まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

信じる者は救われる?

2012-02-27 | 
 昨夜は珍しく、宮根が夜やっているニュース番組を見ていた(ワイドショー等、ほとんど見ないから)
 その中で、近頃話題の、オセロの中島知子と自称占い師、の話をしていた。
 番組の今日の目玉は、自称占い師だか霊能者だかに昔半年間ほど同居され寄生されていたと言う女の人独占インタビューだったのだが、その人の話していることがまた、凄かった

 始めは夫婦揃ってこの自称占い師に見てもらっただけだったのだが、いつの間にか夫婦の家に入り込み帰らなくなり、夫婦の金をどんどん使わせ、一日何回も、お告げと称したミッションなることをさせられ、夜もほとんど眠ると言うことが出来なくなり、電話やメールもシャットアウトで友人も離れていき、どんどんその占い師の言うことだけを信じる状況に追い込まれていくとか
 いったん、その人のことを信じてしまうと、傍から見たらどう考えても尋常じゃないことでも平気でやってしまうようになるのだなぁ、怖いわ~

 でも幸いなことに、その人は夫婦でいる家に押しかけられて来ていたので、どんどん食い潰されていく家の貯金等、旦那がまずおかしいと気付き、そして女性の方もだんだんとめっきの剥げてきた女占い師の姿に明らかに何か違う、と思い始めて、どうにか家から追い出すことが出来たそうなのだが。

 渦中の中島、精神的ストレス等ハンパない芸能界で生きていて(芸能人は結構占いとか信じるようだ。物凄く不安定な人気商売ってものはその不安を占い等で埋めたくなるものらしいなぁ)、女の人で一人暮らしで、その状況で、家に押しかけられて、インタビューを受けていた女の人のような状況に陥ったら、これは一人では抜け出せないだろうなぁ

 そう思いながら、ふと考えると、ワタクシ結構石が好きで、直径2~3センチとかの小さな水晶の小さな球とかも持っていたりするのだが、ワタクシの行ったことのある、パワーストーンのお店の店長はすべて女で、しかも自分には特別の能力がある、と言い、揃いもそろって太っていたなぁ 映像で出ていた自称占い師に、マジそっくり

 とある店では、店長が、つけると人にパワーを与え、願い事が叶ったりするアクセサリーを作る とかいう触れ込みだった。
 しかしそこに来て、何万円もするパワーストーンを嬉々として購入して帰っていく人はどう見ても冴えない感じの、皆不幸を背負い込んでいる感じの人ばかりで
 子供が反抗して家庭がボロボロだの、自分が原因不明のアトピーに悩まされているだの、不幸自慢の人ばっかし
 ワタクシがたまたまその店で会話をした女の人は、その店の常連で、三十代独身、しかし、昨年職を失い只今求職中なのだが、それでも一つ何万円もするパワーストーンをその日も買って帰るとのことだった

 常識で考えたら、収入がないそんな時期に、何万円もする石なんか買ってる場合じゃないだろう? と思うのだが、その人には、この人の店のパワーストーンを買ったら何かいいことが起きるはず、と言う感覚しかないようだった。

 その店の商品の原価をひょんなことから知っていたワタクシ、3000円でよそで売ったあったものを1万円で売っている様な店だったので、もともと軽い不信感もあったのだが、店員も、店長に心酔しきった元客あがりで、あまりの宗教チックな感じにどん引きして、その後一切その店に行かなくなったのだが

 そこの店でも、客は貧乏してもそこの石を“自分の意思で”購入しているのだから、無理に止めさせたりできない、似たような理由で、中島知子は自分の意思でその占い師と一緒にいるのだから、強制的に引き離す事もできない。

 石自体はパワーがあるかもしれないし、ないかもしれない。でも、それを人の不安感に付け込んで商売にするようなやり方はワタクシ大嫌いでやんす

 何かを好きだ、と思ったり、嬉しく楽しい気持ちでいれば、自分の回りの世界は嬉しく楽しい世界になっていく。
 占いでいいこと言われて幸せになれて幸せな気持ちでいられればそれでいいし、綺麗なパワーストーンを購入してそれが嬉しくて幸せでいられるならそれもよし。
 でも、今がイヤでよくないことばっかり起きている気がするから、この占いを信じたら、これを買ったらいい事が起きるかも、と言う感覚でそれらと向き合ったって不幸のまま何もよくなることはない

