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競馬 変わる傾向と変わらない鉄則

前週までの馬券圏内馬の血統や馬番を集計し、次週を推理します

スプリンターズS 攻略の切り口

2013-09-29 01:19:24 | 中山競馬

しばらく間が空いてしまいました。お盆休みを機会に、これまでご覧頂いていたエクセル表を改良し始めたら、思いの外手間取ってしまいました。

そもそもAccessではなくExcelでデータベースを作ろうと思ったのは、フィルタやテーブルを使用して、手軽く1ステップで絞り込み機能を活用したいと思ったからで、それ以上の大掛かりなものなら有料で手に入りますからね。

で、上記のように父母父&母母父を追加してみたのですが、まだ試作品の段階です。もう少し試行錯誤する必要がありそうです。

とりあえず今回はスプリンターズSの攻略の切り口を。

過去10年の成績

クラスの壁

※Tamayuz産駒はマイネルエテルネル1頭しか日本で走っておらず、中山は未経験。

 

今開催中山芝1200m外での15、16頭立てで行われたレースの馬番別成績

開幕から2週間のBコース

⇓ Cコース

※表の見方

まず馬番を『18~15』『14~10』『9~5』『4~1』番の4つに区切ります。競馬新聞と対比しやすくするために外枠を左側、内枠を右側に配置してあります。
次に左表から見ていきます。
良人気は1~5番人気、良穴は6番人気以下が4区分から何頭馬券圏内に絡んだかを示しています。上記では良馬場を見ると『4~1』番から人気馬4頭が絡み、穴馬は0頭です。
次に右表は1~5番人気を対象に、各区分から何頭出走し、その内、何頭が馬券圏内に入ったかを示しています。上記では『4~1』番から7頭が出走して4頭が3着迄に入り、その複勝率は57%となります。

Cコースで行われた全レース結果


最終日はダート1200mが4鞍組まれていますが、定説とは逆の傾向が出現しています。

ついでにD1800mもどうぞ


皐月賞回顧 その2 そして消す馬がいなくなった

2013-04-29 23:53:27 | 中山競馬

ゴールドシップ、今年は国内専念だそうですから、秋は東京で1分58秒台の2000mと2分23秒前後の2400mが待ってます。共同通信杯では、スタートから押して押して押しまくって好位に取り付くレースぶりを見せてくれたのですが。陣営の策や如何に。

 


遅まきながら皐月賞の回顧です。

皐月賞の夜、私は過去の皐月賞の映像をJRAレーシングビュアーで見ながら一杯やっておりました。

このJRAレーシングビュアー、今のところ2002年までの全レース映像を視聴できます。これまでのYouTubeで検索して探しまくって、ようやく見たいレースの何割かを見れるという環境からすれば大きな進歩で、とても重宝しているんです。ステマじゃないですよ。いいものはいいと。90年代、80年代の映像も視聴できるようになったら最高です。

で、道中は中団の内ラチ沿いをジッとしながら力を溜め、3~4角中間で加速しながら外に出していくロゴタイプのレース運びが、2002年のノーリーズンとそっくりなんですね。それに気づいた瞬間に声を出して感嘆し、そこから思考が止まってしまいました。騎手は2002年がドイルで今年はM.デムーロ。すげぇ~なぁと。その声が外国人騎手に対しての称賛なのか私自身もよく分かりません。分かろうという気持ちを放棄しているのだと思います。この気持ちを整理しないままに、すげぇ~なぁを抱えてしばらく過ごしたいんですね。だから、どんな視点で回顧記事を書こうとも、最後はすげぇ~で結ばれる小学生のような文章なら書くこともないだろうと。恥の文化の国の生まれだもの。

まぁ、こうして改めて回顧記事を書くからには今後の馬券の参考になるような、拙ブログの場合は、攻略の切り口で提示した予想アイテムの成否を中心に書いていこうと思います。よろしくお付き合い下さい。

 

