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まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

小悪魔犬子さん

2009-01-03 | ペット
 今日の午前中、犬子さんをお散歩に連れて行っていたときでありました。
 いつものように犬子さんがのびのびとされたうんちの後始末をしていると、突然、犬子さんがけたたましく吠えた
 はっ、として後ろを振り向くと、オスのラブ犬位の大きさの生成りの白さの毛の長いわんこが飼い主さんと歩いているところだった。
 吠え掛かったのはウチの犬なのだが、その白い犬の飼い主のおばさん、いい人で、「あら、ごめんなさい」を連発。
 いえいえ、どうぞお先に行ってください と、犬子さんのリードを短くして持ち、その白い犬が通り過ぎるのを待つ。

 が、しかし、飼い主さんが全身の力を込めて綱を引いているにも関わらず、犬は地面にお座りの姿勢で立ち去ることを全面的に拒否しておりました。
 ずるずると引っぱられ、シャーベット状になった雪のショベルカーのようになってしまっていたりして、もう、お尻ドロドロ
 飼い主さんもその犬の行動に驚いて立ち止まる。
 しかしそのオス犬君、犬子さんに吠え返すわけでもなく、伏せに近い格好で、ひたすら尻尾をブンブン振っておられまして
 はて? と思ったが、次の瞬間、その犬の顔を見て一目で謎が解けました。

 犬でも恋すると判るんですのね
 しゃがみこみ、ウチの犬子さんを見つめるその白の雑種のお目目はもう、ハートマーク、とでも言いましょうか
 人間で言えば、佐藤隆太的なオトコマエと言い切るには若干異論があるかもしれないが、気がいい男の子、という感じのわんこ、完璧ツンデレなウチの犬子さんを好きになってもまずご主人様としもべ、という感じの関係にしかなりえない、という取り合わせだったのですが、彼の目にはもう、犬子さんしか見えてません、状況のようで
 そんな彼を犬子さん、少しはなれたところでちらり、と見ると、たいした興味もなさげにたったかた、と歩き出しました。
 振り向けば、去っていく犬子さんを立ち止まったままじっと見送るしもべ君のいじらしいこと

 いや~。犬が一目ぼれされる瞬間ってヤツを始めてみましたわ
 しかし、犬子さんはこんだけツンデレでもモテモテだつうのに、なぜワタクシにはそういう、目がハートになる というような漫画チックな恋に落ちてくれる相手がおらぬのでしょうなぁ

犬子さんの優しさ

2008-12-16 | ペット
 インフルエンザには根性で罹らないつもりのワタクシ、その覚悟は硬いものだったのですが、伏兵の普通の風邪にやられ、昨日は寝込んでおりました
 つうか、風邪でしんどいのもあったのだが、それより何より、会社に行くのがなんだか物凄く“面倒くさい”だったので、風邪半分、ズル休み半分、といったところでしょうか
 さて、そんなワタクシだったので、朝いつもの時間になっても1階に下りないので、犬子さんは当然お散歩にいけないまま。
 九時に電話で会社に病欠の旨を伝え、その後、一度トイレに行ってからは食事も摂らずそのまま昼まで爆睡
 結局その日は夕方までほぼ眠っていたので、実際身体が疲れていたのは間違いないかもしれません

 その間、母が朝食を持って上がってきた隙にワタクシの部屋に乱入してきた犬子さん、ワタクシの寝ているベッドの足元にちょこんと上がってきて、そのままじっとして動きませんの
 もちろん、まだ朝のお散歩にもいっていないので、トイレもしたいだろうに、母がいくら「お散歩に行こう」と誘ってもシカトを決め込んでおられました。
 一度だけ、母が朝食にと持って上がってきていたトレイをクンクンと嗅ぎに床に降りた以外は、ずっとワタクシの足元で静かに丸くなって。
 昼過ぎ、二度寝の目が覚めたので、ちょっと起きて母の持って上がってきていた朝食のトレイを見てみると、そこには犬子さんの好きなソーセージが2本、目玉焼きに付けてありました。
 低い丸テーブルの上に置かれていたソーセージ、ちょうど犬子さんのぱくっといける高さ、しかも誰も咎める人はいないのに、なのに犬子さん、ちゃんと手(舌?)を付けずにガマンしてましたの
 オシッコも、食欲もガマンしてまで、ワタクシの側にずっといてくれる犬子さん。
 なんとも可愛いじゃありませんか