 その人を取り巻く世界は鏡、その人の心の中の姿をそのまま映し出す。

 占いもそう、こうしないと不幸になります ってなこと言うのは、それは占いじゃなく脅迫なので(しかも、それを気にすると、何が起きても不幸が起きた! と勘違いしてしまうし)、もともと首を突っ込まないか、スルーするが得策だと思いますな

お口のモンダイ

2012-02-26 | おもろい(?)雑記
 このところ、全くお洒落と縁のない生活をしていたので、さすがにこれはイカン と思い直し、昨日は久々にヘアカットなどに行ってまいりました

 ここ3ヶ月ほど行ってなかった間に、いつもワタクシを担当してくれているおねえちゃんの左手の薬指に燦然と輝く結婚指輪付けられていたりして
 世間の時の流れは速いのね

 前回カラーをしてからもう3ヶ月はたつし、前髪も横髪も好き放題伸びてきていて、寝起きの様子など、なまはげと大差ないほどになっていたワタクシの髪型、とりあえずカットだけしてもらいました
 そろそろカラーもしなくちゃなんないのは判っているのだが、ワタクシの白髪は頭頂部付近にちょろちょろっとしか生えてないので、あまり染めなきゃ! と思いつめることがないんだよな
 友人の一人は、髪の生え際、鬢のところがびっしり白くなってくる白髪のなりようなので、その人はちょくちょく染めている様子なのだが。

 ヘアカットに行った帰りにスーパーによって、ガムを購入。
 ちょっと前の世界番付見ていたら、フィンランドだかの出身の人が、食後にキシリトールガムを噛むことを習慣づけたら虫歯がゼロになった とかの話をしていたので、先日までの歯医者通いに懲りたワタクシ、虫歯にならぬのなら何でも試すぞ どばかりに

 ちなみに購入してきたのは、今、木村カエラが、みょうちくりんな関西弁? でこのガムを買え! と宣伝しているヤツ
 レジのところにおいてあったのでつい購入してしまった、お店側の思う壺である

 購入してきたはいいのだが、このガムを噛むタイミングがイマイチわからない

 食後に噛むといいと言うことだが、これは食べた後、歯を磨く前に噛むのか、それともきちんと磨いてから、その後ガムを噛むのか、どっちなのか
 ワタクシは大概、食事の後はさっさと歯を磨く習慣なので、食事の後、デザート代わりにガムを噛み、その後歯磨きに行くべきなのか、それとも歯を磨いた後に、このガムを噛むべきなのか? でも、歯を磨いたあとに何かを口にするってのは、今までの習慣からするとちょっと抵抗があるんだよなぁ

 どうでもいいのだが、先日直したくだんの虫歯、食事のたび、熱いお茶を飲むたび、ジンジン来るぞ
 これは金属のかぶせ物だからこれほどに熱伝導率がいいと言うものなのか
 ワタクシはお味噌汁などは熱々のものが好きなのだが、そんなものを口に含むと、奥歯の詰め物がジ~ン と痛い。神経抜いた歯の癖してッ

 キシリトールガムは、食後歯磨き前、後、どちらに噛むといいのか
 体温より熱いものを食べた時に、金属のかぶせ物がジ~ン、と来ない方法はないものか

 この二つが、今のワタクシを悩ませるモンダイなのです

ときめきは遥か彼方に

2012-02-24 | おもろい(?)雑記
 今日の、NHKの朝の情報番組、あさイチのゲストは、若手人気俳優の三浦春馬くんでございました
 まだ21歳と言う若さにあてられてか、司会者の有働さんのテンションの尋常じゃない高さが超笑えた
 いつもは、コメンティターもゲストも、こんなに若くて美男子っての来ないからかね