まずはキンカメ産駒の取捨について。

『土曜と同じ馬場=これ以上砂を撒かないなら、コディーノや他のキンカメ産駒にとっては願ってもない馬場』ではないかと予想しました。サンプルデータがまだ少ないので、ブログに書くのはもう少し様子を見てからにしようと考えていたのですが、キンカメ産駒は砂を大量に撒かれた馬場(不良砂馬場)が苦手なんじゃないだろうか?という仮説を少し前に立てて注目していたのです。

訳あって、Mahmoudさんのブログのコメント欄に書いたものを引用します。

例えば『良⇒稍重⇒重⇒不良』の変化に応じて、得意・不得意の馬や種牡馬がいることに異論はないでしょう。
同様に、私は『砂なし⇒稍砂⇒重砂⇒不良砂(仮称ですが)』と、目砂量によって得意・不得意の種牡馬が存在するのではないかと仮説を立てています。
出走頭数の多いキンカメ産駒の成績を例に見てみると、
この中山開催では、開幕から3/16(土)までの7日間の成績は(2-4-1-4)でした。
しかし、3/17(日)にコース上に大量の砂を撒かれると、4/6(土)まで6日間もの間、キンカメ産駒は全滅します(0-0-0-14)。この中には、1人気14着、2人気6着、8着、3人気6着、9着が含まれ、期待値の低い馬ばかりだったということはありません。念のため。
そして、7日(日)から雨で稍重になり砂が舞わなくなると、再びキンカメ産駒が台頭し始めました。(3-4-2-7)

7(日)からの(3-4-2-7)には皐月賞当日の成績が含まれており、前日13(土)までの成績は(1-3-1-2)です。そして皐月賞当日には、8Rに2頭(1.2番人気)、9Rに1頭(6番人気)のキンカメ産駒が出走し、その結果は1着、2着、1着でした。従って皐月賞直前までの成績は、(3-4-1-2)となります。

左画像は3/16(土)フラワーC、右画像は3/17(日)5R、当日1発目の芝レースです。私には土曜のレース終了後に、相当量の砂を撒き足しているように見えますが、どうでしょうか。

3/17(日)から4/6(土)まではキンカメ産駒が苦手にしている不良砂馬場に変化(0-0-0-14)。7(日)に稍重で砂が固められた後の13((土)に改めて砂が撒かれましたが、キンカメ産駒の成績(1-3-1-2)から稍砂程度と読み、それが前述の『これ以上砂を撒かないなら、~キンカメ産駒にとっては願ってもない馬場』という予想に繋がります。

そして、当日の4R(1発目の芝レース)のレース映像と、8R&9Rでキンカメ産駒が好成績を収めたことから、若干砂を撒いた気配はあるが軽い補正程度の重砂だろうと見立てました。

左画像は4/13(土)8R、右画像は4/14(日)4R(当日1発目の芝レース)。砂の舞い方にそれほど差があるようには見えないのですが。また、3/17(土)よりは砂量は少ないだろうと私は見立てましたが、受け止め方はそれぞれだと思います。いろんな見解を頂けたらなぁと思います。

本番のコディーノは3着。重砂馬場と読んだ段階でキンカメ産駒を消す理由はなくなりましたから、戦歴を考えたら、まぁ妥当な結果ではないかと。

 

この芝生に砂を入れる目的は、表面の凸凹を直す他に、地温を保ち、生育を促進する為で、ゴルフ場やサッカー場でも行われています。業界では目砂(目土)と呼ばれているようですね。JRAも凸凹を直して危険を回避する為に使用していると、どこかでコメントしたものを読んだ記憶があります。

このような理由で砂を撒くのだと理解すれば反対する人はいないでしょう。しかし、私のように馬番考察と種牡馬を予想プロットに組み入れてデータ収集している者には、砂を入れた前後の、その露骨な変動は興味深く面白いものです。インの不利を砂で補正して公平な馬場を目指した結果、その副作用として、皮肉にもイン・前が有利になりすぎてアウト・差し不利な不公平な馬場が出現しているのが現状だと思います。

そして新たに浮かび上がった、土曜から日曜の間にさらに馬場に手を加える問題。

高松宮記念でサンカルロを買ったり、昨年のダービーでゴールドシップやワールドエースを買った競馬ファンは、声を上げて怒っていいと思うんです。これ詐欺とちゃうんかい!きちんと説明しろや!と。

