まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

仔猫、第二陣、旅立ち。

2015-09-28 | おもろい(?)雑記
 先日、仔猫もらってください、の募集をかけた。
 その日の朝、七時ごろ、速攻電話があった。
 男の人だった。昔、猫を飼っていて、半年前まで飼っていたのだが、親戚の子がどうしてもその猫が欲しいといって連れて帰ってしまってから猫がいないので、飼いたい、とのこと。
 仔猫の里親になりたい、二匹ともでもいい、とのこと。
 仔猫は募集は二匹、で出していたので、ほかにも欲しいといってくださる人がいるかもしれないので、とりあえず一匹お願いします、と言って電話を切った。

 その人は、仕事が終わってから仔猫を見に来たい、と、言っていた。
 そしたら、二匹のうちの、ちょっと小柄な仔猫の家族になってもらうことになるのかな、まるまるしている兄弟猫の方は、きっと、ほかの人が欲しいというだろうから。その時はそんな風に思っていた。
 
 さて、その日、一日待ったのだが、仔猫が欲しいという電話は一件もこなかった。
 普通なら、電話の5~6本は入ってくるのだが、何故かこの日に、この仔猫の件に関しては全く電話はならなかった。
 あさイチでかけてきた人がいるのだから、電話番号が違っていたとかではないはず。
 なんでなんだろう? どうしよう、仔猫、本当に二匹、もらってくれるだろうか?

 夜、仕事の終わったその人と会った。
 本当に仔猫を二匹とも貰ってもらえるのか、と、戦々恐々していたのだが、そのおじさんはとても優しそうな人で、二匹とも自分がもらっても本当にいいのか? と、本当にうれしそうに、猫キャリーに入れて連れて帰ってくださった。
 自分はできないけど、娘に頼んで仔猫写真を送ってもらうから、と、携帯のメアドを聞いて帰っていかれた。
 
 ああ、よかった。
 神仏にお願いしていた甲斐があった。
 きっと、この人以上のいい人がいなかったので、この人オンリーになったのだろう。
 二匹そろってなら、新しい家にも早くなじむし、ああ、神様仏様、ありがとうございます。

 ということで、残りの二匹も、素晴らしくいい人の家族になれました。
 本当に、よかった。

検診には必ず行こう!

2015-09-24 | 
 タレントの北斗晶さんが乳がんであることを発表して、本日、手術が行われたようで。
 元プロレスラーの、しかも鬼嫁を売りにしている、元気印の塊のような人の突然のがん闘病告白。
 ほんとにびっくりしたと同時に、これは自分と全く関係のないこととは言えないことだと気づき、愕然とした。

 毎年乳がん検診や、婦人科検診を受けていたという北斗さん、昨年の秋に検診を受けて、問題がなかったのに、年が明けた一月位にすでに胸に違和感が生じていたとか。
 検診で何ともなかったし、自分の親族等に乳がんの人はいないし、と、それでも違和感がどんどん襲ってくるので病院にかかったところ、すでに二センチ台までがんが成長しているような状態だったと。
 
 四十代という若さが仇になったのか。
 若い人ほどがんの進行は早い。
 リンパへの転移が一番怖い。

 自分の同級生でも、がんに侵され、すでにこの世を去っていった人もいる。
 友達も、乳がんの検診を受けた時、しこりがあることが判明し、その後、検査の結果、悪性のものではないということだったが、今でも毎年乳がんの検診は受けている。良性であろうと、しこりがあるのには変わりはないから。
 私も、毎年はがきが送られてくる、がん等の検診には極力行き、何年かに一回の乳がん、子宮がん検診も受けてはいるのだが、北斗さんのような状況にいつ自分がならないとも限らない。

 人の肉体というものは何とも弱いものだ。
 百年も持たないし、病気は起こすし、怪我をして腕がちぎれたりしたら生えてくるわけでもないし、若いからそういうの全然平気~、なんて本当は言っていられない生き物だということを、皆がよく認識しなくてはいけない気がする。
 
 北斗さん、あなたに何かあったら、ダンナがかわいそうだよ。
 チャコちゃん、チャコちゃん、と、今でもべたぼれの旦那なんだから。
 まだ子供の成長を、旦那と二人でもっともっと見守りたいですよね。

