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まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

犬と暮せる物件を

2011-10-06 | ペット
 ここのところ、毎晩犬子さんがワタクシの部屋にやってきて一緒に寝るものだから、ちょっと睡眠不足ぎみでやんす

 セミダブルのベッドだからそう狭いわけではないのだが、とにかく人にぴったりと寄り添ってきて寝たいタイプの犬なので、初めは足元に寄り添い、そのうち腰辺りにぴったりと寄り添ってくるものだから、寝返りすらうてません
 布団の上に乗った10キロという物体は結構に重たいのだ

 その上、時々夢を見てフンフン鼻を鳴らしたり、寝たままドタドタ走る素振りをしてみたり、先日は寝言でマジ吠えしてワタクシの眠りをさえぎってくださいますし

 ワタクシと一緒だと、無意識のうちに布団を蹴り上げたり、力ずくで寝返りをうったりしているワタクシに邪魔されて、犬子さんだって寝不足気味になるのでは、と思うのだが、犬子さんは、今ワタクシがこうやってブログを更新している間、ワタクシのベッドで優雅な昼寝をなさってらっさいますので、その影響はないのでございましょう 
 しかし、ワタクシはそんなに自由に昼間に好き勝手昼寝、なんかしてられませんので、寝不足気味になってしまうのだ
 掃除洗濯、やることは結構いろいろあるんだぞ

 毎晩寝所にやってくる犬子さんにちと困り気味のワタクシ、でも、犬子さんは絶対に母の部屋に行って、母と寝る、ということはしないので、どうしてもワタクシと寝たいのだという強い意志で来ているのだろうし。

 ワタクシが犬子さんの気づかぬうちに部屋に入ってしまい、後から来た犬子さんがワタクシの部屋をノックしても開けてもらえず、そうこうしているうちに母が上がってきて母の部屋に無理やり連れて行かれる、ということは時々あるのでやんすが、それをされた次の日は、夜、ワタクシの一挙一動を監視している犬子さんの姿が見られます
 ワタクシがテレビを消したり、席を立ったらすぐ、上がるの~ と、伸びをしながらどこからともなくやってくるんですものね


 ワタクシがこの家を出ることになったら、犬子さんはどうなってしまうのだろう?
 祖母の世話が忙しくてしんどいしんどい、とかいい、毎日不機嫌な顔をして、ワタクシにあてつけのようにため息をつく母、でも実際はそれ以外のことの方が多忙で、家を毎日のように空けっ放しにし、家のことは昼食と夕食の支度以外(もちろん後片付けなんかいたしませんよ)、母は家のことを何もしていません。
 犬の世話なんか、言うまでもなく。
 もしワタクシがいなくなったら、朝夕の散歩はもとより、シャンプーや歯磨き、下手をしたら病気になってもその症状が悪化するまで病院にも連れて行ってもらえないかもしれない。

 母のすることは目に見えているし、犬子さんをこの家に残していったらとてもかわいそうな状況に犬子さんが追いやられるのはもう明らかだしなぁ

 ということで、中古住宅のチラシを見ながら、ペット可の物件を物色しているワタクシなのでした

新顔、ブーちゃん♪

2011-09-15 | ペット
 それは数日前のこと。
 朝、一階の窓を開けると、南向きの庭の金木犀の木の下辺りに猫がいた

 ちょうど去年の夏の終わりに何処ともなく消えていった美猫ではない、顔のハチワレ模様も非対称の、もう少し小柄な猫。どっちかっていうとちょいブサ
 半年ほど前から、ウチの横のお隣とのブロック塀の上をてこてこと歩いていて、ワタクシに「よお」と声を掛けられ、びくっ と立ち止まったことの何度かある子だ

 珍しく犬子さんが窓辺におらず、そして人間のワタクシが窓を開け、その猫を見ているにもかかわらず、猫、逃げる気配なし。
 野良の猫なのに、なんだかとても人恋しそうだったその姿に、何の気なしについ猫にこう声を掛けた。
 「なんだ、お前もウチの子になりたいの?」