その声が大きくなって、ようやくJRAはコメントすることになるでしょう。何しろ鈍感な巨象ですから。

で、重い腰を上げて発表するコメント内容というのも、粗方は想像がついちゃってます。

『日曜に行われるレース中の事故防止と競走馬の故障防止のために、土曜の全レース終了後に掘られた凸凹を砂で補修し、これまで以上に馬場の保全に万全を期すようになりました。尚、砂を撒いても時計との間に因果関係がないという見解は従来通り。同様に、砂を撒いた箇所が止まらずに有利になるのではないかという指摘には、ペースとの兼ね合いがあるので直接の影響にはならないという見解も従来通りです。レースそのものへの影響はないという考えは変わりませんから、これからも発表する予定はありません。』

こんな感じでしょう。

私は、開幕週から後半にかけて馬券に絡んでくる馬番の変動や、キンカメ産駒は砂を大量に撒かれた馬場が苦手ではないか等の一風変わった仮説検証のプロセスを常に回しています。その性質上、『馬場に手を加えたら必ず公表せよ』との声には全面的に賛成です。

只、情報公開しろ、情報公開しろと叫ぶだけでは暖簾に腕押しというか・・・。愛しいJRAを振り向かせるためには、『レースそのものへの影響はない』というJRAの説に対して、二の矢でラップタイムなどから反証データを示し、だから公開すべきですよ、と説得するのが本筋の議論の進め方だと思うんです。

しかし、緻密なラップタイムから分析して反証データを用意できる人が競馬取材村の中にいない。残念ですが、私の知る限り。今はブログを通して興味を持ってくれる人を増やして、地道に賛同者を募っていくしかないなぁと思っています。

まぁ、取りあえず、

  • 『砂なし⇒稍砂⇒重砂⇒不良砂(仮称)』と、目砂量によって得意・不得意の種牡馬が存在
  • キンカメ産駒は砂を大量に撒かれた馬場(不良砂馬場)が苦手
  • 砂を入れると、イン・前が有利になりすぎてアウト・差し不利な不公平な馬場が出現

以上3つの仮説検証は、今後とも追跡していきたいと思います。

 

続いてエピファネイアについて。

ある予感がしたものですから、攻略の切り口ではこんなデータを示しました。

2010年秋のG1計11戦、のべ出走頭数は188頭。
   調教後馬体重から増減0~プラスで出走した馬 37頭 内3着以内 12頭(32%)
   調教後馬体重からマイナス体重で出走した馬 151頭 内3着以内 21頭(14%)

エピファネイアの馬体重は前走494kg⇒調教後馬体重484kg⇒本番486kgでした。

調教後馬体重から+2kgでの出走と、さすが角居厩舎と唸らせてくれました。只、前走から-8kgは、陣営も若干の誤算があったでしょう。そして、ダービーはどうでしょう。

また、この馬、パドックでガツンと来るものがないというか、体内から溢れ出してくるコロナが走ることとは違う方向へ向いているというか。クラスでは何でもソツなくこなす優等生に見られているけど、そんな他人の評価を覆せない己自身にイラつく思春期のトゲがいっぱい刺さっている感じがします。一皮剥けるのはもう少し先でしょうか。

 

最後にロゴタイプについて。

冒頭に書いた通り、まだこの馬に対して評価を決めつけたくないんです。すげぇ~なぁ、というボンヤリとした気持ちを抱いたままダービーを迎えたいというか。そのすげぇ~なぁ、が馬に対してなのか騎手に対してなのかを自分で消化しないままに。

フジTVで細江純子さんが返し馬を見て、こう言ってました。

『ゴムマリが弾むよう』

適度な鎌首になっているけれど抑えが効いていて、けど後ろ脚の蹴っぱりが強いから尻が上に弾むように進んでいくという。伝わるかな?ディープインパクトがこの『ゴムマリが弾むよう』な返し馬をしていました。録画している方は是非目に焼き付けて頂きたいと思います。