 ワタクシは犬の散歩に行っていて見ていないのだが、春馬くんと一緒に料理を作るコーナーの、有働さんのはしゃぎっぷりはMAXだった様子で、春馬ファンからか、春馬くんを前にした時の有働さんの声のトーンの高さや、はしゃぎっぷりにウンザリしました のようなメール及びファックスがガンガン来ていた様子で
 そのコメントを読み上げながらも、もう今日は許して~ と言う感じで軽くさらっと流し、ご機嫌のまま番組を終わった有働さんの、堂々たるアラフォーの姿に、こっちは清々しささえ覚えたりして
 やっぱりオバサンの鎧を纏った中高年の女性って無敵だわ

 若い子嬉しいんだろうね~ テンション上がるんだろうね~ たとえ春馬君の母親と自分と、歳が大して違わなかったりしたとしても
 オンナですもの、幾つになっても素敵な殿方が側にいてくれたら気分は春爛漫よ~

 ちなみにワタクシの友人も、この三浦春馬くんのファンである(だからついあさイチ見てたんだけど)。
 あの整った顔つき、はにかんだような優しい笑顔が、彼女のどストライクなんだそうな

 でもいいよな~、そうやって何か胸をときめかす対象、女性ホルモンがわんさか出そうになる異性の対象があるって言うのは。
 くだんの美青年三浦春馬くんを見ていても、小学生の頃から知っている近所の子、と言うような感覚しか湧かないワタクシ

 三浦春馬くんに限らず、どんなに格好いいとか、色気があるとか言われる俳優だろうが、アーティストだろうが、今はやりの韓流イケメンだろうと、ま~ったく胸ときめく、と言う感覚はないのですわ
 もし、誰か若い男の子に胸ときめいて、何、このトキメキは! とか自分の中で気分が盛り上がっても、よくよく調べたら更年期障害から来るのぼせと動悸だった とかになるような気がひしひしいたします

 もう、ここ何年も、ときめくなんて感覚、ないからねぇ

 恋する気持ち、トキメキを感じなくなったらオンナおしまい、老化の一途よ と言う見方もありますが、ときめかなくても、別にいいんじゃないかな~ とも思うわけで、ワタクシ。

 恋するトキメキの気持ちでいることはほとんどなくなったけど、人生上機嫌でいる術は結構体得してきたから、ワシ、それでいいような気もしとるのであります

 しかしまあ、着るものにあまり気を使わなくなったり、スッピンで平気でご近所をウロウロするようになって来ているのは、これは女の身だしなみ、ということで気を使わねばならぬのはジュウジュウ承知しているのだが

 友人みんながオバサンになり、おばあちゃんになった時、ワタクシ一人、おっさんになり、やがてじいさんになっていくのではないかな? と言う不安がふとよぎる今日この頃ではありますが

好きな番組あれこれ

2012-02-23 | テレビ・CM
 昨日は新月だったようですな
 頭痛が酷かったもんで、そんなことすっかり忘れてましたわ

 昨夜は鎮痛剤も飲んだのだが、すくなくとも起きていた間は全く効果なし
 でもまあ、今日は少し楽になっているので、よしとしようか

 近頃の、早寝遅起きという(特にこの頃は夜10時には寝床に入り、朝8時半ごろ起き出して来ると言う生活。眠ると頭痛がラクになるんだよな)ワタクシの生活サイクルに合わせて、テレビの外付け録画機ちゃんが一生懸命仕事をしてくれています

 あれはテープとかと違って、撮れる残量にビクビクしなくていいのが心地よい
 ただし、そのせいで、撮ったはいいがその後、かなり長い間放置される、と言う番組もやたらと増えてしまうのだが
 ここしばらくは頭痛が酷くて撮ったものを見る気にもならなかったのだが、そのうちちゃんと見て、撮ったものの整理をしておかんとな。

 母の命令で、最近は、NHKの韓流大河ドラマ? イ・サンを録画しているワタクシ。
 まず第一に人の顔を覚えず、第二に、韓国の人の名前が似たり寄ったりで覚えられず、で、全くそれらを見ないワタクシとは真逆に、母は韓流ドラマにはまってますのよ
 お后がすごい悪人で~、今もう目が離せないのよ~ と母の弁。
 この人は、冬のソナタも結構楽しみにしていた人だから、体質的に韓国のドラマが合うのかなぁ? キムチも大好きだもんなぁ、母
 おばちゃんは韓流ドラマ大好物だし、若い子は、K-POP大好きだし、老いも若きもおなごは韓流コスメで美顔アンチエイジング! だし。