 すると猫、とことこと窓の下近くに歩み寄ってきて、ちょこん、とお座りして見せた

 あら、この子、ウチの子になりたいんだって、そう笑っていると犬子さんが、何? なに? と走ってやってきたので、そのときはそれでうやむやになっていたのだが。

 そんな事も忘れていた昨日、夜の部の人(狢と思われる)のために、と、就寝前に南向きの窓から古くなってしまったちくわなどを投げてやろうと窓を開けると、窓の下の暗闇の中から小さな声で「ミャァ」と聞こえたような気がした
 そのときは気のせいかと思い、ちくわを下に落としてそのまま就寝したのだが。

 今朝、犬子さんが珍しく母と一緒に、子供の登校の見守りに出ていたときワタクシが窓を開けると、そこにはこの前ウチの子になりたいか、と聞いたら、なりたい、と態度で示したあの猫が窓の下でお座りしてワタクシを見上げていた

 ビックリしたが、猫の顔を見るとなんだか胸がほっこりしてきて、何? 何か食べる? と聞くと猫、ミャァ、と小さな声で返事をする。
 この声は確か、夕べ気のせいかと思った声だ。
 もしかして、この子は夕べもこの窓の下でワタクシが顔を出すのを待っていたのだろうか?

 窓を開けっぱで何か猫の食べれそうなものを探しに入る間も、窓の下でいい子で待っている猫
 夕べの残りの肉を少々投げてやるも、なかなか探せずちょっとウロウロする猫、どうも野良猫のクセにあまり目がよくないようだ。だから餌も上手にとれず小柄な猫なのかもしれない

 これだよ、と、よ~くワタクシの手元を凝視させてからポトン、と落とすと、そこにそっと近づいてあむあむ食べる
 昔来ていた猫よりぶちゃいくだが、穏やかで可愛いところのある猫
 なんといっても人語を解する様子の猫
 ほんとにウチの子になりたいので、こうやってワタクシのところに来るんだなぁ

 犬子さんと母が帰って来るまでの30分ほど、ワタクシその猫の愛らしい姿を堪能できました

 これから多分ウチにちょくちょく来るようになるだろう猫、ちょいブサのあの猫、とりあえずワタクシ“ブーちゃん”と命名いたしました
 これからしばらくは、ブーちゃんとの楽しい逢瀬ができるといいな
 ブーちゃんがいると判ると、犬子さんが超ワッショイ状態になってしまうのが難点なのだが

犬子さんの耳がッ!

2011-08-23 | ペット
 先日、自分が眼科に行こう、と思っておりましたが、それより先にウチの犬子さんを病院に連れて行くことになってしまいました

 数日前、やっと生理が終わった犬子さんをウオッシュしてやっておりました。
 ここのところ犬子さんが“なんかくさい”だったので。
 しばらく洗ってやっていなかったからだわきっと、と思っていたのですが、綺麗に洗ってやった後もなぜかぷ~ん、と臭い
 おかしいなぁ、と思っていたら、先日妙な格好で頭を振る犬子さんの右耳から汚れた固まりが出てきているではありませんか

 この耳の汚れた分泌物の匂いだったのだ、あの奇妙な臭さは

 いつもは時々耳掃除をしてやるのだが、お盆前後の忙しさにかまけてそういえば見てやってなかった! しまったッ

 そう気がついたのが日曜日の朝だったので、不安な気持ちで一日待ち、月曜の朝、速効獣医さんに連れて行きました。
 ちなみに母曰く、「膿が出てきたんならもう治るから大丈夫よ(どうも治療費を払うのが厭らしい)」と、病院に連れて行くのに超否定的態度でありました。
 そんな迷信みたいなことで犬子さんに何かあったらどうするつもりなんだこのオバハンわッ! と、激怒したワタクシが診察代自腹で連れて行きましたわよ