 その後、「母ちゃんとお散歩に行ってこい」と、ワタクシが何度言っても降りようとしないので、仕方なく、朝食のトレイを持って降りて、ついてきた犬子さんを母に託し、散歩に行ってもらいました。
 やっぱり動物は弱ったものに対して損得勘定抜きで優しいものなのですなぁ
 犬子さんの意外な優しさにうるる、とくるワタクシでありましたが、昨日から犬子さん、ワタクシのお部屋に入り浸りになって、夕べもワタクシのベッドで爆睡されてました
 今現在も、お食事を終えた犬子さん、ワタクシのベッドの上ですでに就寝準備
 考えるに、もともと夜中に乱入してきた犬子さんが重くて布団が引っぱり上げられず、風邪を引いたんじゃなかったっけかな? ワタクシ
 あの~、犬子さん、そろそろご自分のお布団で寝ていただけないでしょうか?
 夜中足を枕にされると結構重くて痺れが来ますのよ

犬子さんのベッド

2008-11-16 | ペット
 年末の番組がもうすでに制作されている今日この頃、今年の大晦日も日テレはダウンタウンの「絶対に笑ってはいけない」シリーズをやってくれるらしい
 今年の舞台は新聞社だそうで。
 どんな笑いの刺客が待ち受けているのか、今年もジミー大西や山田花子がどういうシチュエーションで出てくるのか、浜田や松本が一体何回お仕置きを受けるのか、う~ん、今から楽しみですわ~
 年末まで生きていく気力が少し湧いてくる希望の話題でございましたわ。ワタクシにとっては


 犬子さんのお布団は1階にある。
 ワタクシが量販店から買って来た長座布団の上にオレンジ色の可愛いフリースの膝掛をひいてやったもの。
 犬子さん自身もそこが“自分のお布団”だという自覚がはっきりとある。
 母が犬子さんを構って、犬子さんのお布団のところに行って「かあちゃんが寝ちゃおうかな~」というと、どこにいようが風のように現れて 布団の上に寝て他のものがくるのを阻止。
 上に乗っているフリースがずれているのを直してやるだけでも慌てて布団のところに飛んでくる。自分のものなのでとられまいとする顔が真剣なのがおかしいので、母がよくこれをやって犬子さんを構って遊んでいる。んでもって、時々う~っ、と、犬子さんに威嚇されたりしている。アホなお人

 さてそんな犬子さんなのだが、昨夜、ワタクシが風呂から上がると、玄関のところにやってきた犬子さんが外に向かって数回、吠えていた
 近所の家の犬が吠えると、必ず自分も一緒になって吠える近所づきあいのいい犬子さん。
 もう遅い時間だったので、あら、犬子さん、ワンワン言ったらうるさいでしょ、もう、いい子はねんねんする時間だよ?
 ワタクシがそういうと犬子さん可愛い顔をして眠そうにふぁあ、とあくびをして見せた
 もう、ねんねんしなさい、とワタクシが言うと、さっと自分の布団のある部屋の方ではなく、階段の方に向かおうとする犬子さん。
 慌てて、こら、犬子ちゃんのベッドに行きなさい! とワタクシが言うと犬子さん、速攻二階に駆け上がっていきました
 しばらくしてから上がってみると、ワタクシの部屋のベッドの真ん中で人の枕を使って爆睡されておりました
 犬子さんのお布団は下の階の長座布団で、犬子さんのベットはねえちゃんの部屋においてあるベッドのこと、と、犬子さんの常識では定まっておる様子です
 へたに言い間違いはできないことがはっきりと判りました
 
 いいわ、ワタクシがいなくなったら、このベットは犬子さんに差し上げますわ。
 まあ、まだしばらくは使う予定だが

考える犬子さん

2008-11-10 | ペット
 寒いせいか、首の後ろが妙にこる
 寒いと首かすくんで胴体にめり込みそうになるからかなぁ?
 怪しげなモノが憑いてたりしなきゃいいんだけど


 さっき、くるねこ大和さんのブログを見ていたら、トメちゃんがご飯をガツガツ食べ、それをゲロんちょし、その戻したモノの上にタオルをそ~っとかけておく、という習性がある、という話が載っておりましたが、ウチの犬子さんもそれやったことがありますなぁ
 犬子さんもご飯が好物の時はがふがふ食べ、その後、3分ほどしたらうおっ、うおっ、と奇妙な声を上げ、リバースしてくれたりします。しかも結構しょっちゅう
 それを掃除するのはなぜか必ずワタクシの仕事(母はなぜか犬子さんのゲロを絶対掃除しようとしません)、山盛りのドッグフードがほぼ丸呑み状態で残っており、ああ、やはり犬は咀嚼というものをせんのだなぁ。と、しみじみ思います。
 丸呑みするのにやっぱり歯垢が付くので、歯磨きは必須なのですが
 あ、でもゲロっちの時の犬子さんはただ呆然と、戻したものを悲しそうな顔で見ておるだけです。
 犬子さんがヤバイものにタオルを掛けておったのは、別の場合でございます。


