競馬 変わる傾向と変わらない鉄則

前週までの馬券圏内馬の血統や馬番を集計し、次週を推理します

今年最後の開催日

2013-12-23 12:21:33 | 中山競馬

いつか2013年の競馬をリアルタイムで知らない世代に語る時に、ビール3杯は軽くイケてしまうようなレースを見せてくれました。

オルフェーヴル、ありがとう。

さて今年最後の開催日、中山ダート戦の土曜日から先ほど4Rまでの結果を追ってみました。何度も書いていますが、馬場回復期は外有利。参考になれば幸いです。

 


有馬記念 攻略の切り口

2013-12-21 12:15:03 | 中山競馬

過去成績

出走表

有馬記念は好きな馬を応援する、というスタンスでいいのではないでしょうか。オルフェーヴルは私が好きだった過去の名馬と比べても異質な存在でしたね。サッカーや野球選手のプレー、あるいはバンドの演奏を見て、上手い!とか凄い!とか賞賛が喉奥から力強く発せられるのではなくて、すげぇ~~~と呟きながら思わず笑みが溢れてしまうような、そんな馬、そんな演者でした。長嶋茂雄的とでも言えばいいのでしょうか。

『オレがポカしたから馬券を外した?当たった外れたで一々騒いでんじゃねぇよ。小っせぇなぁ、お前ら。 競馬の面白さはそこだけじゃねぇだろうよ』

阪神大賞典の逸走後、調教再審査で厩舎関係者が腫れ物に触るような態度で接していた時も、

『ハンディだよ、ハンディ!あっさり勝っても面白くねぇだろうがよ。まぁ何だな、あれだけ外を回っちゃったらオレ様でも少し厳しかったかな。でもよ、それが分かれば充分だろうよ。なのに何だよ、お前らのよそよそしい態度は。それに何でいつもと違うコースで調教しなきゃなんねぇんだよ!ちっとは信用しろよ。本番では遊ばねぇよ!さてはあれか、お前らは悪さした相手がゴメンナサイと言わないと許さないクチか。馬鹿野郎!絶対謝らねぇからな。・・・態度で察しろよ、バカヤロー・・・』

ショボンとした姿には、そんな心情が表れていたのではなかったのかと想像してしまいます。

オルフェーヴルのラストラン。泣いても笑っても、彼らしいレースぶりを期待したいと思います。


本日、芝は稍重、ダートは不良馬場からスタート。天気は晴れ。馬場状態は回復しながらのレースが続くでしょう。

芝の回復期は内、前有利。ダートの回復期は外有利。

特に芝は結構な雨の後にはエアレーション効果が薄れ、ただのエクイターフ馬場に戻ってしまう可能性があります。夏の新潟、秋の中山の時計の出方をみると、先週より1秒は早くなるかもしれません。

本日の出馬表(新馬戦、障害除く)を貼っておきますので、有馬記念の資金稼ぎに使えれば幸いです。

1R結果 9(1番人気)⇒13(3番人気)⇒8(8番人気) 外有利

2R結果 14(1番人気)⇒16(4番人気)⇒15(9番人気) 外有利

3R結果 10(9番人気)⇒8(2番人気)⇒4(1番人気) 内、前有利


朝日杯 攻略の切り口

2013-12-15 12:35:33 | 中山競馬

過去成績

出走表

種牡馬のクラスの壁

※クラスの壁は、2012年リーディング30位以内は2010年以降を、30位以下については延べ出走数約1,000頭を目処に2010年以前にも遡って集計しています。△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいる条件。

※ナイキアディライト産駒は今年デビュー。産駒の芝成績は、朝日杯に出走するマイネルディアベルのみが馬券に絡んでいます。中山芝1600m外は初出走。

 

中山芝1600m外の穴馬の狙い方は昨年の記事を参考にしてもらえればと思います。

朝日杯FS 今の中山芝1600m外 芝は生きている

芝は生きている、と書いた通りに、今年の傾向もまた昨年とは変わってきています。今開催芝1600m外フルゲート&15頭立ての4戦の結果がこちら。

昨年よりやや内枠側に意識を持ったほうがいいでしょうか。

また今開催では母父サンデー系が猛威を振るっています。先ほどの4R(芝2000m)でも、母父サンデー系のワンツースリー決着。

城崎氏が、JRAは固い馬場から軟らかい馬場へと造りを変えてきているとおっしゃっています。この件については、私も近いうちに取り上げたいと思っていますが、この変化がサンデー直系の天下を覆すことになるかもしれません。

