競馬 変わる傾向と変わらない鉄則

前週までの馬券圏内馬の血統や馬番を集計し、次週を推理します

後藤という騎手

2015-02-28 23:56:55 | 騎手

例えば、前走(10-10-10-9)で走った馬に乗り替わり依頼を受けた時、後藤なら(5-5-5-4)で廻って来るだろうと予想できた。勝つためのポジションを主張する騎手だった。才能がないことを自覚している分、努力と腕と戦術で魅せる騎手だった。信頼できる騎手だった。大好きな騎手だった。

バカ野郎

合掌


東京ダート1600m 馬番別成績 いつでもどこでも外枠有利という訳ではない

2015-02-19 21:07:09 | 東京競馬

4つ前のエントリーで約1年間の馬番別成績を載せましたが、今回は2010年まで遡って調べ直したものを紹介します。ちょうど須田鷹雄氏がフェブラリーSに向けて記事をUPしましたので、それと見比べてみるのも面白いかと思います。

東京ダート1600mの外枠有利・内枠不利 netkeiba.com

過去5年間分のレースに範囲を広げることによって、様々な馬場状態別に細かく分析できるようになりました。ひとつひとつデータを見ながらブツブツとつぶやいていこうと思います。馬場状態の分類は以下の11通りです。

1.良馬場

2.良馬場(雨中の競馬↓馬場悪化期)
⇓                                                                                                    ⇑
3.稍重(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒4.稍重(雨上がり×→馬場悪化キープ期) ⇒5.稍重(↑馬場回復期)
⇓                                                                                                    ⇑
6.重(雨中の競馬↓馬場悪化期)  ⇒7.重(雨上がり×→馬場悪化キープ期)    ⇒8.重(↑馬場回復期)
⇓                                                                                                    ⇑
9.不良(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒10.不良(雨上がり×→馬場悪化キープ期)⇒11.不良(↑馬場回復期) 

集計期間2010年秋~2015年2月15日まで、人気=5番人気以内、穴馬=6人気以下 フルゲート16&15頭立てのレースを抜粋

まずは須田氏のデータと拙サイトのデータとの整合性を確認するために、上記1~11分類をすべて合わせたデータを見ていきたいと思います。尚、須田氏のデータでは16頭立て302レースを対象としていますが、後で細かく分類を分けた時にレース数を確保する為、15頭立てで行われたものを含めて計336レースを対象とします。

東京ダート1600m 馬番別成績

単・複信頼度は1~5人気馬が馬券になる信頼度を数値化したものです。単信頼度を見ると、4.00前後の数字が並ぶ内枠より3.50を切る数字がポツポツ見られる外枠が、さらに複信頼度を見れば、ずらりと3点台前半が並ぶ7番よりも外枠の優秀性が一目瞭然ですね。

また須田氏のデータでは、1枠の勝率4.1%、2枠の勝率4.7%とそれほど大きな差はないのにもかかわらず、単回収率は25%、47%とダブルスコア的な差が開いてしまいます。これはおまけ的発見ですが、1番からは6番人気以下1着馬が1頭も発生していない為でしょう。ちなみに、1番から馬券に絡んだ穴馬8頭は2着5頭、3着3頭。穴馬が1頭も1着になったことがない馬番は他に5番(2着5頭、3着5頭)。こうしたことからも、『東京ダート1600mは外枠有利・内枠不利』という結論に異論はありません。

と、ここで終わってはこのブログを続けている意味がない。本題に入ります。改めて上記の全336レースを先述した11の馬場状態に分類して見ていきます。

1.良馬場

東京ダート1600m 馬番別成績 良馬場⇒

この良馬場の馬番別成績についてはフェブラリーSの前にもう1エントリーを挙げて解説しようと思っているのですが、外枠有利と言える中で13番に谷が発生していることが気になります。この馬番は2010年から単年毎に調べても毎年成績が悪い。5年間毎年成績が悪いとなれば、これは一過性のものではなく何か理由のある成績不振なのかな、と。昨年の覇者コパノリッキーは13番。スローペースを利して楽に2番手を確保しての勝利でした。