 耳の奥の脳とかの疾患だったらどうしましょう とワタクシ密かに心配していたのでありますが、獣医さんの見立てでは耳の中の皮膚の炎症との事
 耳の汚れも奥のほうはあまりなく、手前側のほうにたくさん出ているので中耳や内耳の炎症ではない模様
 まあ、運動機能に何かしら支障が出ているというわけでは全くなかったし

 汚れていた耳を掃除してもらい、薬を周りに一滴塗りこみ、もう一滴耳の中に流し込む、という治療をしてもらって、終了となりました。
 昨日その病院から貰ったお薬を、今朝もお散歩の後、耳に塗り塗り&ぽってん、をして、犬子さんに嫌~な顔 をされましたが、これは仕方がない。オクスリしないと治らないのよ。

 まだ少し犬子さんの右耳は熱っぽさが残っているが、汚れは大方消えている。
 お薬は一週間分あるので、根気よく投薬を続けますわ

 しかし、まあ、皮膚の炎症とかくらいですんでよかったざんす
 ワタクシの前に待っていたブルテリアを連れて来ていた初老の夫婦は、そこの病院の人からこの辺じゃ大きな大学内の動物病院への紹介状を書いたものを渡されていたからな
 そんな病気じゃなくてああよかった

 ちなみにそこの病院の待合室には、ペットチャンネルというチャンネルのテレビがず~っと流れていた。
 もちろん内容はペットに関するお話ばかり。
 あるんだな~、こういう放送チャンネル

モロヘイヤ納豆

2011-08-11 | ペット
 こうも暑いと食欲も落ちそうなものなのだが、ワタクシの場合は今年はさほど変わっていません
 今、軽くダイエット中なので(ビール類を飲まないだけだろう)、食欲をなくして食べないでいてしまうと、変な感じで体重が落ち、顔が極端に貧相になり、秋のリバウンドが厄介なことになると思われるので、食欲がなくなったりせぬようにの、体調管理が今一番の重要課題

 さて、そんな暑い先日、ワタクシの晩飯のメインは納豆でございました。
 母がおらず、作り置きの惣菜が結構あったので、調理をするのも暑いし、その夜は納豆だけ付けたそうか、と
 しかし納豆だけ、というのも芸がないので、モロヘイヤを茹で(結局暑いが)、トントン叩いてネバネバを出した後、納豆に混ぜてネバネバ×ネバネバ栄養食品にすることにいたしました。
 モロヘイヤで緑色になった納豆、あまりおいしそうでもないが、味見してみると結構いける

 さて、そうやって、頂きます としようとした所、犬子さんがワタクシの足元にやって来てなにやら物欲しそうな顔つき
 ここのところ、日中の暑さと生理の鬱陶しさとが重なってか、ドッグフードも食べたり食べなかったりだった犬子さん、しかし、犬子さんの好きな肉系のおかずがないのに横に来て何かくれ といってるし。

 やるものなぁ~ そう思い、軽い気持ちでワタクシの食べていたネバネバモロヘイヤ納豆を手のひらに乗せ、食べる? と、鼻先に持っていくと、犬子さん、ぺろりと完食
 その後もその納豆をチョコチョコせしめた犬子さん、翌日のお昼、ワタクシめが再びモロヘイヤ納豆をこさえた時には、速効側にやってきて、それちょうだい と目で訴える。

 これをあげたらモロヘイヤはまた茹でなきゃならなくなるから面倒くさいんだよ と言いつつ、それまでたいして食欲のなかった犬子さんが肉やチーズ以外でこれほど欲しそうな顔をするのはめったにないことなので、仕方がないか、と、一パック丸々モロヘイヤ入り納豆を餌入れに入れてやりますとこれまた見事に完食