 日本国中、韓国ブームの中で、全く韓国のエンタメ等に興味のないワタクシのいるこの立ち位置は、異次元ポケットのようなものなんざんすかね

 ついでに、母の命令に寄り録画しているのは、ロケみつ だ
 稲垣早希ちゃんの、西日本横断ブログ旅、が大好きなんだそうな
 だったら早希ちゃんに応援コメントの一つなと送ってやればいいものの、母、パソコン、携帯ともに全く扱えない人だから

 どうでもいいけど、ロケみつ、のHP見てみたら、この企画が映画化するとかなっていたンだけど、あれはワタクシの見間違い? ここんところ頭痛が酷かったので、視力にも影響をきたして幻覚が見えたのかも

 母はイ・サン、とロケみつ、を撮り、ワタクシはだいたい、モヤモヤさま~ず2、とアメトーーク、と、ここのところは、孤独のグルメ、を撮って見ている次第であります
 さて、頭痛も少し治まったことだし、今日はこのところ見てなかった番組の整理でもするかな

頭痛がね~

2012-02-22 | おもろい(?)雑記
 ニャンニャンニャン、と言うことで、今日は猫の日、なんだそうな
 だからどうと言うこともないのだが
 ウチ、猫いないし

 ここのところお天気がよく、冬の曇天に慣れた目が驚いているのか、昨日から今日にかけて、眉間の奥のほうから脳天のてっぺんまでが、ず~ん、と痛い

 昨日なんぞは、夕餉にワタクシの好物の刺身と、その魚のあらから作った吸い物が出たのだが、どちらも一口食べたらなんだか物凄く口にあわなくて、結局白い飯にお漬物、といった実に質素なもので終わらせてしまった

 たま~にだが、肉、及び魚が口にあわなくなり食べられなくなる、と言うことがあるワタクシ、ついでにこの眉間の痛みで、昨夜は、いつも楽しみに見ている、イモト&ネプの世界番付、も見ないで寝てしまいました(ちゃっかり録画はしておいたけど)。

 んで、本日もまだその続きでちょっと頭痛がいたします。困ったもんだ

 少し前に、小説を書きたいな、と思った頃から、脳のどこかが異常に過活動を始めたような感じもあるのだな。
 小説なんて、もう10年以上書いてなかったし、それどころか会社やめて、普通の社会人よりはるかに刺激の少ない生活をしていたところからの、脳のボタンポチッと、なものだから、錆付き加減がハンパネェ、と言うことでのこの頭痛なんでしょうかね
 もしかして、詰まってたんかな、脳のあちこち

無用の美

2012-02-20 | おもろい(?)雑記
 今日は物凄い快晴

 昨日までに降り積もった真っ白な雪が、燦燦と輝く太陽の日差しを浴びて、プラチナのような輝きを放つこの美しさは、そんじょそこらのスキー場にも引けはとるまい

 もしかしたら都会とか雪の降らないところとかなら、この程度の太陽光、冬のいつものいい天気の日じゃん、と思われるかもしれないが、日常生活の場が雪で飾られたと言うこの異空間的な場所の美しさは、その方たちにはわかるまい。
 雪の多いところだからこそ、この晴れ渡った空の美しさ、太陽の光の清らかな温もりの偉大さ、人には真似できない神々しい自然の形を、感動を伴い深く心に刻むことが出来るんだぜ と、悪魔のような大雪に不自由な状況を蒙っているハズなのに、なぜか逆に自慢

 そんなワタクシ、犬子さんを連れての朝のお散歩の際にその美しさを目の当たりにしたのだが、いや~、死ぬほど目が痛い
 ただでさえ、昨日までの雪模様の灰色の空に慣れていた目、白銀に輝くこの世界すべてがもう、目に付き刺さる輝きで
 しまった、サングラスしてくりゃよかった
 お顔の方はちゃんと日焼け止めを塗ってのお散歩だが、メラニン色素の活性化は目から入った刺激でもハンパなく起きてしまうのよぉ~ッ
 お散歩が終わり、部屋に入った今もって、なお、世界がうっすら黄色味を帯びております