 手術が成功し、抗がんの治療が功をなし、また元気な姿を拝見できることを願っております。  

二人目、お嫁入り決定(^^♪

2015-09-23 | おもろい(?)雑記
 第二陣の仔猫、一匹もらわれてあと三匹、という状態だったのだが、先日、幸運なことにもう一匹、お嫁入りが決定いたしました。

 行先は、70代くらいの女の人のところ。
 その女の人の娘さんが、仔猫をもらい受けてくださると、おっしゃってくださって。

 その人の実家のお母さんのところに、仔猫をもらい受けたい、とのことで、どの仔をもらおうか、と、娘さんと二人でうちに来てくださった。
 実家でも昔、ずっと猫を飼っていたそうだが、つい最近、そこのおじいさんが亡くなられたそうで、一人残されたおばあちゃんが寂しくないように仔猫をもらい受けようということになったそうで。

 ただ、先日亡くなられたおじいさんの祭壇がまだ置いてある状況なので、来月半ば、四十九日が終わったころ、引き取りたいのですが、とのことで。

 おじいさんが亡くなって、四十九日も済めば、家に出入りする人もがくんと少なくなって、慌ただしさで張っていた気持ちの糸がぷつん、と切れたりすることがあるので、そういうときに、新しい家族の仔猫が迎え入れてもらえたら、少しは残された家族の心の張りになれるかもしれない。

 うちの方でも、いっぺんに子供がみんなもらわれて行ったら、母猫がしばらく情緒不安定になってしまうので、貰い先の決まっている仔猫を預かるのは願ったり叶ったり。

 ああ、嬉しや。
 また仔猫がいい人のところに縁付いて。

 後は残った男の子二匹も、良い人のところに縁付いてくれるといいなぁ。

猫にポポ、激震

2015-09-22 | おもろい(?)雑記
 先日、ご近所さんから珍しい果物を頂いた。
 ポポという名の、掌くらいの大きさの、完熟バナナとパイナップルと南国果物の雰囲気をミックスしたような、とても甘い果物。

 果肉はとてもクリーミーで、スプーンですくった感じは柔らかいプリンや杏仁豆腐のよう。
 ただ、甘いのだが、甘さにも香りにも、一種独特の癖がある。
 まあ、この癖を乗り越えたものだけがそのうまみに到達できる、とでも申しましょうか。

 さて、ポポのうまみに到達できている私は昨夜、晩御飯のデザートにポポを頂いていた。
 そこに、ついさっきおねだりをして猫餌をもらったばかりの猫がやってきて、テーブルについてデザートを食べている私の顔を「何食べてんの?」と見上げている。
 こんなもん食べてんだよ、お前さんは食べないだろ、と、スプーンにひと掬いしたポポを猫の鼻先に持って行って匂いをかがせてやった。

 ふんふん、と、二嗅ぎほどした次の瞬間、うおぉっ、うおぉっ、と、猫の背中が二回ほど上下したかと思うと、ほぼ丸のみのままの猫カリカリが、一気に口から飛び出してきた。

 ! と、固まったままの私を残して、猫は、何事もなかったようにさっさと隣の部屋に行ってしまった。
 残されたのは、私とポポと猫ゲロ。

 猫にポポを嗅がせてはいけない!
 猫草も食べないのにストレートでゲロするという恐るべき破壊力。

 しかし、猫が吐くほどの匂いのものを人は食べているということなのだろうか?
 ああ、猫ゲロの始末をいつする? 今、それとも食べ終わってから?

 ちょっとだけブルーになった昨日のディナーでした。

新しい家族

2015-09-19 | おもろい(?)雑記
 あ~、笑神様、終わっちゃったな、残念。
 鉄道BIG4、だけでも特番で復活しないかな。
 内村のわがままのせいで終わってしまったのかと思うとちと悲しい。
 メイン司会者替えて続ければよかったのにな。
 あの人、ロケに行ってないんだし、スタジオで流れる映像に突っ込み入れるだけだったし。

 
 昨日、仔猫一匹、無事もらわれて行きました。
 いつも元気なその子が、朝から少し落ち着いていた、というか元気がなかったのは、やっぱり野生の勘?
 もらって帰ってからも、新しい家族のお宅の人は、数時間おきに仔猫の現況報告をしてくれていました。
 始めは逃げ回っていたそうだが、そのうち、離乳用の仔猫ミルクを飲み、カリカリも食べ始めたとのこと。
 じゃあ、もう大丈夫。