 前日の夜中に大きな雷が鳴った次の日、洗面所に行くと、お風呂の窓が開いたままになっていた。それを閉めよう、と、ふとお風呂場の足拭きマットを踏むとなにやらむにゃ、という感触が
 その日足拭きマットには使い古しのバスタオルが上に敷いてあり、そのタオルがなぜか不自然に丸められている、これは…… と思いタオルをそっと上げてみたら……。
 雷の音にビビリまくった犬子さん、洗面所のところでついついウンチをしてしまっていたのです

 でちゃったものは仕方がないのだが、ここでやったらイカンやろう と、犬子さん自身も思ったらしく、嫌いなご飯を出された時、鼻で砂をかけて埋めるしぐさをする要領で、タオルで上手に粗相したものを隠してしまったと推測されます
 さすがにワタクシもビックリしましたが。まさか家の中でウンチを踏む羽目になるとは思いもしなかったもので

 まあ、それにせよ、犬でも猫でも、結構その子たちなりに小さい頭で考えて行動してるんだよなぁ。
 なんか、可愛いなぁ

立冬に思うノラの事

2008-11-07 | ペット
 今日は立冬、暦の上で言うと、今日から冬、なんでございます。
 しかし、昨日なんぞ20度越え、もう少しで夏日? ってな気温だったので、そんな実感全くなかったのですが、今日は一転して、雨も降り、冷たい風に街中の紅葉した木の葉がたくさん風に吹かれて舞い落ちております
 東北の方では今夜辺りぐっと冷え込んで雪になるところもあるかも、だそうで。
 ああ、やっぱり今日から冬と認定しましよう。うん


 そんな寒い今朝、朝、会社用に借りている自分の駐車場に車を停めようと場内に入ると、いつものボロボロのノラちゃんが手前の方の車の下にいるのが見えた。
 ここのところ時々しか姿を見なかったので、お、生きてる生きてる と、ワタクシちょっと嬉しくなりました。
 車を降りると、さっきのノラは、自分も車の下から出て来て、その車の隣の空きスペースにちょこんとお座りをして、ワタクシをじっと見ておりました
 まるで朝の挨拶でもしてくれるかのように。
 眼付き悪いし、愛想ないし、毛並みは最悪に汚れているし、しかもどうやらこの子は右足に怪我をしているのか、いつも足を引きずって歩いている。
 そんな猫なのだが、なんだかいとおしい
 おはよう、元気か? 
 そう声を掛けてやると、ただこっちをじ~っと見ている猫

 その後、客先に行こうと車のところにいくと、ノラはワタクシの車の後ろの小さな草むらで休憩しておりました。
 他にもいっぱい車は置いてあるのに、ワタクシの車の後ろで休憩しているのがまたなんか可愛い
 近頃は近寄ってもさほどフ~ッとかいって怒らなくなったノラ。嬉しいのでちょっと声を掛け、車に乗って出て行くワタクシ。

 夕方の駐車場にはノラの姿は大概ない。しかしあの体裁なのでどこか帰る家があるとは全く思えない。どこかの家の軒下とか、雨を凌げる空間とかに身を寄せているのだろう。
 これからノラの身の上には寒くて辛い冬がやってくる。
 ウチの犬子さんみたいに暖かいふかふかのお布団もなければ、毎日ちゃんともらえる美味しい食事もない。あのノラはこの冬、乗り切って生きていけるのだろうか
 かといって、ワタクシがこのノラを保護してやれるかといえば実際、無理。
 まず、ノラが簡単に捕まるはずがないし、まず病院に連れて行って足を見てもらい、その後ウチにつれて帰れたとしてもウチには猫キチの犬子さんがおわします
 野生のノラと熱狂的猫マニアの犬子さん。どういう事態にになるか考えるだけで恐ろしい
 だけど気になる、ノラのこと。
  