 犬子さん、モロヘイヤ納豆がいたくお気に入りになったご様子で
 ちなみにワタクシ、仕方がないので、モロヘイヤ無しの普通の納豆を食しましたが。

 さて、モロヘイヤ入り納豆で少し元気を取り戻した犬子さん、昨日お散歩のとき犬子さんのウンチを片付けておりますとその中に2,3個ほどの粒粒が。
 なにこれ? まさかおなかの寄生虫? とか一瞬思ってしまいましたが、よく考えてみたら、そうそう、これは昨日食べた納豆の消化しきれなかった粒粒ではないですか

 まあそんなことはありましたが、モロヘイヤ納豆のおかげでここのところ元気を取り戻した犬子さん、しっぽフリフリ、今日も元気に来客に向かって吠えております

犬子さん大暴れ

2011-08-05 | ペット
 先日、友人から東北みやげに、と、ずんだプリッツを貰った
 ミニ箱のヤツで、プリッツ関係のお菓子はさほど好きではないワタクシだったのですが、このずんだプリッツは、ちゃんとずんだの味がして美味しゅうございました
 ちょこっと後つけの塩味がきついような気もしたが、口に入れる前によ~く払い落として食べれば何の問題もないし

 あ~、行きたいな、東北
 前々から、山形には特に行ってみたかったんだよね、ワタクシあの玉こんにゃくでしたっけ? が好きなんざんすのよ
 デパートでやってた東北物産展でたまたま購入して、そのシンプルな美味さに驚愕いたしましたもの
 こんなに美味いものなら、もっと買っておけばよかった! と。


 今日は身体がメチャダルで困っております
 眠い、だるい、軽い筋肉痛、の三重苦で
 ワタクシによくある、太陽黒点でも増えたのか? のなじみのだるさなのですが、本日はそれに加えて、昨夜一晩中、犬子さんがワタクシの布団で大暴れしていて睡眠が足りない、ということも大きく影響しているかと

 今、生理中の犬子さん、野生の本能か、さかりがついてしまっていましてねぇ
 近所にいる犬の中で、犬嫌いの犬子さんが一匹だけこの時期になると側にいきたがる雄犬がおりますが、避妊手術を受けていない犬子さん、それはできないのよ、飼い主として。
 本当は子供のころに施術を受けさせてやれば犬子さんもこんな面倒な気持ちにならないで済んだのだが、母の、手術は可愛そう、の一声で結局機会を逸してしまった犬子さん

 意識的に雄犬の近くには寄らせないようにしているのを恨んでか、寝ているワタクシのベッドにやってきて、なんとかワタクシの脚にヘコヘコしようと大騒ぎなんでやんす
 寝ているワタクシの上に乗ってまあ、足蹴にしまくるわ、前足後ろ足で踏みつけ引っかき一人大乱闘。 
 しかしまあ、今だけのことだし、犬子さんが悪いんじゃないし と、犬に踏まれながら黙ってヘコヘコガードの体性を取るワタクシ。これが今日の筋肉痛の元ではないか、と

 犬子さん、母のところに行ってヘコヘコはほとんどしないのよねぇ
 犬にも好みがあるみたいなので、母よりもワタクシの方が好き、ということは判り嬉しいんだけど、正直身体がもたん。
 頼むから今夜は母のところでやってくれ

超吸収にご用心

2011-07-27 | ペット
 この夏の盛りのクソ暑い時期ですが、犬子さんが生理になりました
 なので、今、室内飼いの犬子さん、オムツを履いて暮しているのでやんすが、犬用のオムツは結構高い

 ゆえに、押さえられる支出は抑えましょう、の精神で、オムツに人様用の生理用ナプキンを付け、それを朝の散歩の後に付け、夕方の散歩のとき中に付けていたのを外し、一晩オムツのままで過ごさせる、というオムツケチり作戦を前回も展開していたワタクシ

 今回も、その作戦で行こう と、犬子さんのオムツに自分が使わなくなっていたナプキンをつけていたのでやんすが、夕方のお散歩の祭、外してみたらば、犬子さんの股の辺りに真っ赤なポチポチが出て来ていてビックリ仰天