生涯に一度だけとか、たまにこの返し馬をする馬は何頭か見られるんです。私事で恐縮ですが、ミナレットの新馬戦(14番人気)はまさにそれで、美味しい複勝を頂いた覚えがあります。『ゴムマリが弾むよう』な返し馬は、私には鉄板複勝大勝負のサインなんです。

しかし2戦続けてとなると非常に稀で、G1を複数勝った馬でも滅多に見られません。ですからロゴタイプがダービーでどんな返し馬をお披露目するのか、本当に楽しみです。


皐月賞回顧 その1

2013-04-24 23:17:41 | 中山競馬

いつもご覧の皆さんすいません。

このエントリーは非常に私的なものです。

上がり3Fのラップタイム検証』のブログ主Mahmoudさんからの質問に対するアンサーエントリーになります。

皐月賞回顧と『土曜から日曜の間に、さらに馬場に手を加える問題』については、改めて1記事まとめるつもりでいます。

興味のある方は上記リンク先のコメント欄を読んで頂くとして、取りあえず今回はレース画像をご覧下さい。

左画像は3/16(土)フラワーC、右画像は3/17(日)5R(当日1発目の芝レース)

3/17(日)スプリングS

左画像は4/13(土)8R、右画像は4/14(日)4R(当日1発目の芝レース)

4/14(日)皐月賞

参考レース、2004年皐月賞(ダイワメジャー)


皐月賞 攻略の切り口

2013-04-14 01:16:59 | 中山競馬

まずは過去の傾向から

中山開催というのは、春3~4月8週間、秋9月4週間、冬12~1月8週間の計20週間行われます。

この内、Bコースを使用するのは春と秋開催ですが(冬開催は前半Aコース⇒後半Cコース)、秋開催は野芝のみなので、洋芝をオーバーシードしたBコースのレースというのは、この春開催の後半だけなんですね。

しかも福島開催が始まると出走馬も分散されて、芝2000mフルゲート戦のサンプル数が非常に少なくなってしまうので、必然的に過去の皐月賞からしか過去の傾向を探れなくなってしまいます。

下表は2003年~2012年(東京開催の2011年は除く)の皐月賞のデータです。

極端な偏りは見られないようです。

では、土曜の結果から見えてくるものがあるでしょうか。

先週の稍重での施行後、改めて少量の砂を撒いたようです。その成果でしょう。外も伸びるし、内を突いてもOKの有利不利のない状態だと思います。馬場造園課にとっては理想的な馬場状態といえるでしょうね。こちらとしては困るのですがw

原点に立ち返るなら、、有利不利のない公平な馬場でコーナー4つを回るレースなら内枠が有利です。予算の都合で、内の馬と外の馬からあと1頭しか選べないという状況になったら、頭に入れていたほうがいいでしょう。

 

ここで一度、開幕週から先週までの芝状態の推移を確認したいと思います。

開幕から3週間は、競馬評論家の亀谷氏曰く、「バテてから粘る馬力が要求される」馬場状態でした。私もそれに呼応して、1エントリー上げています。

中山競馬 母父ノーザンダンサー系が苦戦する芝は

その中で、『グレイソヴリン系が割りと目立つが、主流のトニービン経由(父ジャングルポケットや母父トニービン)の成績が今ひとつであること。であるならば、狙いはキンカメ産駒だろう』と注目種牡馬を取り上げました。開幕から3週間のキンカメ産駒成績は(1-3-0-1)です。

ところが、その記事をUPした途端の3/16(土)にコース上に結構な量の砂を撒かれると、翌々週4/6(土)までキンカメ産駒は全滅します。

そして7日(日)から雨で稍重になり砂が舞わなくなると、再びキンカメ産駒が台頭しました。

土曜現在で公平な馬場ですからこれ以上手を加えることはないと思うので、このままならコディーノや他のキンカメ産駒にとっては願ってもない馬場ではないかと。しかし3/17(日)のように、土曜のレース後にさらに砂を撒くようなことがあれば、かなり厳しい条件となるでしょう。

