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まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

たむちん≠美少年だっ

2008-07-13 | 映画・ドラマ
 昨日、コンビニに支払いに行ったついでに買った1本63円だかのホームランバー(バニラ)に当たりが出た
 1本当たりと書いてあったので、他にもきっとツーベース(2本)、スリーベース(3本)とかがきっとあるに違いない。
 今度甘いものが欲しくなった時、お金がなくてもこのバーを持っていけば一本いただけるということだ
 スゴイささやかなことではあるが喜ばねばな

 
 昨夜はドラマ、ホームレス中学生を見ておりました
 本のほうでは吹田市が舞台なのだが、ドラマでは住吉辺りがどうも舞台設定とされていた様子で。
 やっぱりオオサカといえばコテコテなにわやさかい、人情に厚いんやでぇ、って感じの方が全国的に見て通りがいいからなんでしょうかね
 南と北とでは微妙に人のカラーも違うんですけどね、まあ、どっちにもエエ人(おせっかいさんも含む)はうじゃうじゃおるのでまあ、どこが舞台としてあってもいいけどね

 それにしても、主役の裕役の子、ホントに麒麟田村に似てましたな(お兄ちゃんとおねえちゃんはどうかは存じ上げませんが)。
 突然一家解散を宣言して失踪してしまった父と、残された20~14歳の子供たち三人、生きていくのはホントに辛く大変だったのだろうなぁ、と、しみじみ思う。
 特に、あのドラマを見ていたら、お兄ちゃんの心と身体のしんどさって言ったらないわなぁ、と、ついつい感情移入しそうになりました 
 それにしても、公園で生活している少年田村のなんとよく似合っていることか
 あんな子供だったから、公園で子供が一人寝泊りしとるということもあまり気づかれなかったのだろうし、あんな子供やったから回りのええ大人の人たちが“何とかしてやろう”と思い立ってくれたのだろうし。
 今回のドラマは本当に少年田村の姿がダブり、エンディングでお母さんに語りかける、本の最後にも収められている一節はかなりじん、ときて、見終わった後はとても清々しかったのですが、この田村の役を今度は映画であの永遠の童顔美少年小池徹平 がするとなると、正直見たい気持ちは皆無です

 麒麟田村とルックスがかけ離れているということはどうでもいいのです。
 あんな可愛い男の子が公園で寝泊りしているなんてことがあったら、速攻近所のおばちゃんおじちゃんおかまのおねえちゃん etc、が、かわいそうヤナ、どうしたん? と、助けの手を差し伸べてくるに決まってるじゃござんせんか(田村が小池君なら、お兄ちゃん、お姉ちゃん役はどんな美青年、美少女の子がやるのだか)。
 ホームレス中学生、は、貧相な田村裕だったからドラマになるのです!
 あんな可愛い小池徹平がホームレスだったら、ナンボでも面倒見たるさかいに~ ってなパトロン希望者が殺到するに決まってるでしょうが

 映画は多分見ないけど、このドラマのホームレス中学生は面白かったと思いますよ。
 ただ、田村役の子の今後のイメージがちと心配だが……(たむちんの印象強すぎて)。

古きよきSF魂☆

2008-07-08 | 映画・ドラマ
 昨夜は七夕の夜、風水では、ちょっとだけいつもと違う非日常を味わうといいということだったので、いつもはあまり見ないBS2の衛星映画劇場を久々に見てみる
 たまたまSFコメディのような映画らしい、という事を新聞のテレビ欄で見ていたので、まあ、七夕やし、夜空=宇宙繋がりでいいんじゃないかい? ってな軽い気持ちで見始めた
 見始めたら、これ、結構面白くて

 ギャラクシー・クエストという20年近く前に人気を博したSFテレビドラマの、ちと落ちぶれた俳優のところに、SFドラマを実際の記録映像だと信じた宇宙人が助けを求めにやってきて、とか言う実に“お子ちゃまねぇ”な設定なのだが、これがなにやらハマるハマる