2.良馬場(雨中の競馬↓馬場悪化期)

東京ダート1600m 馬番別成績 良馬場悪化期↘

対象9レースの1着馬の馬番は、2(2人気)、13(5人気)、7(4人気)、15(5人気)、4(1人気)、10(9人気)、15(1人気)、11(5人気)、7(9人気)番。

ここはまだパンパンの良とたいして傾向は変わらないと読むべきか、1~3番の成績に目を向けるべきか。

3.稍重(雨中の競馬↓馬場悪化期)

東京ダート1600m 馬番別成績 稍重馬場悪化期

対象8レースの1着馬の馬番は、10(7人気)、14(6人気)、7(1人気)、3(8人気)、2(3人気)、16(1人気)、6(2人気)、2(4人気)番。

内、中、外に3つ山が出来て間に2つ谷が。これだけでは何とも言えないところなので、重馬場悪化期~不良馬場悪化期と流れを見ていく必要あり。

4.稍重(雨上がり×→馬場悪化キープ期)

東京ダート1600m 馬番別成績 稍重馬場悪化キープ期

対象8レースの1着馬の馬番は、6(1人気)、7(1人気)、6(4人気)、7(2人気)、13(8人気)、15(6人気)、11(3人気)、11(4人気)番。

ここは分かりやすい傾向が現れたかな。中枠から外が優勢。

5.稍重(↑馬場回復期)

東京ダート1600m 馬番別成績 稍重馬場回復期

中山ダート1200m外枠有利説のカラクリで述べましたが、この東京ダート1600mでも馬場が乾いていく稍重段階においては、外枠が有利になる傾向が発生しますね。

6.重(雨中の競馬↓馬場悪化期)

東京ダート1600m 馬番別成績 重馬場悪化期

対象5レースの1着馬の馬番は、15(4人気)、10(3人気)、14(4人気)、7(1人気)、3(2人気)番。

10~16番から出走した5人気以内11頭が全頭馬券対象に。一方の1~9番からは14頭中3頭のみ。この3頭は1人気1頭、2人気2頭で3人気以下は全滅。

7.重(雨上がり×→馬場悪化キープ期)

東京ダート1600m 馬番別成績 重馬場悪化キープ期

対象5レースの1着馬の馬番は、16(1人気)、9(9人気)、7(4人気)、14(7人気)、7(1人気)、9(9人気)、12(1人気)、11(3人気)、8(1人気)番。

稍重馬場悪化キープ期と合わせてみると、雨上がりの競馬は中枠優勢と考えていいのかも。

8.重(↑馬場回復期)

東京ダート1600m 馬番別成績 重馬場回復期

稍重馬場回復期と比べて大きく傾向が変わっていますね。もう少し突っ込んで、1着馬の馬番成績を取り上げると

1番と12~15番からの1着は新馬・未勝利戦であること、ペースが締まる500万下条件以上のレースでの1着馬は4~10番からに絞られること、複数頭勝利を上げている馬番は4~8番、唯一の穴馬1着馬が7番から来ていることなどから、中心は中内枠辺りと考えていいんじゃないでしょうか。

馬場が乾いていく稍重段階では外枠有利が発生するが、重段階では中内枠有利。

9.不良(雨中の競馬↓馬場悪化期)

東京ダート1600m 馬番別成績 不良馬場悪化期

対象12レースの1着馬の馬番は、7(1人気)、1(2人気)、7(1人気)、16(1人気)、7(8人気)、6(10人気)、9(12人気)、1(2人気)、6(9人気)、8(1人気)、7(1人気)、8(3人気)番。

重馬場悪化期とは大きな変化が。12レース中10レースの1着馬が6~9番に集中。外枠も見限れませんが、不利と言われる1番の好成績は見逃せません。

10.不良(雨上がり×→馬場悪化キープ期)

