休み。

今日もJR西日本が、やってくれた。
京都8:30発の大阪方面行き新快速で通勤しているのだが、8:20頃滋賀県内の膳所駅で起きた人身事故のため上下線ともストップ。私は9:30から会議のためどうしても間に合わさねばならないのだが、駅員に聞くと
「振替輸送は、調整中。とりあえず京都駅折り返しの普通電車に乗って下さい」
と言うだけで、どうしようもなさそうな雰囲気。かと言って阪急で梅田に向かうには京都市営地下鉄で四条まで北上し、阪急に乗るのだが阪急は停車駅が多く、申し訳ないが遅い。阪急梅田からJR大阪駅までも遠く、いつもなら30分のところ倍以上の時間を要してしまうのだ。
結局、私を含む数人は新幹線で新大阪へ向かった。

仕事なので、これも仕方ない。

これまでも、JR西日本の「アーバンネットワーク」の弊害は指摘してきたが、私は指摘だけではなく提言をするようにしている。
今回の提言はズバリ、京都~神戸(もしくは西明石)間のみの、走行区間の短い新快速をラッシュ時に増発していただきたいのである。

実は滋賀県というのは、気候的にそこそこ過酷である。草津から東はしょっちゅう雪が降り、彦根から東は豪雪地帯だ。
夏は夏で、台風などによる大雨の際は琵琶湖に流れ込む愛知川などの河川が増水し、しばしば運転見合わせとなる。
一方湖西は湖西で「比叡おろし」「比良おろし」の風がひどく、北陸方面へ向かう特急「サンダーバード」がしょっちゅう湖西線の走行をあきらめ米原回りに変更になっている。湖西線と関西空港線は、風で止まる東西横綱だ。

問題はこの気象そのものではない。JR西日本が、大動脈である京都線・神戸線の新快速を米原や野洲、長浜、敦賀など気候的に厳しい地点を始発にしているため、とにかくよく遅れ、よく止まるのだ。
滋賀県内の気象が厳しい場合や、今朝のような滋賀県内の事故の場合は京都~大阪~神戸だけでも動かせるように、東を京都始発とする新快速を増発していただきたいのである。
滋賀県内にお住まいで、京都・大阪へ通勤されている方がお怒りになるのは重々承知なのだが、人身事故以外にも、滋賀県内の琵琶湖線は大半が高架ではないため踏切事故も頻発しているのだ。

2015年の尼崎事故以来、JR西が慎重になっているのはよく分かっている。乗客の安全が第一ゆえ、慎重なのは結構な事だ。
しかし安全第一に固執する一方で、例えばホームドアの設置などは全く進んでいない。それに事故による遅延の影響を最小限に食い止めるダイヤ編成もなされているとは言い難い。
東海道新幹線の開通によって大量に余った2枚扉153系・165系車両に、白と青で厚化粧を施して京都~西明石間を走っていた新快速に戻れ、と言っているのではない。他線区の影響を受けにくいダイヤ編成を望んでいるのである…