競馬 変わる傾向と変わらない鉄則

前週までの馬券圏内馬の血統や馬番を集計し、次週を推理します

馬場回復期のフェブラリーS

2016-02-19 23:57:30 | 東京競馬

前回をまとめると、良馬場(雨中の良は除く)で行われるフルゲート16&15頭立てのレースでは、

1.新馬未勝利から全クラスを対象にすると、巷で言われる通りの外枠有利

2.外枠有利なのだが、13番枠には不審(不振)な谷が存在する

そして、条件を準OPクラス以上に絞り込むと、

3.外枠有利とは言えない。むしろ16番枠の成績が最も悪い

4.後方10番手以降から差し届くのは11~1番枠

5.16~12番枠は中団(4角で先頭からヒト桁番手)を確保していないと厳しい

準OP以上の締まったペースになると、コーナー途中からエンジンを吹かしてラチから10m離れたところを進出!という戦法を取りやすい外枠の差し馬よりも、道中は直線入り口までインでジッとしていて直線だけの瞬発力勝負!という乗り方をする(しかない)内枠の差し馬の方が好結果を上げやすい構造に変わった、と一先ずの見解を示しておきます。そう言えば、普段は外差しが決まるんだけど、平均ペース以上になると大外ブン回しがまるで届かなくなる芝の重賞があるよね。去年もあった。右回りの、何のレースだったかな?

良馬場に関しては、取りあえずこれくらいにしましょう。週末は雨がどれくらい残るかがポイントになりそうなんで。

1年前に整理したものからご覧頂きます。

1.良馬場
 (外枠有利

2.良馬場(雨中の競馬↓馬場悪化期)
 (外枠有利
⇓                                                                                                      ⇑
3.稍重(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒4.稍重(雨上がり×→馬場悪化キープ期) ⇒5.稍重(↑馬場回復期)
 (保留)              (中枠有利~外枠)          (外枠有利
⇓                                                                                                      ⇑
6.重(雨中の競馬↓馬場悪化期)  ⇒7.重(雨上がり×→馬場悪化キープ期)    ⇒8.重(↑馬場回復期)
 (外枠圧倒的有利)       (中枠有利~外枠)          (中内枠有利
⇓                                                                                                      ⇑
9.不良(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒10.不良(雨上がり×→馬場悪化キープ期)⇒11.不良(↑馬場回復期) 
 (単軸中枠圧倒的)       (中枠有利~内枠)                           (保留

週の始めには、土曜の雨もそんなに降りそうにないから本番は良馬場でいけるだろう、と読んで前回エントリーを書き始めたのに・・・、30㍉以上の雨となるとパンパンの良馬場は見込めませんな。本来ならば、上記2~11分類すべて昨年分を追加したものを書きたいんですが時間がないんで、5稍重馬場回復期と8重馬場回復期のどちらかになると賭けて紹介します。

5.稍重(↑馬場回復期)

東京D1600m馬番別成績稍重馬場回復期

この内、1着馬の馬番別成績

東京D1600m1着馬の馬番別成績稍重馬場回復期

3着以内なら単・複信頼度共にトップの10番を筆頭に、複信頼度3点台前半がズラリと並ぶ13~10番。次いで3.5前後の16~14番でしょう。また、単軸を狙うなら人気複勝率20%超の16~13番、又は12番が不振ですが16~10番辺り。どちらの馬券を選択するにしても、やはり稍重馬場回復期では外枠の有利は揺らぎません。

良馬場で取り上げた13番の谷はなし。

準OP以上の5レースに絞って脚質と馬番の関係を見ると、4角4番手以内から3着以内は、9番、12番。一方の4角10番手以降から3着以内は、3番、10番、15番、5番。

外枠の差し馬も来ています。脚質を考える必要なし。只々、外枠有利です。

8.重(↑馬場回復期)

東京D1600m馬番別成績重馬場回復期

この内、1着馬の馬番別成績

東京D1600m1着馬の馬番別成績重馬場回復期

昨年の整理時点では中内枠有利としましたが、この1年、8~1番の成績が全くよくなくて、その分16~9番の成績が大きく上昇しています。その流れを考慮するなら外枠重視となるでしょうか。

準OP以上の対象レースが2レースしかないので、ここから先は1000万下条件以上の8レース25頭(3着同着1レース有)をまな板に載せていますが、4角4番手以内から3着以内は、9番、10番、5番、5番、7番、7番、14番、10番。

4角10番手以降から3着以内は、14番、8番、4番、3番、10番、7番、4番、12番、15番。こちらも稍重回復期と同様に、外枠の差し馬も来ています。脚質を考える必要なし。

今、単複オッズを確認しましたが、なるほど、今年はモーニンを除いて内枠に人気馬が集まった訳ですな。面白そうなレースになりそうです。



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