東京ダート1600m 馬番別成績 不良馬場悪化キープ期

対象4レースの1着馬の馬番は、12(4人気)、8(4人気)、7(2人気)、10(1人気)番。

稍重馬場悪化キープ期~重馬場悪化キープ期~を通して観察すると、好成績の馬番が外枠から徐々に内枠へ流れているのが分かります。1着馬は中枠からですが、2、3着馬は内枠から。

11.不良(↑馬場回復期)

東京ダート1600m 馬番別成績 不良馬場回復期

対象7レースの1着馬の馬番は、16(8人気)、15(10人気)、13(5人気)、10(5人気)、7(1人気)、5(2人気)、13(8人気)番。

馬場が乾いていく稍重段階では外枠有利が発生するが、重段階では中内枠有利。と来たら、不良馬場回復期はさらに内枠有利かなと想像していたらそうでもない・・・。よく分かりません(笑)。もう少しサンプルレースが増えるのを待つしかないかな。

改めて整理してみましょう。

1.良馬場
 (外枠有利

2.良馬場(雨中の競馬↓馬場悪化期)
 (外枠有利
⇓                                                                                                    ⇑
3.稍重(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒4.稍重(雨上がり×→馬場悪化キープ期) ⇒5.稍重(↑馬場回復期)
 (保留)              (中枠有利~外枠)          (外枠有利
⇓                                                                                                    ⇑
6.重(雨中の競馬↓馬場悪化期)  ⇒7.重(雨上がり×→馬場悪化キープ期)    ⇒8.重(↑馬場回復期)
 (外枠圧倒的有利)       (中枠有利~外枠)          (中内枠有利
⇓                                                                                                    ⇑
9.不良(雨中の競馬↓馬場悪化期)⇒10.不良(雨上がり×→馬場悪化キープ期)⇒11.不良(↑馬場回復期) 
 (単軸中枠圧倒的)       (中枠有利~内枠)                           (保留

良馬場雨中の競馬と重馬場雨中の競馬の傾向を鑑みれば、その中間の馬場状態である稍重雨中の競馬はサンプルレースが増えてくれば外枠有利に収束するのではないかと想像したいけど。同様に、不良の回復期も8.重(↑馬場回復期)や10.不良(雨上がり×→馬場悪化キープ期)よりも内枠に有利な状況が見えてくるのではないかと思うんですが、こればっかりは現状では何とも言い切れません。

ただ、いつでもどこでも東京ダート1600mは外枠有利という訳ではないということは、断言したいと思います。不良馬場や重の回復期、そして雨上がり後の馬場悪化キープ期などは、はっきりと中枠有利の傾向が見て取れますから。


東京芝1600m Dコース 馬番別成績

2015-02-06 23:26:31 | 東京競馬

今週の重賞、東京新聞杯が行われる東京芝1600mDコースの馬番別成績について、見ていきたいと思います。

集計期間2010年~、人気=5番人気以内、穴馬=6人気以下、フルゲート16&15頭立てのレースを抜粋

まずは芝もダートも良のいわゆるパンパンの良馬場

東京芝1600mDコース 馬番別成績 良馬場

軸を決めるタイプの馬券なら、8番より内、を狙うのが確実性が高いでしょうね。穴馬もグラフでは中内枠辺りに一山盛り上がりがあります。全30Rで9~15番から穴馬が激走するのは7頭。最大7/30=23%、10レースやって2レースちょっとの出現率しかないのであれば、この辺りの穴馬には一切目を瞑って、残り77%の可能性に賭けるというのは現実的な対処法でしょう。ただ注意しなければならないのは、大外16番から飛び込んでくる4頭。揉まれずに回って外に出したら届いちゃったというケースは、色んな競馬場の色んなコースで見かけられるのですが、この東京芝1600mDコースでも発生することがあるんですね。また、穴馬は14番からも2頭来ているんだから、14~16番まで広げて気をつけなくてはならないんじゃない?という意見はあるでしょうし、それもごもっともだと思いますんで、その辺は読まれた方の裁量次第で。