 ワタクシが使わなくなっていたナプキンというのが、超吸収をうたった物だったのですが、表面がかなりケミカルっぽく、付けていると速効肌がかぶれてしまい、お肌のデリケートなワタクシ、とても使えんわ と、使うに使えず放置していたものでありました
 人の肌でダメでもワンコの肌なら? と思って使ってみたが、やっぱりあせものようなものをすぐさま引き起こしておりました

 イカンイカン、こんなものはもう即刻捨ててしまわなきゃ

 ということで、犬子さんに謝りながら、自分でも使っている“肌に優しい”ヤツをあてがうことにしましたら、犬子さんのかぶれも速効消えました
 やっぱりお肌にじかに触れるものですもの、皮膚に刺激のあるものなんて言語道断ですわよね。
 どこのメーカーのか、言いたい気もするが、平気な人は平気なのかもしれないし

 あの商品、吸収力を追いかけすぎて、肌への刺激の配慮が置き去りになっていたんだなぁ
 何か一つだけを猛烈に追いかけると、多への目配り気配りがおろそかになるのか、それとも確信犯的に不都合な部分を切り捨てていくのか

 ちうごくの新幹線事故も、超吸収を売りにしてかぶれを起こすナプキンも、根っ子が同じような気がしますな

必殺餌入れ返し!

2011-06-12 | ペット
 先日山に行ったので、今、犬子さんは二階に出入り禁止になっております
 毎日毎日朝昼晩、と、犬子さんを寝っころがして山から付いてきたダニ取りをするのでやんすが、どんなに几帳面にみて、さすって探して取っても、また次に探すとどこかについている、という厄介なもので

 もう、ほとんど駆除できたと思われるのだが、時々前足の先なんかをカミカミしていたりもすえるし、やはり、まだベッドの上とかに飛び乗られるのをよしとする気分になれない
 山でかぶれた左の首筋もまだ痒いし

 そんなこんなで二階に上がる階段のところに柵をして、犬子さんが二階に上がってこられないようにしておったのでございます。

 朝、犬子さんの散歩を終えたらば、ワタクシは二階の自室に上がり、母も台所でこの前とってきたワラビを煮たりと、犬子さん、しばしほったらかしにされておりました。
 昼になり、ワタクシがお昼ご飯を食べに一階に下りて、何の気なしに、犬子さんの水等の置き場を見てみると、昨夜食べ残した自分のドッグフードを見事なちゃぶ台返しでひっくり返しておりました

 母曰く、階段の柵のところから恨めしげに二階を何度も見ていたという犬子さん、どうやら二階に上がらせてもらえない腹いせにあの、餌入れ返し、をやっていたようで

 自分が悪い事をして怒られるということを自覚している犬子さん、ワタクシたちが呼んでも客間の座卓の下にもぐりこんだまま一向に出てまいりません

 キミの腹立ちも判らぬでもないが、ダニつきのアナタをワタクシのお部屋に今入れるような勇気はワタクシございませんことよ
 もうしばらく我慢せい

脱走しやがった 4

2011-03-19 | ペット
 昨日の午前中、近所の人からお電話
 その人はウチから3軒ほど離れたお宅。
 母が町内の役をしているので、その関係の話かな? と思ったのだが、その人の口から出てきた言葉は「犬子ちゃん、家に居ます?」だった

 そういえば今をさかのぼること30分ほど前、母が近所の小学校の卒業式に出かけて行った。
 朝の登校の見守り隊みたいなことをしている関係でなのだが、時間を有効に使うと言うことが出来ない母、今回も遅刻寸前で慌しく家を飛び出していきました
 家に残ったワタクシはワタクシで、彼岸の入りなので父の仏前に添えるためのご飯を研いだりなど、家事をせっせとこなしておりました。
 犬子さんの姿が見えなかったのですが、大体午前中は二階で昼寝とかしているので、あまり気にもしていなかったのでございます
 電話を受けて慌てて玄関を見やると、玄関の戸が20センチほど開いたままになっております。
 しまった、これは完全に犬子さん、脱走しやがった