 厄介者のはずの雪の、尋常ならざる美しさ、神はなぜ、雪にあの美しさをお与えになったのでしょうか


 外の雪は日差しを浴びてまこと美しいが、先日、爆笑レッドカーペットに出ていたロバートの秋山の脚、あれもまっこと美脚でしたな~
 みんながビックリしたのか、ネットでも結構話題になってましたな

 コスプレをする暴走オタクとインタビュアーといったシチュエーションのコントで、美少女キャラのコスプレをしていた秋山の脚、脚首は掴めそうなくらい細く、ふくらはぎの柔らかく長くしなやかなカーブ、そしてミニスカートまでの太ももの辺りの肉の付き加減の絶妙な色っぽさ。
 それらを青いハイヒールがびしっと総括して
 今話題の韓流美脚アイドルの脚さえ霞んで見えるくらいの、存在感のあるまさに美女のための脚

 男の人は案外足が綺麗、というのはわかってはいたが、それでもあの脚は絶品
 ミニスカの上に付いてる太鼓っ腹の上半身と、あの美脚の下半身が、同じ人間の身体のパーツの上下だなんて信じられない
 今ケンタウロスが目の前に現れても、秋山の美脚を見たほどは驚かない自信がある
 腹立つくらいに、うらやましい

 人生結構過ぎて、無理な事もあるんだよ、と悟ったワタクシではありますが、それでも数少なく残ったワタクシの夢、の中には、人が振り返るような美脚になり、ミニスカートを履いて街を闊歩したい というものが諦め切れずに残っていたりするんだよな

 出来ることならあのミニスカから伸びる脚とワタクシの下半身を交換したい 半日でもいいから

 スカート履くことなんかないオトコなのに、お笑い芸人なのに、神はなぜ、あの秋山に、女性憧れの美脚を与えたもうたのでしょうか

偶像今昔

2012-02-19 | おもろい(?)雑記
 さっき、ラジオから、乃木坂46のぐるぐるカーテン、と言う曲が流れていた
 ちょっと前まで、どこかお菓子メーカーの、バレンタインチョコ用のCMソングだったヤツだ

 AKB48の公式ライバルとして発足したとか言うこの乃木坂46、本家と同じく秋元康のプロデュースのグループだそうで、双方切磋琢磨して、CD、DVD、写真集に握手会、世のオタクや普通のボっこい青少年達の財布の紐をゆるんゆるんにしてきなさい、と言うことなんだろうな

 AKBには全く興味はないし、この乃木坂46ってグループにもさしたる興味はないが、この、ぐるぐるカーテン、と言う曲はなんとなく好きだな
 昔々、秋元康が一番最初に、世の普通の男の子達の本能的行動ってやつを利用して一山あてたおニャン子クラブ、の頃の曲調に、どこか似ているからかな

 おニャン子の中でも、うしろゆび指され組とか、後ろ髪引かれ隊、とかいう、本体おニャン子と言うより、枝葉の方のグループの曲の世界と言うか、昭和後期の高校生の放課後の、のどかさ、と言うか(平成生まれの人には判らんか)

 考えたら、おニャン子の頃、素人集団のアイドルは、のんびりしていたなぁ
 夕焼けニャンニャンと言う番組の中で、自分たちのクラスメイトと大差ない程度の容姿の女の子達が、ダラダラキャ~キャ~騒いでいて、でもその様子に、昭和の終わり近い時代の少年たちは胸ときめかせたんだよな

 ちなみに、ワタクシがおニャン子クラブの、セーラー服を脱がさないで、を初めて聞いたのは、高校生の時、真夏の沖縄での合宿中、夜のホテルのラジオから。
 テレビ局が夕焼けニャンニャン自体放送していなかったド田舎の子だったワタクシ、初めて聞いた時、なぜか、その歌は沖縄の歌だと思い込み、沖縄には変わった歌があるんだなぁ とマジに思ったものだった
 今の時代と違って、田舎は情報のタイムラグなんて当たり前だったから
 のどか~


 同じ人間が作り上げている、あの頃の偶像(アイドル)と、今の偶像(アイドル)。
 ワタクシが今のAKBが好きではないのは、なんかいっつも“競争”させられている感があるからかな