まずは朝1発目の芝のレース4Rでどれくらい砂が舞い上がるかに注目したいと思います。

 

続いてエピファネイアについて。

調教後馬体重が484kgですか・・・。栗東から中山への遠征になりますから、通常だと本番はここから平均して-8kg~-12kgなのですが。となると、過去最低体重(486kg)からさらに10kg減くらいでの出走になるのかな。パドックは要注意だと思います。

ちなみに少し昔の話になりますが、、2010年の秋のG1で調教後馬体重から本番ではどの程度増減した馬の成績がいいのか調べたことがあります。

   秋のG1計11戦、のべ出走頭数は188頭。
   調教後馬体重から増減0~プラスで出走した馬 37頭 内3着以内 12頭(32%)
   調教後馬体重からマイナス体重で出走した馬 151頭 内3着以内 21頭(14%)

私の中では既に確立した法則なので、以降は調べていませんが、やはり状態のいい馬は減らないんだと。特にこれは牝馬で顕著です。

先週の桜花賞でのアユサンは、前走496kg⇒調教後馬体重488kg⇒本番484kgでした(栗東滞在⇒阪神)。

エピファネイアも究極の仕上げということであれば、本番では調教後馬体重から-6kg減程度で収まるのではないかと思うのですが。

さて、どうでしょう。

他では、桜花賞時に話した母父ミスプロ系は無条件で評価下げ、の件ですが、今回は出走馬が少ないですね。人気を被る馬もいないようです。

また機会があれば、改めて取り上げたいと思います。

まぁ今回の皐月賞はどう転んでもおかしくないでしょうし、好きな穴馬3頭プラス人気馬2頭の3連複5頭BOXで遊べればいいんではないでしょうか。私はメイケイペガスター、インパラトール、レッドルーラー、タマモベストプレイの内枠4頭からパドックを見て選んでみたいと思います。

最後に種牡馬の壁を

ローエングリン産駒、どうでしょう。


産経大阪杯&ダービー卿CT 攻略の切り口

2013-03-31 01:21:06 | 中山競馬

ビール片手にドバイの中継を見ながら、ふらふらと書きます。

産経大阪杯、過去の傾向

今年の出走表

※人気は0時頃

9歳以上のデータは削除したのでテイエムアンコールの欄にエラーが出ますが、要りませんよね?

クラスの壁にぶつかる種牡馬

※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。

※集計期間は概ね2010年~2013/3/24現在ですが、種牡馬デビュー間もないお父さんに関しては、デビュー以来の成績を載せています。


ダービー卿CT、過去の傾向

今年の出走表

クラスの壁にぶつかる種牡馬


中山ダートの傾向が変わって来ました。

先週から昨日までの3日間のD1200mを時系列で見ると

6番人気以下のみを抽出すると

内枠に偏り始めました。

トータルでは『16~13』番が有利に見えますが、先週からの3日間では『16~13』番枠から1頭しか絡んでいません。

酔っ払ってきたので、D1800mのデータは諦めます・・・、が概ねD1200mと同じ傾向が表れています。

芝はBコースに代わって、断然イン&前有利に。ということで、本日はこのへんで。

2時半まで起きていられるかな・・・


中山競馬 母父ノーザンダンサー系が苦戦する芝は

2013-03-16 00:38:55 | 中山競馬

週中からこの記事を書き始めていたのですが、先ほど毎週チェックしている亀谷氏のnetkeiba.comコラムを確認したら、ほぼ同じ内容を先に書かれてしまいました。

『血統ビーム的・傾向と対策』 中山芝1800mの最近の傾向

参りましたw

詳しいことはリンク先にお譲りするとして、では今週の競馬にどう活かすかを補足してみたいと思います。

先週の芝レースでの結果を見てみると、

父ジャングルポケット産駒 (0-1-0-6)

父チチカステナンゴ産駒 (1-0-0-1)

父テレグノシス産駒 (1-0-0-0)

母父グレイソヴリン系 (0-1-1-3)