 心配なのは、そのおたくの先住猫の方。
 仔猫見て、ふ~っ、とか怒っているらしい。
 仔猫も可愛いと思うけど、その先住猫ちゃんも、新参者の仔猫以上に可愛がってやってくださいね、そうじゃないと、先住猫がいじけてしまうから、と、アドバイス。

 母さん猫にとっては、一匹、また一匹といなくなってしまって悲しくなるかと思うけど、新しい家族の一員としてこんなに可愛がってもらえるおうちに縁づくのだから、ありがたいと思おうね。

 ちなみに、昨日、仔猫をもらって行ってくれた人は、スーパーの袋いっぱいの梨を手土産に下さった。
 甘くておいしい梨だった。

舌を出すな!

2015-09-16 | おもろい(?)雑記
 大相撲が始まった。
 私は今どきはやりの相撲女子、というんではない。
 もうずいぶん昔から、相撲は見ている。
 母方の祖母と祖父もお相撲が好きでよく見ていて、二人とも両力士が立ち合い当たった瞬間、組んだ瞬間、「○○関が勝つ」と即座に当てることのできる位、勝敗すら予測できるほどの上級者だった。

 私も、鍛錬を積み? 当たった瞬間に、どちらの力士が勝つか、くらいはそこそこわかるようになった。
 まあ、それくらい、結構相撲は見ているのだが。

 ここのところは、若い力士もたくさん増え、相撲をとる力士の幅も広がり、見ていて楽しいのだが、一つ、気になることが。


 土俵上で勝敗が決まった後、負けた方の力士で、舌を出す力士がよく見受けられるのだ。

 特に、二十代前半の若い力士がよくやる。
 名前は出さないが、突っ張りを得意としている子で、上半身だけで手を出そうとするので、腰が高く足の裏が全く地面に接していない。
 あんな突っ張りが通用するのは、格下の相撲取りにだけで、ここのところ負けが込んでる子が、特によくやる。
 負けた上に子供のように舌をべろっとだす。見苦しいことこの上ない。

 NHKでテレビ放映されているので、その幼稚な顔面は大写しになるってことをもっと認識していただきたい。

 あんな下半身に重みのない突っ張りをよしとして修正もさせないことも問題だが、それ以上に土俵上でのあの子供じみたそぶりはもっと厳重注意せなアカンだろう、と、親方の教育を疑う。

 土俵上でまわしが緩み、ぽろっと出ちゃったりしたらそれだけでその力士は負けになるって言うのに。
 品がない事この上ないぞ。

 あの部屋の親方はいい人で、力士もまじめで礼儀正しい人が多いはずなのだが、なんであの子にはその躾ができてないのだろうなぁ?


 とにかく、相撲協会にも一言申したい。
 負けた力士で(勝った力士でも、だが)、舌をペロッと出してちぇっ、ってな顔をしたやつは、即刻罰金5万円! とかにしてください。
 相撲人気が再燃して、チケット連日完売、で浮かれてないで、どん底だった時の心持をもう一度思い出してください。

 相撲はただのスポーツではない、ということをもう一度、肝に銘じて興行していただきたいものですな。

その「え~」は何!

2015-09-14 | おもろい(?)雑記
 私が自室に行き、パソコンをつつこうとすると、必ず猫が乗っているのはなぜ?
 少しずつ、寒くなってきているからだろうか?


 少し前、うちの仔猫の第二陣の飼い主候補の人がうちにやってきた。
 50代くらいの全く飾らない感じの女の人で、家には一匹すでに猫がいるのだが、もう一匹欲しいね、と家族で話し合っていた時に、うちの猫飼い主募集の広告を目にしたらしい。
 その人は、一人でやってきて、四匹のうちのメスの一匹を非常に気に入り、この仔にします、と、即効決め、まだもう少しお乳を飲ませてやってからのほうがいいので、ではもうしばらくしたら引き取りに来ます、と、予約をして帰っていかれた。
 
 はじめは三毛猫希望だったのだが、シャム風な今度の猫も可愛い、ということで、大変うれしそうに帰っていったのだが、その次の日、電話が入った。
 その家の息子さんが、自分も一緒に選びたかったようで、明日の土曜日、もう一度うかがってもいいでしょうか? とのこと。

 そうだった、相手は本来、三毛猫が欲しくて電話をしてきた人だった。
 三毛は縁あってみんなもらってもらえましたが、実はまだ仔猫はいるんです、という話からその女の人が見に来た、という形だったので、もしかしたら、息子は「絶対三毛!」と、言い張っているのでは……。

 次の日、約束の10時より30分も早くその人たちはやってきた。
 子供を連れていた、子供は小学3年生くらいの男の子。
 そこのお母さんが気に入って決めていた仔を連れて出て、その男の子に見せてやる。
 お母さん、「な~可愛いだろ~」ともうその仔に夢中で、どうしてもその仔にしたいご様子。
 そしてその仔猫を見た男の子の第一声

「え~~」

 ( ゜Д゜)!!!