 やれ総選挙、だ、じゃんけん大会、だ、いい成績を上げた子(人気のある子)にはいいポジションを 成績のさえないものはとにかく努力して自分を認めてもらえ と。
 横並び世代、ゆとり世代とかの若い子にとって、あからさまな努力、そしてそれが評価に直結する状況で奮闘する少女達の様子は、新鮮だったのかなぁ

 自分の好きな子が努力する姿に、僕も応援したい! と、その子の関連しているCDやDVD、関連商品を購入しまくり、結局秋元康に小さな国の国家予算くらい貢ぎまくっている彼らの姿は、傍から見たら無意味~と言うか、金ドブに捨ててる~、に見えるかもしれない。
 でも彼らはそれが好きで、幸せでやっているんだから、秋元康が極悪なヤツと言うことにもならない。
 何の感動、反応も持たぬまま生きていたかも知れない人に、心を溶かす情熱を注げる対象を与えているのだから
 人として生まれ、何の情熱も感じぬまま、そこそこの体験だけして世を去るのは、あまりに勿体ないからね

 しかし、ワタクシは四六時中、切磋琢磨して何とか上に頂点に! と頑張る張り切り屋さんたちの姿は、見てるとしんどくなるので、やっぱ性に合わない
 突き詰めた思いで生きると、突き詰めた人生が来るようになってきちゃうような気がするから。

 女の子の可愛い歌声 カーテンぐるぐる~ ああ、青春だな~、ああ煌めく初春の日差しだわ~ でいいじゃないですか

 人はそれをバブル時代の後遺症と呼ぶのでしょうか

時が解決する違和感?

2012-02-18 | おもろい(?)雑記
 今日も雪

 今日は習い事のお稽古の日だったので、雪の中、先生の家まで車で向かったのだが、いつも車を置かせてもらっている駐車場の入り口近くに、道路の除雪で出た雪が結構な高さで積まれていたので(先生のお宅の駐車場ではないので先生一切関知せず)、車を停めることが出来ず、そのままお稽古には行かず帰宅

 家に帰ってから、先生宅にその旨の連絡をすると、先生曰く「そうね~、〇〇ちゃん(ワタクシの名前)今日は雪が多いから来るの無理かもね~ってお話してたところだったの」と。
 徒歩圏内の生徒さんは何人か来られていた様子なのだが。

 先生、雪で来るのが無理だろう、と判っている生徒には、今日は来なくていいから、と、ひとこと言ってくだされば、こっちは雪の中、車を掘り出し、家の前の道を雪かきし、圧雪でボッコボコになったデンジャラスな道を運転をする事もなかったのに
 お稽古の準備等に手が掛かることが判っているから、こっちからは、先生、今日はやめましょうよ~とは言えないんだからさ


 さて、昨日も、雪の中、ラスト・ザ・歯の治療、に行って来た
 奥の虫歯を大々的に削った上に、ザ・銀歯、と言う感じの、金属のかぶせ物をしてもらう。
 何回か、はめて外してちょっと噛んでみて~、を繰り返し、微調整を重ねた後、ようやく下の奥歯が本格稼動できるようになりました。
 しかし、ひと月以上もそこに歯のない状態で暮してきて、口の中の感覚が変わってきたのか、何度直してもらっても、微妙にだが、噛みあわせがうまく行っていないような気がするのだ

 口を閉じたとき、真っ先に今入れた冠の歯が上の歯に当たるような、口腔内での存在を主張しているような、痛いとか物が噛めないとかではないのだが、なんかホンのほ~んの軽い違和感なのだが

 歯科医院の人たちは、両方の歯でちゃんと噛めているし、入れた歯の冠の削りもちゃんと出来ているので、大丈夫ですよ、そのうち慣れますよ、と言うのだが

 でもね、口の中って思った以上に繊細で敏感なところなんですのよね。
 噛んだ紙のほんの0.数ミリかの違いでも、歯の噛みあわせってのは感じ取ることが出来るんだよね、確か

