クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 2012年種牡馬リーディング10位 マンハッタンカフェ編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/24現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 2012年種牡馬リーディング10位 マンハッタンカフェ編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/24現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 2012年種牡馬リーディング8位 アグネスタキオン編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/24現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 2012年種牡馬リーディング3位 ステイゴールド編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/24現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 フジキセキ編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/17現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 クロフネ編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/17現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
フェブラリーS ~レース後のコメント~
1着 2番枠グレープブランデー(浜中騎手)
「もうちょっと後ろのポジションになるかと想定していましたが、ゲートが開くと自分からポンと出ていって、思っていたよりも前の位置でレースができました。枠的にもいい枠。上手くいきました」
4着 3番枠セイクリムズン(藤岡佑騎手)
「混戦だし、チャンスはあると見ていた。1400m、1600mのほうがむしろいいと感じていたし、状態も良かったからね。枠順を生かし、ロスのない競馬ができた。馬群を縫ってよく脚を伸ばしてる」
7着 14番枠テスタマッタ(岩田騎手)
「結果的にはインかアウトの選択の差。勝ちきるまでは言えなくても、内に行っていれば、勝ちに近い結果だったかもしれない。馬自体は走る気もあり、衰えも全くないし、今日は自分の進路の間違いでした。セイクリムズンの前に行けるタイミングが、何秒かはあったんだけれどね」
8着 12番枠ダノンカモン(ビュイック騎手)
「本当は4、5番手につけたかったが行けませんでした。やはり内枠の馬が有利です。直線も外へ行くのが不利なのは分かっているが、外へ出すしかありませんでした。調教の動きが良く期待していたので、もう少し前へ行きたかったです」
岩田騎手「内に行っていれば」のコースを死守したセイクリムズンは、一瞬3着はあるかという走りを見せたのですから、このコメントには納得です。
1ヶ月間、東京ダート1600mを考察していく中で、先々週の終了時点では、
馬番で言うと、『9,8~5』≧『16~13』>『4~1』>>>『12~10』 の有利不利な馬場バイアスが掛かっていると指摘しました。
そしてフェブラリーS前日の結果を加味して、開催当初の外枠しか来ない状況から、明らかに『前』有利に傾向が変わってきていると。
今年も恒例のように、「フェブラリーSは外枠有利」というデータが取り上げられました。購入した競馬新聞やスポーツ新聞、あるいはネットで読んだ方も多いでしょう。10年単位での大きなデータ集計ではその通りなんです。
しかし、開幕週~2週目~3週目~そしてフェブラリーS前日と馬場の変化をリアルタイムで追いかけていれば、今年のフェブラリーSはそうではない、という結論に達するのも難しくはなかっと思います。
『芝コースと同じように、ダートコースも内枠外枠の有利不利が発生し、開催が進むと共に馬場のバイアスは動いていく。』
1ヶ月に渡って東京ダート1600mを追いかけることにより、その発生状況と原因について探ってきましたが、ここでひとまず終了します。