 大人気だったドラマとは違い、仲のあまりよろしくない隊員たちが、宇宙船の船長役の男に連れられ本物の宇宙船に行き、本物の宇宙の戦闘をする羽目になって、頼ってきた宇宙人も、正直真面目、がウリのような、実に純朴で、かつ異常に科学技術が発達しているというオモロな奴らで、悪役は一部の隙もないくらい“見るからに凶悪”そのものの宇宙人で
 はじめは過去の自分の栄光と今の役者としての凋落振りにいい加減な行動ばかりしていた主人公が、実際に悪い宇宙人と戦い、ドラマさながらの強くカッコイイヒーローになっていくところや、過去の栄光だけの人生、のようなイマイチやる気のなさそうだった仲間たちもそれぞれ役と自分がシンクロしていき、勇気ある隊員たちになっていき、疑うことやウソなどを知らない、ちょっと他力本願的なところのあった宇宙人たちも、諦めず自力で戦うことを覚えて。

 ホントに1970年代とかのSFっポイ雰囲気がなんか超ワタクシ好みで(でもスターウオーズはなぜか好きじゃないのよねぇ)。
 何かもう、お約束満載なんだけど、何かこう、オタク心を刺激するというか
 特に自分の大好きだったドラマの尊敬する艦長から助けを求められるオタクの少年たちの気持ちはもう、こんなことが本当にあったらオタク冥利に尽きるなぁ、くぅ~っ! ってな感じで。
 オタク少年たちにシンパを抱くということは、自分も子供のころ、こんな風に夢と現実が入り乱れる世界を心のどこかで描いては妄想に浸る立派なオタクだったんだよなぁ
 いい大人になり、年相応という押入れにしまい込んで忘れていた子供の頃のワクワクした気持ちを思い出させてくれる、ワタクシにとってこれはそんな映画でやんした
 
 今朝、あの映画の事をもう少しよく調べてみるか、と、ネットで検索したところ、あの映画はスタートレックのパロディのような映画で、SFオタクが製作した一流のSF映画である とウイキペディアに書かれておりました。
 ああ、やはりワタクシにも立派なオタクの血が流れておるのですなぁ

さよなら、絶対彼氏

2008-06-25 | 映画・ドラマ
 絶対彼氏、終わりましたなぁ
 まあ、そういう結末でないと梨衣子は前に進めないので、そういう結末なんだけど、まあ、そんなもんだろうね
 初期化処理起動されても奇跡的にエラーを走らせ、クロノスへブン社から逃げ出し、パリへの夢の道を自ら閉ざし、ナイトとずっと一緒にいる、と、笑顔でいう梨衣子と暫しの幸せな時を過ごしたナイトは、自らの機能停止を悟り並切のところに回収されるために向かう。
 姿を消したナイトの事を並切から聞かされ、「もっと優しくしてあげればよかった」と涙をこぼしながら呟く梨衣子。
 機械、と判っていても、やっぱり自分の側から消えてしまうのは悲しいよな
 梨衣子が泣くシーンでは、ついこっちもうるっともらい泣きしそうになりましたわ

 しかし、全体的に感じていたことだけど、やっぱり梨衣子のナイトに向ける感情って、タイトルとは違い、彼氏、じゃなくて、ペット、に近いものだったような気がしますなぁ
 大概、ペットは飼い主より早く寿命が尽きる。
 同じ時を同じ速度で歩んでゆけない友たち。だから飼い主は、その命を失うと知った時、もっと何々してやればよかった、と、後悔の言葉を口にするのだ。
 機械のナイトは梨衣子と同じ速度で時を歩んでいかれないのは、初めからわかっていたことだけど。梨衣子は自分は見送られる方だとばかり思っていたのだろうけど。
 まあ、愛する人を失った心の痛み、より、ペットを失った心の痛み、の方が少しは心の傷が癒えるのが早いかもしれないので、そのほうが梨衣子にとってはよかったのかもなぁ
 悲しみの深さは同じでも、自分と同じ速さで時を歩いて、慰め励ましてくれる誰かが、きっと側にいるから。

 ワタクシも何度かペットを失い、そのたび「もっと可愛がってやればよかった」と胸を痛めたので、今はもう、何時犬子さんが天に召されても、「ワタクシは犬子さんを心ゆくまで愛してやれた」と言い切る自信があります(ハゲシイ思い込みかも)。
 その自信がなかったから、大学生の頃死んだ犬を最後に、生き物を飼うことを拒んでいたワタクシ(と、家族)。
 しかし、亡くなった父が父方の親戚の家の犬が産んだ仔を貰う、と決めたときから、ワタクシ、この犬は我が家歴代の犬の中でナンバーワンの幸せな犬にする、と、心に誓ったから
 その思いがなかったら自分より短い命の他の生き物を飼う資格なんてありませんもの。