チチカステナンゴ産駒とテレグノシス産駒(中山牝馬Sのマイネイサベルですね)の単勝回収率はプラスですが、主流のジャングルポケット産駒や母父グレイソヴリン系産駒が1勝もならず、複勝率も100%を割るとなると、なかなか勝負しにくいんじゃないでしょうか。

これなら、(1-3-0-0)のキングカメハメハ産駒の方が狙いやすいかと思います。

(※3/16追記

東風Sでサトノタイガーが掲示板を外していますね。(1-3-0-1)に訂正します。失礼しました。)

2着の中には、日曜10R東風Sで3連単157万の立役者になったゼロスも含まれます。

ちなみにこの東風S、1着から5着までの馬番を示すと、12ー15ー16ー14ー13 です。先週の切り口を読まれた方ならピンと来ますよね。

私はというと、その前の9R山桜賞(芝2000m)で、ポップジェムズ(父ジャングルポケット産駒)から大勝負を挑んで心を砕かれてまして・・・

ゼロスは「絶好の馬番」でキンカメ産駒が外していないのを確認していながらも、『ケン』でした。

上記左表は、フルゲート戦&15頭立てレースを抽出し、馬番を16~13番、12~9番、8~5番、4~1番で区切り、馬場状態でも分けました。

※人気は5番人気以内、穴は6番人気以下

右表は、上記同様にフルゲート戦&15頭立てレースから5番人気以内の馬が16~13番、12~9番、8~5番、4~1番の4区分の中に何頭入り、そして何頭が馬券に絡んだかです。

土曜の9R房総特別(芝1200m外、1000万下)のタイムが1:08:2、日曜の東風S(芝1600m外、OP)が1:32:7ですから、寒さで芝の発育はよくないけれどタイムは速いという状況です。

こういう芝って、オグリキャップとホーリックスが激しく叩き合って世界レコードを樹立した、伝説のジャパンカップの「茶色い芝」を思い浮かべてもらえると分かってもらえるような、さらに混乱するような。

オグリキャップにもホーリックスにもノーザンダンサーの血はひとつも入ってないんです。

そして上表の母父系統を見てもらうと分かると思いますが、先週の芝もノーザンダンサー系(青色)がほとんど見られません。なのに、亀谷氏が言うような「バテてから粘る馬力が要求される」馬場状態であると。

では現在活躍する種牡馬の中で、オグリキャップやホーリックスのような適性を発現させやすいのは何だろうと考えると、グレイソヴリン系であり、キングカメハメハ産駒なのだろうなぁと思います。


D1200m

 

D1800m


中山競馬 攻略の切り口

2013-03-09 00:05:00 | 中山競馬

中山競馬、春の開催が始まってから2週間が経過。そろそろ傾向が見えてきました。

芝Aコースは残り3週間、ダートは残り6週間です。回収に入りましょう。

まずはダートコースから。D1200m

上記左表は、フルゲート戦になった9レース分を抽出し、馬番を16~13番、12~9番、8~5番、4~1番で区切り、馬場状態でも分けました。

※人気は5番人気以内、穴は6番人気以下

右表は、上記同様に9レース分から5番人気以内の馬が16~13番、12~9番、8~5番、4~1番の4区分の中に何頭入り、そして何頭が馬券に絡んだかです(計9*5=45頭対象)。

中山D1200mの格言は『芝を長く走れる外枠が有利』でしたっけ?

回収率UPのコツは、みんなと逆目に賭けることです。良馬場開催が続くことを祈りましよう。


中山D1800m

『コーナー4つは内枠有利』これもよく聞く格言ですね。ここもD1200mと同じように、格言とは逆の傾向が現れています。

もう凍結防止剤を撒くことはないでしょうし、この程度の偏りなら、前東京開催のように丁寧にハロー掛けをして修正することもないと思います。稼ぎ場です。


芝1200m外


芝1600m外

私から述べるのはひとつだけ。

この芝1600m外と芝1800m、脳裏に刻んでいる格言とよ~く比較して予想の参考として下さい。


芝1800m


芝2000m


芝2200m外&2500m


有馬記念と今週の勝負レース

2012-12-22 23:23:53 | 中山競馬

有馬記念出走表

過去10年の傾向




有馬記念も楽しみだけど、今週の勝負レースは阪神芝1600m外フルゲート戦

12/22(土) 5R新馬戦


攻略の切り口は 阪神JF 知っておくべきこと で

 

残り2日間の阪神芝1600m外戦

12/23(日)

3R 2歳未勝利 18頭フルゲート!