ちなみに、16番から激走した4頭は、

全頭サンデー持ち。そして、10人気くらいまでが限界なのかな。

次は、芝良でもダート稍重~不良の馬場回復期の良馬場

東京芝1600mDコース 馬番別成績 回復期の良馬場

これまで該当レースが7レースしかないし、今後1人気が1頭コケるだけで単・複信頼度の失点が大きく加算されるので、数字が安定するサンプル数が確保されるまではほんの参考程度に眺めて頂きたいんですが、Dコースではパンパンの良馬場に比べて回復期の良馬場のほうが、好走信頼度の高い馬番が内枠から中枠に移動する傾向が見られます。これは芝1600mに限らず芝1400mや芝2000mでもそうなんですね。私も良馬場をパンパンの良と回復期の良に分けて分析するようになって、初めて気がつきました。

対象7レースの1着馬の馬番は、5(4人気)、1(9人気)、8(1人気)、9(2人気)、8(6人気)、4(6人気)、9(3人気)番という内訳になっとります。単軸馬券なら9番より内、もしくは12番より内、とボーダーは曖昧にしておきましょうか。

しかし、稍重~不良の馬場回復期を見ると、再び内枠が息を吹き返します。

東京芝1600mDコース 馬番別成績 回復期の稍重~不良馬場

対象7レースの1着馬の馬番は、1(5人気)、6(8人気)、4(1人気)、6(1人気)、10(3人気)、3(5人気)番。

1~7番の人気馬の複勝率10/15=67%。8~16番2/15=13%。10番から1着になるようなレースに遭遇したら事故だと割りきって、単軸・連軸・複軸すべて7番より内、の買い方が賢明でしょうね。

ちなみに、馬場回復期を良~不良馬場までトータル13Rでまとめてみると、

東京芝1600mDコース 馬番別成績 回復期の良~不良馬場

こちらのほうが、パンパンの良と比べて中枠の成績優秀さが分かりやすいかな。

東京新聞杯が行われる日曜日は回復期の良馬場、または回復が遅れても稍重の回復期と読んでいたんですが、何やら雨の心配が出てきました。

良~不良の馬場悪化期(雨中の競馬)

東京芝1600mDコース 馬番別成績 馬場悪化期

対象5レースの1着馬の馬番は、10(3人気)、11(4人気)、5(1人気)、5(6人気)、7(3人気)番。

1~8番の人気馬の複勝率8/15=53%。9~16番4/10=40%。ん~、絞り込み辛いか・・・。複信頼度に優秀な数字が並んでいる2~6番に絞り込むと、7/11=64%。この辺の複軸中心か11番まで広げての単軸狙いか。また、馬券に絡む馬の平均人気は3.3倍。これまでに見てきた良や馬場回復期に比べて、固い決着で収まる傾向が見られます。

最後に馬場悪化キープ期

雨が止んだ後、しばらくの間は含水率の減少が始まらずに重い状態がキープされている時間帯があるだろうということで、馬場回復期からは分離しました。のですが、この境界線が難しい。

もし、後追いでデータを集めてみようという奇特な人が現れて、集計してみたら全然数字が違っていた。となったら、大きく信頼性が揺らぐ訳で。そうなってから、「(馬場悪化キープ期と馬場回復期に)馬場差はありま~す!」と某小◯方女史のように主張しても後の祭り。なので、出来るだけ恣意的な判断でしていると思われてしまうような区分けは避けています。

具体的には、雨中のレースで重馬場まで悪化した後、雨が止んだ=次のレースから馬場悪化キープ期。そして、稍重に回復するまでは(またはダート馬馬が一つ回復するまでは)、この馬場悪化キープ期に設定しよう、と。従って、稍重に回復する直前のレースなどは確実に含水率が減少していると思われるのですが、それじゃ2つ前は、3つ前はどうなの?と議論していくと、誰もが納得いく境界線は引けないと思う訳ですよ。JRAが含水率を発表してくれるようになれば、一発で回答が出るんですけどね・・・。ということで、JRAホームページのレース結果を誰かが後追いで集計しても同じ数字が導き出されるように、上記のような線引を採用しました。ですから、この馬場悪化キープ期と馬場回復期との境界線は、今後修正される可能性が高い、ということをご承知置きの上で、ご覧下さい。