朝日杯での母父サンデー系は3頭。いずれも6番人気以下の穴馬。枠順も穴馬狙いとしては絶好の枠に入りました。


阪神JF 攻略の切り口

2013-12-08 12:32:50 | 阪神競馬

過去成績

出走表

種牡馬のクラスの壁

※クラスの壁は、2012年リーディング30位以内は2010年以降を、30位以下については延べ出走数約1,000頭を目処に2010年以前にも遡って集計しています。△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいる条件。


先週、中山ダートを追跡していきたいと書きましたが、傾向が変わってきています。昨日土曜日までのD1200mフルゲート&15頭立てレース結果から見ていきます。

上表を見ると、まだ内枠が優勢なのですが、本日1Rの結果を含めて細かく見ていくと、

昨日今日の最も内枠から馬券に絡んだのは本日1R目の7番ビックナサンクス(1番人気)で、他は9、13、13、14、14番。6番より内枠から馬券に絡んだのは、すべて先週のレースでのものです。

まぁ、今開催は2ヶ月連続開催なのでまだ勝負を掛けるのは早いと思いますし、ジックリと腰を据えてバイアスの動きを睨んでいきたいと思います。

血統的には、ミスプロ系。これはスタンダードな傾向ですね。もう少し突っ込んで見ていくと、血統表の3代目までにノーザンダンサー系の主流分派(ヴァイスリージェント系、ダンジグ系、リファール系、ニジンスキー系、ヌレイエフ系、サドラーズウェルズ系)を経由しないニアークティック系~非主流ノーザンダンサー系を持つ馬が、出走頭数は多くないのに健闘している気がします。

本日の9Rと11Rの出走表を貼っておきます。表の一番薄い青が非主流ノーザンダンサー系です。


中山D1800mも調べましたので、合わせてどうぞ。

下グラフは本日2R未勝利戦を追加しています。


ジャパンカップダート 攻略の切り口

2013-12-01 11:49:27 | 阪神競馬

過去成績

出走表

種牡馬のクラスの壁

※クラスの壁は、2012年リーディング30位以内は2010年以降を、30位以下については延べ出走数約1,000頭を目処に2010年以前にも遡って集計しています。従ってカネヒキリのJCD制覇はフジキセキの産駒成績には含まれていません。

△印は5番人気以内の人気馬、◯印は6番人気以上の穴馬が馬券(3着以内)に絡んでいる条件。


中山のダートで面白い傾向が出ています。土曜4R分の結果です。

※表の見方

まず馬番を『16~13』『12~9』『8~5』『4~1』番の4つに区切ります。競馬新聞と対比しやすくするために外枠を左側、内枠を右側に配置してあります。
次に左表から見ていきます。
良人気は1~5番人気、良穴は6番人気以下が4区分から何頭馬券圏内に絡んだかを示しています。上記では良馬場を見ると『4~1』番から人気馬4頭が絡み、穴馬は1頭です。
次に右表は1~5番人気を対象に、各区分から何頭出走し、その内、何頭が馬券圏内に入ったかを示しています。上記では『4~1』番から5頭が出走して4頭が3着迄に入り、その複勝率は80%となります。

『中山ダート1200mは芝を長く走れる外枠有利』と言われますが、真逆の結果ですね。

本日1Rも、1(1番人気)⇒6(7番人気)⇒11(4番人気)という結果でした。これで『4~1』番から出走した人気馬は、6頭中5頭が馬券に絡んだことになります。対して『16~13』番からは1頭が出走して4着。さらに複勝率を下げることになりました。

最近なかなかブログを更新する時間が取れないのですが、この傾向、9月開催から続いています。

年末はもう少し時間にゆとりが出てくると思いますので、これからの中山2ヶ月開催のダートを追いかけていきたいと思っています。

取りあえず、本日7R、8Rの出馬表を置いておきます。