 バタバタと家を飛び出していった母、玄関のドアをきちんと閉めずに出ていたようで、数センチ開いていたスライド式のそのドアを犬子さんがいつもの鼻力でふんふん、とあけて出て行ってしまったみたいなのである
 近所の人が、自分の家と、その隣の家の庭辺りを犬子ちゃんがトコトコ歩いているんだけど、と言われるので、「ありがとうございます! すぐ捕まえに行きます!」と電話を切った。

 玄関先においてあるリードとお散歩バックを引っつかみ、少し開けられている玄関の扉を思い切り開けると、玄関のポーチのところに困ったような顔をした犬子さんがぽつん、と立っておりました
 これは帰って来たい顔つき、と踏んだワタクシ、あら、ひとりで出かけたらいけないじゃないのよ、と、優しく声を掛けると、犬子さん、頭を下げ、尻尾を下で小さくフリフリしながらワタクシのところにやってまいりました
 その後、リードを繋いで、ご一報を下さったお宅にお礼を言いに行って家に帰ったのだが。

 犬子さん、玄関が少し開いていて、何かの音につられて外に出たものの、たいして面白くなかったし、勝手に家から出たものだからそのままこっそり帰ってくる、と言うことが出来ないらしく、でもねえちゃんは家の事していて自分が脱走したことには全く気が付いてないのでかえりたいけどかえれない、だし……で、いつもと同様、近所の人に仲介を頼んだようなのだ

 全く困ったポンチキさんなのだが、犬子さんがちょっと外に出てみよう、と言う気持ちも判らなくもないよいお天気

 今はまだ寒くて凍えそうかもしれないけど、春は必ずやってきます。
 今は大変な東北地域にも、必ずやってきます。
 信じましょう

お雛様襲撃事件!

2011-03-04 | ペット
 昨日は桃の節句のひな祭りでございましたね
 幼少時の雛人形に対する扱いが悪かったのか、いまだ嫁に行く気配もない中年の娘さんがいらっしゃる我が家も、今年も飾りましたわ、お雛様
 まあ、例年のごとく、お内裏様とお雛様の二人だけですが。
 それでも金屏風も、ぼんぼりも、お菓子も散らし寿司も、桃の花も用意して、一階の和室の床の間に飾りました
 飾っている様子を犬子さんも見ており、女の子の節句だからね~、と、犬子さんに言うとふ~ん、のような顔をしておりました
 
 さて、そんな楽しいひな祭りの日、ウチには地デジテレビが来るという日でもありまして
 その際問題なのが犬子さん、うちに人が来るとそれはもうわんわか吠えるのですわ。
 そして自分の気がすむまで来た人の匂い等をかがないと納得しないと言う厄介なクセがありまして。
 取り付けの作業の人の円滑な業務遂行の為、今日はどうにか犬子さんを別室に隔離しておかないと

 業者さんが来られるのは午後、いつもなら午後には二階で昼寝をする犬子さんが、なぜかその日に限って二階に上がろうとしないんでやんすの
 どうぢようか、と思っていたら、「今日はここで寝るの」と、お雛様の飾られた和室の、畳に無理やり置かれたソファーの上に行った犬子さん。
 これはちょうどいい 犬子さんは飾られたお菓子等お供え物には絶対に手を出さないから、と、犬子さんがソファーで丸くなって寝ているところを確認し、和室の戸をそっと閉めたのでございました。

 戸を閉めて、さて、もうすぐテレビ持って来られるから一応トイレに行っておくか と、ワタクシがトイレに入っておりますと、外でなにやら不気味な音が
 ゴトッ、ゴズズッ。
 その音を聞き、いつもは半分死んでいる脳細胞がフル回転、重そうな音、犬子さんは嫌がらせで鼻でモノをひっくり返す悪癖がある、犬子さんのいる部屋にはお雛様!
 慌ててトイレから飛び出して和室の戸を開けると、案の定、犬子さんがまさにお内裏様を鼻で押しやっている場面に出くわしました