 ちなみに男に対しては分かれる際、「もっと〇〇してあげればよかった」なんて思ったことは一度もございません(いい別れ方してないな……)。

絶対彼氏とウチの母

2008-05-21 | 映画・ドラマ
 ウチの家での今期のドラマの最も視聴率の高いものは“絶対彼氏”どす
 初回をワタクシが下の居間で見ていたのがそもそもの始まりなのだが、ワタクシも楽しみに見ているが、特に母が結構“お気に入り”のようで
 NHK大河ドラマの篤姫以外、どのドラマも居眠りこいたり“ただ見ているだけ~”といった感じで、見終わったのち「百字以内で感想を述べよ」といってもどんな話だったのか覚えていない、といった風情の母だったのだが、今回のドラマはちゃんと見ている。
 速水もこみちのあのロボット役がいたくお気に召してらっさるご様子なのだ

 たしかに速水もこみちあの人間離れしたマスクと体型があれほど遺憾なく発揮できる役もそうはない
 無表情なところとか、とってつけたような微笑でフリーズしているところとか、すごくメカニックというよりやはりロボットという感じで、実はワタクシも気に入っております(一番のお気には「電気屋です」と人ン家に勝手に上がりこむ並切さんだが)。
 しかし、あのロボット役がああもハマる役者も珍しいですな。
 人間離れした等身だけだったらアンガールズの二人もかなりロボットっぽいが、どちらかというとあの二人はアニメワンピースの登場人物とかの系統のような気もしますし
 それにしても、あれほどのロボット家電が、一億で買えるのだったら随分安いお買い物のような気もいたしまするがね。まあ、アシモくんとかの二足歩行ロボットのレンタル料は格安とお聞きいたしましたが

 どんどん人間っぽい感情を学習し続けるナイト。何度部品を交換してみてもその行動は制御できず、と、なってきておりますね。
 まあ、昔々に読んだL・ワトソンの著書には無機物といわれる物質にも記憶や意識を持つものがある、といった説がありましたし、日本人の考え方にもすべてのものには魂が宿っている、というようなものは昔々からございましたしね
 記憶の集積回路を介さなくても人と似通った思考形式を与えられたモノならば人と同じような考え方をそれこそ全身で持ち始めてもまあ、おかしくはない、とワタクシも思っている方の人ですので。
 
 まあ、それはいいとして 考えてみると、父を亡くした母とかのような、一定以上の年齢になり、伴侶を失った人とかにこそああいった“彼氏ロボ”のような存在が必要なのかもしれませんなぁ。
 側にいてくれて、絶対自分の味方であってくれる存在は、お年を召した方だろうと、というよりお年を召した方だからこそ必要なのではないかなぁ
 しかし、ある日母の脇に超イケメンロボットが傅いて、「俺は〇〇子(母の名)の理想の彼氏ですから」とか言われたら、ちと驚くわなぁ
 つうか、「アタシの分はないの?」と母に文句を言うかもなぁ
 いけませんぜ! まだペットとロボットに走っちゃ! まだ生身の人間の伴侶を得る望みはありやす! 高木美保さんを見習ってくだせぇっ!!

少林少女見てきました

2008-05-02 | 映画・ドラマ
 昨日は“映画の日”だったので、映画館に足を運ぶ。この日は映画千円で見られるから
 まあ、車で行くワタクシ、映画館ではいつも“駐車場割引”を使用し、常時千円で見ているのだが、なんかこういうイベントに参加すると言う気分がいいじゃないですか
 チケット代千円払って館内に入る。本日2回目上映のせいか、人の出足は超少なく、ワタクシより先に座っていた客は4人のみでやんした。
 上映時間が始まる前に、もう少し人が入った様子で、でも合計十人ばかりで鑑賞いたしました。田舎ならではの贅沢
 しかし、田舎の映画館が青息吐息になるハズだわ

 見に行ったのは柴崎コウ主演の「少林少女」。ラクロスと少林拳をごった煮にしたようなお話で
 柴崎コウの拳法の胴衣姿も、ラクロスのユニフォーム姿も可愛かったのですが、お話はまあ、よく言えば由緒正しき香港のカンフーアクション映画の流れを忠実に受けていると言うか、物語の展開があんまりにもお約束だろう、そこまで都合よくやる事に、ワタクシたちついて行っていいんだろうか? 的なところも多々ありまして