 ああ、早くtotoでも当てて、マンションを購入し、そこでこのノラを保護し、実家では犬子さんを可愛がる、という生活がしたいものです

野良とワタクシ

2008-10-17 | ペット
 ワタクシの会社用の駐車場に住み着いていると思しき猫、ワタクシの出勤の時間には、ほぼ毎朝、藪の祠で気持ちよさげに眠っております
 丸くなって眠っている時もあれば、今日なんぞは仰向けになって、Cの字になって眠っておりました。
 ウチの犬子さんもよくやるあのポーズ、リラックスしている時に動物がやる姿勢のようだが、あの猫、野良なんだけど結構リラックスしているんだなぁ
 野良猫ってモノはもっとビクビクしていて、眠っている時に近づく物音なんかがしたらガバッ! と起きて逃げていくものかと思っていたのだが。
 25~30台くらい車の置ける駐車場で、ワタクシの会社の人も数人そこを使用しているのだが、どうもワタクシのほかの人は誰も猫に気が付いていないようである。
 まあ、出勤前の慌しい時に猫の姿なんぞ別に気にする人はいないか

 さて、本日も仕事が終わり、夕方駐車場に行く。
 いつも朝いる祠を覗いてみたのだが、猫の姿はない。
 午前中は大概この駐車場にいるのだが、午後は姿を見ないことが多いので、別になんとも思わず自分の車のところに行ったのだが、ふと見ると、ワタクシの車の、後輪のところ、車止めの代わりの古タイヤが置かれた場所で、くだんの猫がくつろいでおりました
 嬉しかったものだから、あら、猫ちゃん、こんなところにいるの と声をかける。
 手を伸ばせば触れそうなところにしゃがんで猫に声を掛けると、猫はこっちを向いて鋭い牙を見せて一言、シャーっ、と威嚇の声を出すが、別に逃げる素振りはない。
 相変わらず痩せて汚く、首輪もしてない。右目が少し白く、いつ見ても切った爪の先のような細い瞳孔。もしかしたらあまり目がよくないのかもしれない。しかも無愛想。お世辞にも可愛い猫ちゃん、には程遠いご面相のこやつ

 まじまじ見るワタクシから視線をそらし、背中を向けて丸くなっている猫。
 その猫が聞くかどうかは判らないが、話しかけてみる。
 ウチには犬がいてね、その犬は皆に大事にしてもらって、可愛がられて、いつも皆に撫でてもらって、とっても幸せなわんこなんだ。でも、世の中には捨てられたり、苛められたり、つらい目に遭ってる犬や猫がいっぱいいるんだよね、あんたも一度も人に撫でてもらったことがないんだよね、きっと。
 誰かに撫でてもらうのはね、とっても気持ちがいいんだよ。
 幸せなわんこやにゃんこになれるんだよ。
 背中を向けたままの猫に一人そう話しかけていると、知らない駐車場使用者がやってきた。
 猫に話しかける妙な人、の自分がちょっとバツが悪かったので、ワタクシも猫との会話を切り上げ、自分の車に入り、家に帰ることにした。
 エンジンをかけ、畳んでいたミラーを出し、後ろを見ていると、猫はエンジンの音に驚いて逃げたりもせず、ただワタクシの車が去って行くのをじっと見ていた。
 その姿はどこかとても寂しそうだった。気のせいだろうか
 また来週、朝、あったら声を掛けよう、猫ちゃんおはよう と。
 きっとまた一言、シャーっ、と威嚇の声を出されるだけだろうけど

猫撫で

2008-10-10 | ペット
 昨日、母が、美味しいと評判のパン屋さんの菓子パンを数個、購入してきていたので、朝、朝食代わりに頂く
 ワタクシの食べたのはメロンパン半分と、アンパンマンの顔形の菓子パン。
 サクサクしたメロンパンを食べ終え、アンパンマンの方を一口食べると、口内にむにゅっ、と広がるカカオなお味。
 ……どうしてアンパンマンのパンは、中味が必ずといっていいほどチョコなんだろう
 アンパンマンはアンパンだからアンパンマンなんだよね
 菓子パンの中のチョコがそれほど好きでないワタクシ、ちょっちグレーになりました


 会社に行き、駐車場に車を置く時、よく猫を見かける
 ワタクシの借りている駐車場近辺には猫が多く、この前は駐車場近辺だけで4匹も見た。
 ほとんどが飼い猫なのだが、その中に一匹だけ、生粋の野良らしき子がいる。
 白地に黒と灰色が混じったような毛色の猫。
 しかし、白いところの色は薄汚れて薄いグレー状態、足の先辺りはうっすら茶色になっている。
 子猫か? と一瞬思ってしまうくらい細い。少し前に見たときは目やにも付いていた
 その猫、始めはワタクシの車が駐車場に入ってくると慌てて逃げ出していた
 ワタクシの姿を見ても、慌ててヨソの車の下に逃げ込んだり
 しかしここ最近、ワタクシの車が入ってきても、慌てて逃げ出す、ということはしなくなってきた。