 ついでに言うと、ワタクシが今回治した同じところの上の歯も、実は虫歯で下の歯同様金属のかぶせ物が結構がっぽりしてあるのだ。
 もしかしたらこの違和感、金属×歯、ではない、金属×金属、だから起きる感覚なのかなぁ
 金属同士が触れ合うことで、なんか今までなかった電流が、体内に発生しているのかなぁ
 歯医者の先生が持った金属の治療器が歯に微かに触れただけで通電する(神経抜いた歯のはずなのに、ビリッと来たんでっせ)、静電気発電所のワタクシだからなぁ
 
 と言うことで、歯医者が終わったあとは速効スーパーに行き、グミ菓子とポッキーを購入してきて、ひたすら一人でグミグミボキボキ食べてやった

 このひと月の、噛むことへのフラストレーションをそれで解消させよう、と言う思いから。
 噛み続けていたら、ちっとは歯の違和感が消えるのが早くなるかな、と言う思いから。

スタートの試練

2012-02-17 | おもろい(?)雑記
 昨日、自分で小説を書こうとして、かき方を忘れてしまっていた と言う話を書いたのだが、今朝の新聞になんとなくシンクロニティな話が載っていた

 舞台の脚本や映画作成などを精力的に行っている三谷幸喜氏のエッセイで、二週間ほどの休みの後、今までちょっとづつ書いていた時代小説の続きに取り掛かったら、なかなかうまくかけないと 苦心の様子を書いてらしたのだ。
 脚本はいろいろ書いてきたけど、脚本と小説とは書くときに使う脳みそが違うと言うような事も、やっぱりしっかり書かれていて、ワタクシその文章に大いに心勇気付けられたのであります

 ワタクシめごときが、いきなり書こう! と思い立ってやっぱかけない と言うのは別段ワタクシが無能と言うことでもないんだな、と

 小説とかを書くということは、自分の頭の中にある何かを活字として表すと言うことは、なかなか言葉で学習しようとしたって、わかったつもりでやろうとしたってできっこない。
 自分の思いを言葉に変えて、人に伝えられるように文章に変換していくというのは、強いて言うなら、自転車に乗ったことのない子が初めて自転車に乗れたとき、そのときの感覚と似ているのかもしれない。

 やった、乗れたよ 
 でも、地面を蹴って、その勢いでペダルを漕いで、左右の身体のバランスをハンドルで上手にとって、と、口で言われていたことをそのままやっていたはずだったのに今まで乗れなかった、でも乗れるようになったら、今まで言われたことと同じことをしているのに、どうしてある瞬間からうまく乗れるようになったのかは表現するのはとてもムツカシイ。

 その自転車に乗れた、と言う感覚で、小説を書く人は頭の中の世界を言葉に変えていけるのだろう。
 たぶん、そのコツは、自転車に乗るより難しいものなんだろう

 ワタクシも、よろよろしながらでも、一度は自転車に乗れたはず。
 もう少し、一人で練習してみるか


 さて、本日は丸々ひと月を費やした歯の治療がエンディングを迎えると言う、実に感慨深い日であります
 先月の13日、考えたら13日の金曜日と言うアンハッピーな日に マクドでハンバーガーに喰らいついた時に歯に違和感を感じ、その後歯医者のレントゲンで歯と歯の間にできたと言う実に判りにくい虫歯が発見され、長く面倒くさい(治療は5分~10分ほどのものなんだけど)歯医者通いが、今日の午後を持って、ジ・エンドとなるのだ

 しかし、今、窓の外は猛吹雪
 朝はさほど降っていなかった雪が、この2時間ほどの間にガンガン降ってきやがりまして
 10センチは積もったんじゃないのかな

 あああっ、これから歯医者に行かねばならぬと言うのに、ワタクシの車は屋根なし駐車場なので、この雪に埋もれたマイカーちゃんを掘り出すところから出かける準備をせねばならぬのかッ! ついでに家の前の道も、車が出やすいように雪かきは必須だし