馬場を読む力は、騎手にも馬券を買う側にも必要だと改めて感じる東京開催でした。
来週からは、春の中山&阪神開催が始まります。
雨の影響を受けやすく、その為に馬場読みも非常に重要になる楽しみな開催なのですが、とりあえず1週間目は様子見ということで。
その代わりに、小倉の芝1800&2000mで楽しもうかと思っています。
今開催2週間分のデータですが、
プリンスリーギフト系を父&母父に持つ馬は7頭出走し、(3-2-0-2) 単回収率272%、複回収率155%
プリンスリーギフト系はサクラユタカオー~サクラバクシンオーのラインですね。
ネヴァーベンド系を父&母父に持つ馬は2頭出走し、(2-0-0-0) 単回収率1330%、複回収率360%
最近は父ネヴァーベンド系をほとんど見かけなくなりましたが、かつて小倉大賞典優勝のアサカディフィート(2連覇)や、メイショウバトラーがそうです。今開催だけでなく、ご当地激走血統です。覚えておいて損はないでしょう。
種牡馬一覧その7 ナスルーラ~プリンスリーギフト系、ネヴァーベンド系
実際には、朝方に-2度程度で収まったようですが。
週中の予報では、府中の最低気温が土曜朝方0度、日曜朝方3度だったから、当方の推測通りに金曜までには凍結防止剤は散布していません。JRAの馬場情報にも『撒いた』という記載はありませんから。
しかし土曜に明日の天気予報を確認したら、朝方の最低気温が-5度。これは馬場造園課の方々も慌てたのではないでしょうか。通常なら、あれを散布しなければいけない気温ですから。
ということで、
土曜の全レースが終わってから慌てて凍結防止剤を撒いたけど金曜の馬場情報発表後だから別に公表しなくていいよな、義務じゃないんだし。
の単勝に1万円
となると馬場の変化に注意しなくてはならないわけで、土曜のダート戦全レースの結果をご覧下さい。
明らかに『前』ですなぁ。先週までバシバシ決まっていた外差しがさっぱり届かなくなっています。
これが開幕週のように変わるのか、午前中のダート3レースに要注目です。
過去のフェブラリーS傾向
出馬表
こちらは2010年~2012年の東京ダート1600mでの古馬OPクラス以上の全レース結果一覧です。
OP~G3~G1に並べ替えて表示
先週まで何度かUPしている、今開催の東京D1600m結果と見比べてもらえると分かりやすいかと思います。
1000万下条件位までは、圧倒的にサンデー系が支配していて、馬券的にもひたすらサンデー系狙いが通用します。
しかし1600万下条件を境に、ピタッとサンデー系が馬券に絡まなくなるんですよね。
これは東京芝1600mがサンデー系だけ買っていればいいのに、『安田記念だけはサンデー系不振』という格言と共通の理由が当てはまると思うんです。
即ち、芝&ダートともに、『後傾ラップならサンデー系、前傾ラップで非サンデー系』
芝ならG2と安田記念がその境界で、ダートなら1000万下条件と1600万下条件がその境界線に当たるのかと。
では、フェブラリーSで好走するサンデー系にはどのような共通点があるかというと、上記のエスポワールシチー、シルクフォーチュン共に、昇級初戦の1600万下をあっさり勝ち抜いて行ってしまっているんです。俺の住む場所はここじゃない、と言わんばかりに。
過去3年、エスポ、シルク以外に唯一OP以上で馬券に絡んだガンジスは、1600万下を2戦目で突破しています。やはり、2頭に比べれば1枚落ちではないかと。
カレンブラックヒルのNHKマイルは、前・後半ラップが『35.1-34.6』。
フェブラリーSはこれとは真逆のラップ構成になります。
最後に、フェブラリーSに出走する種牡馬のクラスの壁を貼っておきます。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒
今回は、フェブラリーSにカレンブラックヒルが登場するダイワメジャー編です。
東京D1600mでは、1000万下条件でさえ馬券に絡んだことが一度もない同産駒ですが・・・、この高い壁を一気に突破出来るのでしょうか。
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2011年産駒デビュー~2013/2/11現在。
まずは先週まで3週間分の東京ダート1600m結果から
6番人気以下の穴馬で絞り込むと
2週目までは8番より外枠しか来なかった穴馬が、土曜の12Rを境に4頭も絡みましたか・・・
一応いつもの馬番を16~13番、12~9番、8~5番、4~1番で区切り、馬場状態でも分けた表を。