 お雛様の前に飾られていたお菓子の皿も寿司の乗った皿も鼻力で床の間の奥に押しやられ、お雛様の可愛い冠は落ちるわ、ちっちゃなぼんぼりは一つ倒れるわの散々な状態でありました

 これは“何らかのねえちゃんのわるだくみで部屋に閉じ込められた!”と、犬子さんが判断し、速効仕返しの嫌がらせで反撃に出たのだと思われます
 ワタクシが大慌てで雛人形を直している間に ダッシュで二階の母の部屋に逃げ込んだ犬子さん まあワタクシとしてはこれ幸い、と階段に柵を置いて下りてこられないようにしたので、その後来られた業者さんは心置きなく職務をまっとうできたのですが。

 しかし、お雛様を腹いせのターゲットにするとは(ちなみに食べ物の皿は動かしてましたが手を付けてはおりませんでした、その辺だけは、妙にいい子の犬子さん)理解力、判断力、悪知恵等、一体誰に似たのでございましょうねぇ

大胆な野生

2011-02-15 | ペット
 朝、一階のリビングの南向きの窓を開ける。
 空は晴れているが、窓の外は少し白いものがまた積もっている。
 まあ、この程度だったらそのうち解けて消えてしまうだろう。
 そういうまだ寒いウチで活躍するのは石油ストーブ、夕べストーブを消してから閉めっぱなしだったので、しばし空気の入れ替えでもするか、と、窓全開にしてその場を離れる。

 洗面台に行って顔を洗ったり、歯を磨いたりの身だしなみを整えて、リビングに戻ると、部屋の中にいた何かが弾丸のように窓から飛び出していきました
 なんと、ワタクシが軽く餌付けしているヒヨドリが、ウチの中にまで入ってきていたのでやんす

 ヒヨドリは人間に慣れる鳥だとはモノの本に書いてあったのだが、本当になかなかに人慣れするヤツなのだなぁ、まさか家の中にまで入ってくるとは思わなかった。
 そう思い、窓辺に行くと、まだ窓のすぐ側の木にとまっているヒヨドリに、昨日からあったりんごのかけらを切って投げてやりました。
 それを地面に降りてきて啄ばんでいるのを見ていて、何の気なしに、窓辺に置かれている果物かごの中を覗いてみてビックリ

 ちょうど鳥が入ってきていた窓辺には、藤で編んだかごが置いてあり、その中には常時果物が置いてあります。
 仏さんのあるウチでは、お供えしたりんごやバナナなどがよくそこに置かれているのですが、そのかごの中に、今回はりんごとバナナが置いてありました。
 りんごの上に覆いかぶさるようにバナナがあったので、ワタクシも最初は一瞬判らなかったのですが、バナナの下にあるりんごがガシガシと啄ばまれているんですわ
 上に乗っていたバナナには一切突付いた後はございません、りんごオンリーでやんす
 今も一階のリビングの机の上にそのりんごを置いているのだが、う~、写真に撮ってお見せしたいっ

 これはあのヒヨドリがしでかしたことにほぼ間違いありません
 つうことは、あのヒヨドリは、窓からかごの中のバナナの下のりんごを確認し、人が居ないから、と、人家に侵入し、窓辺のりんごをシャリシャリ食っていたと言う事なのであります ホンの五分ほどの間にそれだけのことをやり遂げていたのでやんすね、あやつは

 いや~、猫が家の中に入り込んでさかな咥えて逃げる、なんてのはアニメの歌詞にもなるよくあることだとは思っていたが、まさかヒヨドリがりんごのつまみ食いに人家に侵入して来るなんて思いもしなかった
 あやつらはワタクシが考えている以上に目もよく賢くそして冒険野郎なんでありんすなぁ

 この野生の大胆さと行動力を見習いたいものですなぁ