10R クリスマスキャロル賞 16頭立て

12/24(月)

9R 万両賞 18頭フルゲート!


朝日杯含め先週の復習

2012-12-19 21:35:39 | 中山競馬

馬券を晒すのは本意ではないが、あまりにも気持ちよくズバリとハマったので、復習を兼ねて

朝日杯FS 今の中山芝1600m外 芝は生きている

切り口は、穴馬は『中山芝1600mは内枠圧倒的有利』の格言を鵜呑みにせずに外枠から狙え!

もうひとつ、今開催2週間分の父&母父系統と4角通過順位を眺めていると、例年だと上級戦で苦しむサンデー系がミスプロ系やノーザンダンサー系を圧倒

昨年のマイネルロブスト(ニジンスキー~ノーザンダンサー系)や2009年のエイシンアポロン(ストームキャット~ノーザンダンサー系)、2007年のゴスホークケン(ストームキャット~ノーザンダンサー系)が絡んだ年よりも軽い芝状態だと推理

父ミスプロ系やノーザンダンサー系ならば、母父サンデー系が必須

6番人気以下は有無を言わさず、さらにエーシントップ脱落

6番人気以下で1~4番に入った馬は脱落

すると、サンデーを持つ馬は13ディアセルヴィスと14ロゴタイプのみ

馬番順

 パドック診断は、ロゴタイプ、ゴットフリート、コディーノの順

朝日杯結果 配当

クビ差でパーフェクトは逃したけど・・・

 


 

中京芝2000mでトニービン(グレイソヴリン系)祭り開催中!?

12/15 愛知杯 3代以内にグレイソブリン系を持つ該当馬は6頭

着順

 絞りきれず、だったら穴狙いでという思考停止状態

 

12/16 8R3歳500万下  3代以内にグレイソブリン系を持つ該当馬は3頭

着順

 


 

中京芝短距離戦 攻略の切り口

12/15 8R3歳500万下芝1400m 

芝1400m戦の切り口は、10番くらいから外枠で馬券を組み立てろ!

父系統はサンデー系、グレイソブリン系、サクラバクシンオー産駒

500万以上は母父ミスプロ系マイナス

馬番順

 

12/16 4R2歳未勝利芝1400m

馬番順

 

12/16 12R桑名特別 3歳以上500万下 芝1200m

馬番順

絞れないからといって、休養明けを軸にしたらイカン・・・

6頭ボックスでも1万円超なら充分か、まだ修行が必要かな。


朝日杯FS 今の中山芝1600m外 芝は生きている

2012-12-14 23:56:49 | 中山競馬

『中山芝1600mは内枠圧倒的有利』とはよく言われること

 

朝日杯 過去10年の枠番別成績


JRA-VAN データde出~た 第658回前走がカギを握る朝日杯FS より引用 

 

その内訳は

 

 昨年2011年12月開催から先週まで行われた芝1600m外の全71レースをご覧頂いてから

Aコース&16頭フルゲート戦の19レースに絞り込み、新馬~未勝利~~OP~G1に並べ替えると


Aコース&フルゲート時の馬番別成績


内枠有利に異論を挟むつもりはないが

もう少し大まかに、

馬番を16~13番、12~9番、8~5番、4~1番で区切り、良、稍重、重、不良馬場でも区切ってみる

 

今回のサンプルの1年前、2010年12月開催から1年間のAコースでのフルゲート戦と比較すると

『中山芝1600m外は内枠有利』という格言は、この2年前のような実績が積み重なって出来上がったものだろう。

とすると、直近1年間の穴馬が外枠寄りなのは、単なるサンプル数が少ないための偏りとみるか、

それとも

 

今開催2週間分の芝1600m外、全6レースを改めて

朝日杯FS出走表