コロナ前のような熱気で始まった大相撲名古屋場所。
ご常連のマダムたちも皆さまお元気そうで、天気が悪かろうと、死ぬほど蒸し暑かろうと、粋に夏の和服を着こなしておいでになっておられて、手首フル回転で扇子を仰いでいらっしゃったりする姿もお見受けできたりする。
一度もあったことはないのだが、何故か「ああ、よかった」と思う。
今日から霧島が出場するということだが。
大関になって初めての場所だし、出場したい気持ちはあるのだろうけど、大丈夫かねぇ。
大丈夫か、といえば、横綱照ノ富士、昨日で連敗、昨日の取り組みのダメージはかなりあるようだが、今日、出場できるのだろうか?
大好きな相撲を見ていても、正直心はそこまで入り込めない今の自分。
にんげんの価値って、なんなんだろう? 働くことって何なんだろう?
そもそもなんで生きていくんだろう? そんなことが心の中をどんどん侵食していく。
早く楽になりたいな、と、いつも思う。
それでも、今、名古屋場所がある、それだけでもほんの少しの自分の‘生きる気力’になっている。