 何、その「え~~」は!

 え~やっぱり三毛猫がいい~とかの否定のえ~~なのかっ!!
 息子がやっぱり三毛猫がいいというので、この話はなかったことに、とかなるのだろうか?

 一瞬、そんな考えが頭を巡った0.5秒。
 次の瞬間の男の子の言葉は
「かわいい~~
 だった。

 ああ、よかった、あの最初の「え~」というのは今どきの子供が良く使う、「全然いけてる」とかの否定を肯定に使うという言葉の若者方言だったのだ。
 
 その男の子も、もうその仔猫に夢中で、しかもちゃんとその仔猫のために、自分のお小遣いで可愛い首輪まで買ってきてやっていたのだ。

 どうやらこの仔猫も、幸せに可愛がってもらえるお宅に縁付きそうだ。
 ああよかった。

 それにしても、最近の若い人の、あの否定形を肯定形として使うという話し方は何とかならないものかいな。
 心臓止まるかと思ったわい。

忘れたころの…

2015-09-11 | 
 昨日に続き、今日もまた、東日本での川の氾濫。
 どれだけ尋常じゃない量の雨が降ったんでしょうね。
 おなじ空の下、私の街では久しぶりに洗濯物が外に干せる~、というお天気なのに、東の空では大雨で大きな災害が起きているんだと思うと、日本はやっぱり広いようで狭いようで広いんだな、と、変な実感を持ってしまう。
 
 昨日の川の堤防の決壊の救出の映像を、リアルタイムで見ていた人は結構いるでしょうね。
 川の決壊直後にはあったはずの家が、二時間後には跡形もなく流されている。
 3.11の記憶が蘇ってきた人もいるのかもしれないなぁ。
 直接被害を全くこうむっていない私たちでさえ、あの濁流の映像を見ていたら、胸が重苦しく切なくなってきていたくらいだから。

 それでも、電信柱にすがって何とか救助を待っていたおじさんや、飼い犬と一緒に家の屋根に逃げて救助を待っていた人が救助のヘリで無事救出されるところを見ると、それだけでも心がほっとした。
 
 ほっとしたけど、まだまだ被災した人たちは孤立した家に取り残されていたりもするし、川の氾濫がまだ起きそうなところの情報もどんどん入ってくるし、なにより今後のこともこれまた大変だろうし。

 忘れたころにやってくるのが災害と請求書。

 やっぱり日頃から、来るかもしれない日、に備えて、精神と装備の充実を図っておかないといけませんな。

 被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。

大雨大変!

2015-09-10 | 
 台風18号から温帯低気圧になったやつが関東から北日本にかけて、大暴れしてますね。
 数十年に一度の大雨で、災害の規模も今までにないほどというのだから大変で。

 私の暮らす街あたりでは、一応昨日など警報が出ていたのだが、雨は降ったものの特にうちの周りは普通の雨、って感じで、全く被害がございません。ありがたいです。
 うちの近所にも、小さいながらも(小さいほうが結構氾濫しやすかったりして)川があるのですが、うちの窓から見た範囲では、水位が驚くほど上がっている、という感じもないので。
 お天気に関してはほぼ100%、守られているのがありがたいです。

 さて、栃木や茨城の大変な状況をテレビで見ているのですが、本当に滅多にない自然災害になっていて、とても心配です。
 こうやっている間にも、どんどん被害の情報が入ってきて、でも聞いているだけで、こっちは何もできないし。
 全長200㎞くらいある雨の帯がそこの集中的に雨を降らせている様子が、レーダーとかでテレビに映し出されているのを見ると、巨大な龍がそこに居座っているようにも見えて、ああ、早くどいてあげて、と思う次第で。