人気は5番人気以内、穴は6番人気以下(※今回は16頭フルゲート戦に加えて15頭立ての3レースも集計結果に加えています)
表1
12~9番の人気馬が1頭だけですか。出来るだけ外枠が有利だけど、8番から外ならそんなに変わりはないだろうというスタンスでいましたが、これだけ偏差が現れるとは盲点でした。
少し視点を変えてみましょう。
5番人気以内の馬が16~13番、12~9番、8~5番、4~1番の4区分の中に何頭入り、そして何頭が馬券に絡んだかを表にしました。
まずは開幕から2週間 表2
そして先週土日の2日間 表3
問題の12~9番枠の人気馬では、先週の2日間では3頭と少なめですが、最初の2週間は11頭出走していますから、極端に人気馬がいなかったんだとは言えません。それで複勝率9%ですから、何らかのバイアスが掛かっていると考えていいいでしょう。
改めて12~9番枠から馬券に絡んだ人気馬1頭と穴馬5頭を列記してみましょう。
1/26 6R ダノンレジェンド 11番枠 1番人気 2着 ※凍結防止剤
1/26 8R ロジテール 10番枠 6番人気 1着 ※凍結防止剤
同 コスモパルダ 11番枠 7番人気 3着 ※凍結防止剤
1/27 9R ブライアンズオーラ 12番枠 7番人気 3着 ※凍結防止剤
2/2 3R ブルーローズ 9番枠 12番人気 2着
2/3 3R ドゥリマーズドリム 9番枠 11番人気 2着
最初の4頭は凍結防止剤散布の開幕1週目。2週目に9番枠から2頭絡みましたが、12~10番枠は人気・穴馬とも完全に死に目となっています。
それを踏まえて、2週目以降をもう一度区分表で、
表4
表3で『8~5』番枠の複勝率が『16~13』のそれを上回ったこと、
及び表4から、『9,8~5』≧『16~13』>『4~1』>>>『12~10』 現時点ではこの程度のバイアスが導き出されるのではないでしょうか。
週末の府中市は、金曜に雨の予報が出ています。土日はともに晴時々曇で、最低気温は土曜3度、日曜0度。マイナスにならなければ凍結防止剤は散布されないと思うので、金曜の雨がどれくらい降るのかだけがバイアスの変動に関わってくると見ています。
ではこのバイアスの原因は何か。
今回は少々話が長くなりますが、お付き合い下さい。
競馬界の重鎮、柏木集保氏がnetkeiba.comに掲載している根岸S(凍結防止剤を散布した開幕週)の重賞レース回顧で、次のように述べられています。
「この日のダート戦は明らかに内枠不利。距離を問わず、根岸S以外のダート6競走の連対馬は「15、10、13、16、15、14、12、14、16、13、15、8番」である。明らかにインの砂が深かった。」
開幕週の露骨な外枠有利な状況については、リアルタイムでこのブログに紹介してきました。柏木氏に上記の回顧記事を発表された時は、バレちゃったかwの思いでした。
柏木氏が馬券検討の際に馬番を考慮していることは、これまでの回顧記事からも伺えます。私が柏木氏の予想を参考にするかはともかくとして、競馬評論家の標準的な見方を伝えるものとして、柏木氏の記事を楽しみしていることを始めに申し上げておきます。
しかし『明らかにインの砂が深かった』と結論付けるに至るには、柏木氏はどのような検証過程を経たのでしょう。
考えられるのは、次の4通りでしょうか。
ひとつひとつの可能性を探るのは野暮というものでしょう。
では、私から反論めいたことを。
開幕初日の1/26土曜3R(新馬戦)では、15番から逃げたフリークエンシーがバックストレッチ残り1200m位の地点から内ラチ沿いを奪い取り、そのまま2着に粘りこみ。自身上がりは40.4秒。13番マルマロスは4コーナーまで内ラチ沿いから2頭目を進みながらの3番手、直線ではフリークエンシーのさらに内を掬って3着に来ています。自身上がりは40.4秒。(レース上がり40.2秒)
1/27根岸Sの2つ前9R(1000万下)では、8番ケイアイアポロンがバックストレッチ残り1200mでは既に内ラチ沿いを進み、そのまま最終コーナーへ。直線向いて残り200m迄は内ラチから3頭目を進みながら着順を上げていき、ラスト200mハロン棒手前から最内に突っ込み2着に飛び込んでいます。自身上がりは最速の36.6秒。(レース上がり37.6秒)
『明らかに砂の深いイン』を進んで、さほど評価をされていなかった8番人気の馬が上がり最速を叩き出せるものでしょうか。
当ブログに紹介するようなデータを集め始めてから約2年、検証されない格言のようなものや思い込みの記事が多いなぁと感じ始めたのが、このブログを始めたきっかけでもあります。