 その猫は朝はいつも、駐車場の奥の壁のところの、ヤブカラシや雑草が生えて壁を覆っているところ、ちょうど朝日が温かく照らす場所の、下の草をきれいに踏み固め、草でできたかまくら、のようなモノを作ってそこに寝ているのを発見いたしました。
 ぱっと見、そこに猫がいるなんて、多分誰も気が付かないようなところ。しかもその猫の汚れ加減が駐車場のコンクリの地面と同化しているから
 車を置いた後、抜き足で近づき、その野良の草かまくらの中で気持ちよさそうに寝ている姿を見るのが最近のワタクシのささやかな楽しみになってきておりました
 さて、そんな今日、いつもとは違う時間帯に自分の駐車場に行くと、ワタクシの車の横の横のスペースの車が出て行っており、そこでその野良がお座りして日向ぼっこをしておりました。
 ワタクシが通りかかっても、こっちを見るだけで別に逃げる素振りも見せません。
 なのでその猫に「ねこちゃん、こんにちは」と、声を掛けても、逃げもせず、「おう」といった感じでこっちを見ているだけでした。
 どうやら野良ちゃんにあの駐車場に車を置く権利、を認めてもらえたようです

 最近、マツケンをナデナデすることができないので、無性に猫、撫でてみたい気もするのですが、猫には猫の気持ちってもんがありますからね
 仕方ない、犬子さん撫でてガマンするか。
 しかし、犬子さん抱っこ嫌いだからなぁ……真っ白な犬毛まみれになるし……

そろそろ秋、だ

2008-09-10 | ペット
 昨夜、寝ようか、と二階に上がって寝る支度をしていると、階下からカッカッカツとリズミカルな足音が
 夏も終わり、明け方あたりには肌寒ささえ感じる今日この頃、犬子さんの中ではすでに“二階が寝室”になってしまった様子で
 ワタクシが二階に上がる時点では、一階の和室の机の下で丸くなって眠っておりましたのに。
 それを確認した際、ちゃんと一階の部屋のふすまは閉めておいたはずなんだけど、犬子さん、爪でカリカリ戸を引っかけて開けて出てきちゃうんだよなぁ(爪サイズが開いたら今度は手、手のサイズが開いたら今度は鼻、顔、胴体、と見事に脱走いたしますの)。
 これを封じるには襖につっかえ棒かなにかでもしなきゃならなくなるけど、そうしてしまったら今度は犬子さんが夜中に喉が乾いても水のみにいけなくなるし。
 また来年、暑くなり出すまで、犬子さんは毎晩ワタクシのお部屋に居座るのでございましょうか。
 夜中にベッドの上でケケケッとか首の辺りを掻かれたりすると、ベッド大揺れで眠りが浅い時は目覚めてしまうのが困りモノなのですが。
 添い寝に関してはねこの方が睡眠の妨げにならずにすむかもなぁ

ハッピーバースデー

2008-08-30 | ペット
 うちの犬子さん、お散歩に行くと、時々人に吠える
 何で吠える? と思ったが、考えてみると、それはいつもワタクシが犬子さんのトイレの後始末をしている時、大概犬子さんは道の街路樹の辺りでなさるので、歩道に背を向けて仕事をしている時、その側を人が通ったりした時に吠えるのだった。
 道行く人は怪訝な顔で犬子さんを見るし、始めは「とぼけちん、何で吠えるのよ」と小言を言っていたのですが、よくよく考えてみると、ウンチの後始末をしている時のワタクシははっきり言って無防備状態でやんす。
 そんな無防備状態だから、背後を通る者に対して犬子さんが警戒して吠えていたのでは? ひょっとしてワタクシを護ってるつもりだった
 そう考えると、結構可愛いやつ とも思います。
 ただし、御通行中のヒトサマには「ごめんなさいね~」と謝まらねばならぬのですが