 小説を書く事も、歯医者に行く事も、何ごともウオーミングアップが必要なのか

若さって恥ずかしい

2012-02-16 | おもろい(?)雑記
 先日、夢の中で、なんだか物凄く面白いお話しを読んだ気がした

 ワタクシの嫌いなはずのファンタジーっぽい話だったようなのだが、泣けて、笑えて、感動もあって、とにかくあまりに面白いので、いつもの朝の起床時間になって目覚めようとする本能を、まだもっと続きが見たいんじゃあ~っ! と言う潜在意識が邪魔をして、その後も眠り続けた、と言うような、何やらとても面白いお話
 しかし、目を覚ますと、その面白かったお話は、霧が晴れていくようにすっと消えていき、残ったのは、物語の途切れ途切れの断片と、なにやら胸踊る感覚のみ

 何とかあの話をもう一度読んでみたい と思うのだが、夢の中のお話、どこにそんな本がありましょうに
 そう思っていたとき、ピン、と光のように何かが閃いた

 ワタクシの夢の中にあった話なら、ワタクシの脳の引き出しのどこかにこのお話は入っているはず、ならば自分で書けばいいじゃないか と。

 今を去ること十五年以上前、二十代の半ば、ワタクシ趣味で、小説をかいていた事があった。
 友人の知り合いとかは同人誌でバンバンパロディの小説を書いていた時代だったが、ワタクシは一人、自分が読みたいと思ったものを、誰に見せるでもなく思いつくままに(暗いか?)。
 とにかく、ただひたすらワープロのキーを打つことが、言葉を打ち込んで、それが物語の世界の形になっていくことが嬉しくて。

 ンで、ただかいているだけなのもなんだし、と、若い子向けの小説の賞に応募したら、驚いたことに何とか賞にひっかかった
 担当編集者も付いたのだけど、そのときは結局、編集者とそりが合わず、自分が書きたい事もどんどん判らなくなっていって、そのまま書くことを辞めてしまい、その後、自身の恋愛破局失業等、時代はワタクシの人生の中の暗黒史 に入り込んでいったので、それからずっと小説を書くなんて気持ちはサラサラ持つことはなかったのだが

 そう、自分の中にある物語なら、自分しか取り出せない
 そう思い、よっしゃ、書いてみるか! と思い立つが、さて、何をどういう風に書いていいのかさっぱりわからない
 考えたらもう十何年も小説なんて書いてないし、活字は好きだが小説のジャンルは日本人の平均以下しか読んでない自覚はばっちりある

 ただブログを書き連ねるのと、物語を綴るのとは、同じ文字を連ねると言う行為でも、使う脳みそが全く違う。
 長距離選手の使う筋肉と、短距離選手の使う筋肉くらい別物だとワタクシ思っている

 じゃあ、昔の自分がどんなものを書いていたのかを見てみたら、あの頃の感覚を思い出せるんじゃないのか? と思い、クローゼットの奥に押し込まれていた箱、昔書いた小説を打ち出ししたものを掘り出してきてみた。

 この箱を開けるのも何年ぶりだろう?
 中に入っていた数冊の原稿、その中の一冊を取り出して読もうとするが。

 原稿用紙半分ほども読んだらそのままその原稿を箱にもどし、ベッドにもぐりこんで寝てしまった

 いや~、十数年ぶりに読む自分の原稿と言うものは、なんてハズカシイ物なんだろう

 タレントとかが、デビューしたての頃の映像を出されて取り乱したりするところをよくテレビで見るが、そのたびに「ちっ、テレビ向けで大げさなリアクションしてからに」などと思っていたひねくれもののワタクシだったのだが、あのタレント達の気持ちと言うのは、今このワタクシが感じている気持ちと大差ないものなのだろう、とつくづく思えたのである。
 とにかく、全身の血管がビリビリ言い出すかと思うくらい、全身がこそばゆくなると言うか、呼吸が苦しくなると言うか、恥ずかしさで気絶する前にその本をしまいなさい! と、脳からの命令が来ると言うか

 つうか、今朝起きたらほんとに風邪の症状がちと出ていたりして。これは知恵熱

 しかし、若いってそれだけで恥の看板を背負っているようなモノなんだなぁ。
 それでもこの“恥”と言う感覚を覚えるのは、自分が年月を重ねてこれたからなんだろうなぁ、と、意外にも嬉しくも感じたりして
 若い頃の自分の力一杯が、恥ずかしくもあり、またいとおしくもあり

 さて、このような状態で、ワタクシは自分の中にあった、面白いお話、を活字の世界に表現することができるのでしょうか