その中に、内枠の馬が来ないとすぐにインの砂が深いと結論づけてしまう論調についての反論も、いつか書く時が来るだろうと考えていた事案でした。
私は少なくとも開幕1週目のホームストレッチは、逃げ馬が粘れて番手も踏ん張れて、中団後方からも馬場の中央を伸びて来れる、どこを通っても有利不利のない公平な馬場状態だったと考えています。
問題はバックストレッチ側ではないかと。
凍結防止剤を散布した1週目は15番枠の馬が5レースすべてで馬券に絡みました(6人気 7人気 2人気 7人気 11人気)。しかし、ホームストレッチを向いてからのコース取りは様々です。
となると、芝との繋ぎ目付近から隊列がほぼ決まる残り1200mハロン棒付近の向こう正面で、15番枠の馬が走り抜けるであろうコース取りの左右数メートルのダートに、脚抜きがよく、スタミナをロスしない特殊なバイアスが掛かっていたのではないか、と見ています。
下記は、JRA競走馬事故対策防止委員会なるところが『馬場を守る機械』という小冊子で紹介している文言と、ダートコースの砂の厚さを調整する機械だそうです。
リンク先は JRA競走馬事故対策防止委員会『馬場を守る機械』 平成元年9月発行とだいぶ古いものになりますが。
馬場造園課が『クッション砂の砂厚を調整(9.0cm)』(JRA馬場情報より)した開幕前日の1/25金曜日の府中市の天候は、『晴れ 最高気温13.4度 平均風速1.4m(最大風速4.2m)』とすこぶる穏やかな天気でした。従って、この週に『雨や風』でインに砂が流れたという説は無理筋です。
となると、『明らかにインの砂が深かった』この主張を押し通す事は、レベルハローの砂厚測定値をインの部分だけ『故意』に厚めに設定したと糾弾することと同一ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
また、『厚さが均一であることが特に重要です。』と謳っているのにもかかわらず、『厚さを故意に均一にしなかった』のならば、
JRAの基本方針の3
私たちは、快適で安全な環境のもと皆様から信頼される公正な競馬を着実に実施していきます。
に背く行為ですね。
さらに、競馬法第三十二条の五
または、競馬法第三十二条の六
に違反しますね。裁判に勝てます。ぜひ訴訟を。
フザケて言っている訳ではありません。JRAの情報公開を進めるには、一度裁判でも起こされたほうがいいんだろうな、と前から思っていましたし。
例えば上記の小冊子には、素晴らしいデータ解析装置が紹介されています。
既に昭和60年からこのようなデータ解析を行なっているわけです。なぜ公表しないのか不思議でなりません。公開されたデータを馬券購入のヒントに活用するかどうかは、こちら側の問題です。各々が判断しますから。公開して需要がなかったら廃止すればいいんです。
我々はJRAというお釈迦様の手のひらで遊ばせてもらっていることを充分認識しています。その手のひらをもう少し広げてほしい。開かずの扉を開放してほしい。それだけなのに。そうしたら、もっとお金を落とすよと言ってるのに、このお釈迦様は融通が効かない訳です。
やはり裁判を起こしてもらわないとw
5月には一般のニュースでも取り上げられた重大な判決が待ってます。その事案で競馬マスコミが何かしら行動を起こすという話は聞かれません。全国の競馬ファンのために、俺たち競馬マスコミが競馬界を守るんだ!くらいの気構えで一石を投じて欲しいものです。
でないと、上司や部下の仕事ぶりに不満たらたらで、赤ちょうちんで酒を煽りながら愚痴を言う声はでかいのに、翌日の会社では何も行動を起こさないサラリーマンが浮かんできます。
ついでに余談をもうひとつ。
ダート=砂絡みで、今年もダービーの頃になると俄に話題に上り始めるであろう緑の砂について。
これですね。
ある派もない派も、そろそろ次のステージでの議論に昇華させていく時期ではないですか。
ここまで問題がこじれたのは、ない派の問題意識や観察力の低さは言うに及ばず、ある派の取材能力(もしくはジャーナリズム精神)の未熟さだと思うんです。週末競馬ファンの私程度でも、こういう写真が入手できるのですから。
物的証拠を揃えないで、口頭で『やっただろ!お前だろ!』だけでは、容疑者を落とせるはずがないでしょうに。
いや、JRAを犯人扱いしているわけじゃないですよ。例えばの話で・・・
緑の砂はどこで誰が精製しているのか? そもそもJRAのダートに使用される砂の納入業者はどこか?