 うちの犬子さん、おうちでもよく吠える
 特に宅急便とかの人が配達に来ると、これでもか、とワンワン吠える
 だがしかし、この場合、敵意を持って、というより、警戒の裏返しの物凄い興味津々、という部分が多いようで
 昨日も、頼んでいた基礎化粧品を宅急便の人が届けに来た。
 ワタクシが家の中にハンコを取りに行っている間も吠えまくり、しかし、有難いことに配達に来た人は犬が苦手な人ではなかったらしく、僕はいろんな家に行くんで、いろんな家の匂いがするからな、と、平然としてらっさいました。
 ツンツンのクセに男の人に興味シンシンの犬子さん 玄関先から必死で配達の人の匂いを嗅ごう嗅ごうとして、首を伸ばしすぎて前足を踏み外し、玄関のたたきにドシャッと落ちたときは、飼い主として少し恥ずかしかったどす
 そんな間抜けな犬子さんの姿を見て、配達の人は笑って犬子さんの頭をクシャクシャッ、と撫でて帰っていかれました。
 急なことでビックリしたのか、抵抗無しで撫でられていた犬子さん、次の瞬間、はっ、と我に返り、ぶっ、無礼者~っ! とばかりに吠えてらっさいましたが。
 さすが筋金入りのツンデレでやんす

 さて、そんな犬子さん、実は本日がお誕生日でありんす
 八月末に生まれ、十月の半ばにはワタクシの家に連れてこられた犬子さん、おかげで人見知り、犬見知りの激しい犬になってしまいましたが、今ではウチになくてはならない存在となっております
 さあ、お誕生日の今日の晩御飯は何をあげようか? 近所のタロくんはお誕生日の日は高級品の缶詰のごはんを貰うそうな でも、犬扱いすると、犬子さんふてるでなぁ 皆と同じにおいのもの希望! って信念持ってるからなぁ
 とりあえず、元気で長生きしようね、犬子さん

秋が近いせいかしら?

2008-08-26 | ペット
 昨日から母と犬子さんは祖母のところにお泊りに行ってらっさいます。
 庭に出たら帽子もかぶらず何時間でも遊んでいる以外は居間で漬物石のように動かない母と、ひと夏が過ぎ、毛が元のように徐々に長くなってきた犬子さんがいないと、おうちの掃除は非常にはかどります
 この夏、連日テレビを付けっぱなしにして母が見ていたオリンピックも終わり、テレビも付けない、静かな、そして朝の涼しさが秋を感じさせてくれる季節となりました
 
 2階1階掃除機を掛け、階段や居間の拭き掃除をし、たまたま昨日止まった時計の電池を入れなおし、バタバタしていたらあっという間に午後3時頃になって。
 疲れたなあ と、ふと自分のベッドに寝転がっていると、そのままいつの間にか寝てしまっておりました。
 小一時間ほど眠ったのち、ベッドの下の、ワタクシの寝ている足元の辺りでガッガッガッ、と音がしたような気がした。
 それはベッドの下の床に寝ていた犬子さんが、時々自分の首筋を後ろ足で掻いたりする時の音にとてもよく似ていて。
 あれ、犬子さん、何時の間に帰ってきたんだろう? 寝ぼけた頭でふっと身体を起こし、ベッドの下を見てみるが、何もいない。
 そうだよな、今、母と一緒におばあちゃん孝行しに行っているところだし。
 そう思い、ついでにベッドから降り、一階の台所に行き、アイスのバーを取り出す。
 三時のおやつを今食うか、と、アイスのパッケージを取りながら、冷蔵庫を開けても、アイスの袋を外していても、犬子さんがいない、ということがなぜか物凄く寂しく感じた
 
 冷凍庫の開ける音は聞き逃さず、ソファーや椅子に腰掛けアイスを食べるワタクシのすぐ側にお座りし、ちょうだい、と、右手を膝の上に置く、か、ただひたすら、潤んだ瞳でワタクシの顔をまっすぐに見つめ、時には敷物にヨダレ攻撃、という手段を使ってでも、どうにか一口! と迫る犬子さんがいない。
 犬子さんや家族が側にいることが当たり前、そんな日常が、永遠ではない、独りになる時は来るのだよ。そのことがなんだかひしひし感じられて。

 祖母ももう90近い、何時サヨナラの時が来てもおかしくはない。母だって何時までも頑丈に図太くワタクシに鬱陶しがられながらも生きているわけではない。そして、人より寿命の短い犬子さんとのサヨナラはもっと近いかもしれない。
 そう、いつか、ワタクシ、こんな風に、一人で暮す日が来るのだなぁ
 人は生まれてくるときも、死ぬ時も一人。だから別に寂しくなんかないけど。
 取り合えず、犬子さんとのお別れの時には後悔することのない接し方をし、自分が一人で逝くそのときまで、“お金での心配”だけはしない人生がこの先送れますように