 生まれて結構長いこと生きているのですが、実は私、千葉、群馬より上の北や東北の地には行ったことがございません。
 行ったことのない土地なので、いろんな被害の情報を聞くと、ああ、まだ私行ったことがないのにボロボロにしないで~、とか思ってしまっています。

 もうすぐ収穫を迎える稲や果物、それに常時都会に提供されている野菜とかもこの後被害の状況が明らかになってくるのかと思うと、心がいたいです。
 ほんとに、収穫目前になった稲や生りものに大打撃を受けたりすると、その年一年の収入が消えてしまうんですものね。
 人的被害も、建物や農作物、その他の被害も(大雨の規模にしては)最小限度になってくれることを祈るばかりです。

 行ったことはないのだが、特に茨城は、なんとなく好きな県なので(うまく言えないが、気のいい人がたくさんいる感じがするんですわ、火野正平さんのチャリオとの旅とかで見てると、その街に暮らす人の雰囲気がなんとなく伝わるけど、その時に感じがいいな、と思った県の上位に入ってますの、自分の中では)これ以上、被害が広がらないことを祈っております。

肩凝りと目の異変

2015-09-08 | おもろい(?)雑記
 先日、法事があって、車で2時間ほどのところまで出かけた。
 その際、母も同行していたのだが、自分の車の運転がうまいと思いこんでいる母、「行きは私が運転するから、帰りだけお願いね」とか言ってくる。
 
 正直、70オーバーの人の運転はとても怖い。
 
 道路標識は見ず、降りてはいけない高速の道で降りてしまったり、二車線二車線の道で右折する際、もう少しで対面車線の方に入りそうになったり(マジで怖かった)、停車時に、何故かニュートラルに入れる変な癖があり(追突されたら困る、とかならサイドを引いておけばいのに)、ニュートラルにギアが入っていることを忘れてアクセルをガンガン踏んだり、いきなりコンビニに入る、とか言い出して、カーアクションさながらの直角曲りでタイヤがものすごい音立てるし、万事こんな調子なので、目的地につくころには、助手席の私の席の下の車の‘何か’が、ゴゴゴ、と変な振動を出し始める始末。
 マジ、帰りにはこの車、動かないんじゃないのか? と思った。
  
 私の車なのに、物凄い虐待しやがって。

 母は今まで何台か車を乗り換えていたのだが、どれもみな、使用期間の割にはガッタガッタだった。
 もともと運転が荒い母、あんな調子で乗っていたらば、そりゃ皆、短命な車になったはずだわ。

 母の命がいくつあっても足りない危険運転のせいで、助手席で全身硬直の私。

 帰りは私が運転したのだが、自動車部品の異常音もせず、運転される車も私の運転でほっとしているのがありあり感じられた。
 母は動物の気持ちも、車の気持ちも、人の気持ちも察することが下手で、すべてにおいて雑なんだよな。
 帰りの私の運転、母は助手席で、吊り上げられた魚のように、真上に大きく口を開け、爆睡していた。
 運転が丁寧だから、そんな風に安穏と眠れるのだよ。

 
 さて、その法事の次の日、私の目に異変が起きた。
 
 目の左側に、幾何学模様の虹色の緩やかな光の橋、のようなものが見え、見え方にものすごい違和感を感じるようになったのだ。
 片目だけならその目がおかしくなったのかと思うのだが、これがどっちの目で見ても見える。
 目自体ではなく、視神経? それとも脳自体? もしかして、こりゃやばいんじゃないの?
 と、かなりビビったが、母がそんなのは肩凝りから来るんだから、と、病院に行こうか、という私を制し、湿布でも貼っておけ、と(病院に行く金をケチっているのです)。
 仕方がないので、肩に凝りをとる湿布を貼ってみたら、まあ、何とか治まった。

 
 どうも昨日の異常な緊張で超肩こりになっていたようだ。
 そのせいで、視神経に異常が出ていたのだろうか?

 
 母の乱暴な運転も問題なのだが、私のコンタクトも実は問題あり。
 ここのところコンタクトを入れると近く物のが見にくくなっている。
 これは‘老眼’が入ってきたからだと思われる。
 ほんとは早く眼科に行って、新しいコンタクトを新調して、もしかしたら目にちょっと異変が起きているかもしれないので、その対処もしなければならないのだが、いかんせん、先立つものがない。

 ふふふ、大ごとにならないうちに早く病院に行きたいんだけどなぁ。
 車の運転、まだまだしたいんだよ~。