JRAが回答をむにゃむにゃするなら、納入業者を探し出して取材を申し込んでみるという手もある訳で。
納入業者のパンフレットにはきちんと書かれていますよ。
JRA(日本中央競馬会)への当社商品の納入実績をご紹介します。現在、競馬場ダートにおける当社の砂のシェア率は、ほぼ100%という数字を誇っています。下記一覧表は、日本全国の競馬場で当社が信頼を得ている証です。
と、誇らしげに。
ちなみに、東京都内への納入実績です。
ここで問題なのは、JRAが公開している工事・調達情報の中に、この納入業者の名前が一切見つけられないことでしょう。
新たな問題を投げ掛けておきます。
隠したいんでしょうかねぇ。
納入業者は堂々と公開してるのにw
断っておきますが、私は誰を擁護するつもりも文句ばっかり言うつもりもありません。ある派もない派も、JRAも赤ちょうちんの親父さんも、みんな今よりレベルを上げようよ、と。
で、馬券をもっと当てやすくなるような情報かどうかはこっちで判断するから、持っている情報は出来るだけ公開して、憶測のない事実のみを記事にしてね。そしたらもっとお金を落とすから。そういう立ち位置です。
閑話休題
では、外枠しか来ない極端なバイアスの原因とは何なのか。
春から秋の時期にかけて開催される競馬場では、晴れて気温が高くなるであろう日にダートコースの乾燥を防ぐため、昼休み(概ね4Rと5Rの間)に散水車が出動して水を撒きます。そう言えば、と思い出す人もいるのではないでしょうか。
今度その場面に出会したら、よ~く観察して下さい。気づくはずです。馬場一面に散水したのに、その乾き方にムラがあることを。
ほとんどの場所で乾き始めているにもかかわらず、1時間以上経っても湿ったままの場所があることを発見したあなたは幸運です。次のダート戦では、その湿ったままのコースを長く走る可能性の高い馬番の馬を狙い撃ちしましょう。
写真は 早稲田大学テンポイント・ブログ @フサイチネット発 からお借りしました。
2010年3/11 競馬の情報発信スペースGate J にて、『馬場のすべて教えます』という講演会が催され、イベント終了後の抽選会で景品としてプレゼントされたダートコースの砂だそうです。本物です。
一見してどうでしょうか。だいぶ砂粒の大きさにムラがあるとは思いませんか。小砂利みたいなものも散見されます。
そういうことだろうと思うのです。
写真の砂粒の大きさの割合を仮に、~1㎜の粒30%、~3㎜の粒50%、~5㎜の粒20%の配合率だと見立てましょう。
JRAは、ダートコース全面に厚さ9cmで均一に調整する機械の開発には成功し、導入できたけれど、上記の配合率を維持しながら均等に砂を撒く技術はまだもっていないのだろうと。
この配合率の偏差こそが馬場バイアスの本当の原因ではないかと。
先に挙げた納入実績表をもとにすると、開催前に新しく補充する重量は数百tにも及ぶでしょう。
ホームストレッチでは概ね納入時の配合率通りに敷き詰めることができたが、バックストレッチ残り1200mから1000mの内ラチから3頭分は~3㎜の粒の割合が45%、1600mスタートの芝との繋ぎ目部分から残り1200m付近の中枠から外枠にかけては~3㎜の粒の割合が55%になった。だが、それを確かめる分析ツールを持っていない。これをあり得ないと言い切れるでしょうか。
数字はあくまで仮定です。49%と51%でもいいんです。数百tの砂を機械的に撒いた場合に±何%の偏差が生まれるのかは、検証するすべのない私には分かりません。故意ではない自然発生的な偏差とお考えを。