東京芝1600mDコース 馬番別成績 馬場悪化キープ期

対象4レースの1着馬の馬番は、10(4人気)、11(2人気)、10(6人気)、9(2人気)番。

1着馬の馬番が偏ってます。そして、最内枠の成績がハッキリと悪い。ちなみに、該当4レースはすべて稍重まで悪化した後に雨が止んでいるので、稍重の馬場悪化キープ期という区分になります。上から3つ目に紹介した稍重~不良の馬場回復期とは、バイアスが変化していますよね。

と、まぁ、こんな感じで今年は重賞を追いかけていきたいと考えているんですが、よろしくお願いします。

ここまで書き上げてビールをプシュッとやりながら東京新聞杯の確定枠順を見たら、フルーキー10番、エキストラエンド12番、サトノギャラント14番、タガノグランパ16番、そしてシャイニープリンス4番ですか、なるほど。好枠に恵まれたのはシャイニープリンスと天候次第でフルーキー。穴では5マイネルメリエンダ、6ヴァンセンヌが、どんな天候になってもよさそうです。


キングカメハメハ産駒とシンボリクリスエス産駒の反比例なダート馬場適性

2015-02-04 00:10:57 | 種牡馬

キングカメハメハが産駒JRA1日最多勝記録を樹立しました。内訳は東京4勝、京都7勝の合計11勝。芝6勝、ダート5勝と芝ダートを問わずのオールマイティな暴れっぷりでした。

キングカメハメハ産駒は、芝コースで馬場回復期が大得意だと書いたことがあります。日曜の芝は東西ともに終日良馬場で行われましたが、ダートは重馬場でした。拙ブログでのデータ集計では、この日の馬場状態を回復期の良馬場に設定しました。良馬場であるとしてもダートに稍重以上の水分が残っているのであれば、しばらくは含水率が減少していく過程=馬場回復期にあるのではないかという考えからです。詳しくは、過去記事をご覧下さい。

フジキセキ産駒とキングカメハメハ産駒の狙える共通点

日曜の芝はキンカメ産駒の得意な馬場だったと考えられます。そしてダートもまた、キンカメ産駒の得意な馬場になるだろうと予想した方がいます。

亀谷敬正『血統ビーム的・傾向と対策』ー根岸Sも東海Sと同じ狙いで

バレちゃったかなとw 

まぁ、最初に発表した人が一番偉いということで、素直に脱帽します。最近、亀谷氏を始めとして、水分を含んだ状態から徐々に乾き始めた=馬場回復期が得意な種牡馬に言及し始めた予想家が増えた気がします。これは、競馬ファンにとっていい傾向だと思うんですね。そこで、亀谷氏の主張を補強するデータをお見せしたいと思います。

2012年夏の新潟開催、ダート1800m全レースの結果を日程順にどうぞ。

この年の新潟は7月26日頃に梅雨明け。

北陸地方 過去の梅雨入りと梅雨明け(確定値)

新潟県新潟市松浜 過去の気象データ (松浜は新潟競馬場から車で10分程度の海岸)

7月12、15、17日にまとまった雨が降った後は晴天が続き、8月13、15日に10㍉超降るも焼け石に水で18日の開催では良馬場施行、以降は最終週まで馬場に影響を及ぼすような雨は全くありませんでした。JRAが含水率を発表していない現状ではいつからなのか断言できませんが、後半のある時点からはこれ以上含水率が減りようがないパッサパサの良馬場だったと思います。

そこでキンカメ産駒の出現の仕方をご覧下さい。

前半戦は頻繁に馬券に絡んでいたものの、後半2週間は全滅です。

一方では、パッサパサの良馬場になって出現頻度が増加していく種牡馬がいます。

両雄並び立たず。