しかしその結果、既に述べたように、水捌けの非常にいい場所=乾きやすくパワーのいるダートと、いつまでも含水率が高く湿ったままの箇所=走りやすいダートが発生するのは、昼休みに散水したダートの乾き方にムラがあることから事実です。
そして枠の有利不利が発生する。
これ以外に、なぜ水捌けのいい場所と悪い場所がコースに現れるのか、今の私には思いつきません。
昼休みの散水は、春から秋の暑い日に競馬場へ行けば、誰もが目撃できます。
興味があれば、ぜひ競馬場へ足を運んでご自身の目で確かめて下さい。
まずは先週日曜1レース分を追加したものから
今開催、6番人気以下の穴馬は16頭すべてが8番から外枠の馬番です。
先週書いた通り、『人気馬は若干走りにくい内枠からも能力で克服できるけど、穴馬はやっぱり走りやすい外枠からしか絡めない』
⇓
『穴馬は外枠から』でOKでしょう。
先週UPした2012年冬開催の結果と比較してみると、母父サンデー系が目立つようです。
母父サンデー系で絞り込むと
ついでに、父サンデー系で絞り込むと
父サンデー系を除いて絞り込むと
母父サンデー系を除いて絞り込むと
父&母父両方からサンデー系を除いて絞り込むと
土曜日にダート1600m戦は3鞍予定されています。
3レース目の未勝利戦を見てからの判断になりますが、思惑通りなら、午後の2鞍が楽しみです。
下記に明日行われる3鞍の出馬表を載せておきます。
※人気はnetkeiba.com 0時現在位のものですので、締め切り間際には大きく変わる可能性があります。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 ブライアンズタイム編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/3現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
東京ダート1600mの攻略の切り口を語るのに、前回のシンボリクリスエスの他にあと2頭の紹介が必要なようです。
今回のキングカメハメハ編と明日もう1頭を紹介してから、改めて先週までの結果UPやフェブラリーSへ向けての考察を2週間ぶち抜きでやっていこうかと。
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/3現在。前回のシンボリクリスエス産駒と合わせるために、2010年以降としています。
2月は、とことん東京ダート1600mにこだわっていきたいと思います。
先週までのデータは次回UPしますが、その前に東京のダート戦を攻略するにはこの産駒の把握が欠かせません。
クラスの壁にぶつかる種牡馬と超える産駒 今回はシンボリクリスエス編
※△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいるコース&馬場。
※集計期間は2010年~2013/2/3現在。最近の活力を知るために、2010年以降としています。
東京ダート1600mの外枠への偏りについて
昨日土曜の3レース分を追加した結果から
7レースで3リアライズクレアが3着に来た時に、やはり馬場造園課も調整してきたかと思いましたが、恐らくハローがけでダートを丁寧に均しただけでしょう。
過去の経験から、この程度では内外全くの均一公平な馬場にはならないと思います。
先週までの、とにかく人気も穴馬も外枠しか絡まない状況から少しは修正されましたが、『人気馬は若干走りにくい内枠からも能力で克服できるけど、穴馬はやっぱり走りやすい外枠からしか絡めない』という感じでしょう。
『穴馬は外枠から』に修正して大勝負!
と思ったら、本日ダート1600m戦は3Rの1戦だけですかそうですか・・・