 祖父の道場を継ぐべく本場の少林拳を修行してきた少女凛、しかし帰国してみると亡き祖父の道場は廃墟と化し、一番弟子も少林拳に否定的な態度で中華料理の職人をやっていて。
 その中華料理店のバイトをしていた中国娘と友達になり、彼女の所属している大学のラクロス部にスカウトされ、凛はラクロスを始めることとなったのだが、そんな彼女に闇の手が近づいてきて…、と言うようなあらすじ
 初めはダサイだの文句を言っていたラクロス部員の子達がなぜかみな少林拳をきっちり始める、ってところもお約束だし、岡村隆史のキャラも、中華料理店の店員も、「笑い」を取るにはちと物足りない存在だったし。
 中盤辺りまではちょっと、もさい感じを受ける事もしばしありました

 しかし、香港映画のパワーはそんなちまちました物語よりもやはり爽快なアクションシーンに尽きます
 チャウ・シンチーのその手の映画のエッセンスを濃厚に持ったこのお話は、後半見せ場の格闘シーンを存分に堪能していただくためのオハナシだとワタクシは理解いたしました
 CGをふんだんに使用してはいるものの、やはり生身の人間のぶつかり合いがあってこそ映像の細工が生きるというもの、凛役の柴崎コウも、悪の元締め役の中村トオルも、頑張って格闘シーンを演じられている姿はとても人間くさい感じがしてよかったですわ

 まあ、全体を通して映画としてはそこそこ位の出来なのですが、
 1.柴崎コウやその他俳優さんたちの格闘(乱闘)シーンの出来はかなり頑張っていた事。
 2.凛と学長が闘うクライマックスのときのあの(どのシーンかは劇場で確認してください)シーンがとても綺麗だった事(凛が天女のごとく見えましたわ)。
 3.(の眉毛)が、十代の頃のワタクシにクリソツで親近感を覚えた事。
 の3点を加味して、合格点を付けたいと思います(3番目の項目は無視していただいて結構です)
 
 まあ、これはあくまでワタクシの感想、実際を知るためにこの連休になと映画館に足を運んでいただきたいと思います
 映画館で見た人にだけ文句や賞賛を言う権利が与えられ、同時に映画産業の振興を図ることにもなると、ワタクシは信じておりますので

Lの世界は変わった

2008-02-12 | 映画・ドラマ
 昨日は友人と共に久しぶりに映画を観てまいりました~
 こういうプチイベントがないとまともな格好を最近滅多にしないワタクシ、昨日は少ない手持ちの中から苦心して品よいコーディネートをし、「ふっ、ワタクシもまだまだ捨てたモンじゃないじゃん」と悦に入りつつ街中を闊歩しておりました。
 しかし、格好つけて歩きすぎて、右足の足首にマメ作りましたわ


 さて昨日見てまいりましたのは L change the world でやんす。
 Lの最後の23日間をどんな風に描くのか? ちょっと期待しましたが、まあ、そこそこ繋がりを持った出来だったんじゃないでしょうかね
 まあ、話の中で、なんでここでこうしないの? と思う場面も幾度かあり、「んなわけないやろ!」と突っ込みをいれてしまいそうになる箇所も何度かありましたが(実際、一箇所は「ナイナイナイ!」とつい声に出していってしまいましたが)、全体的な映画としての緊張感は初めから最後まで保てていたように思います。 

 今回の敵は自分よがりな思想を持ったとある人たちと、その集団が持つ殺人ウイルス。
 物凄く感染力が強いらしく、血の一滴でも(ひょっとしたら空気感染でいける?)付こうものなら不必要なくらいにおどろおどろしい面相になって死に至る、というウイルスだったようですが、少女の怒りをより強いものにするためにあったとおぼしき場面も、ちょっとクドイ、と思いましたな
 感染力は驚異的だが、それに対するワクチンの効果の威力は、花粉症の人が薬を飲んで症状が治まる様を見るようにスルスルと治ってしまうところもなんか別の意味でスゴイ
 あああ、多々突っ込みたい場面はあるのですが、まだ見ていない人にネタバラシをしてしまいかねないので書けないところがツライっス

 サブタイトルを見るとLが世界を変えるのか? とも取れる文章。
 物語の冒頭で、一緒に闘っているつもりの仲間から言われた一言、そしてワタリ亡き後、(ほぼ)たった一人で駆けずり回って事件を解決に導こうとするL。
 それでもこの事件で幾人もの人と出会い、ラスト、夕日の沈む中、Lがポツリと呟く言葉が、この映画のサブタイトルの意味になっているんですなぁ
 彼の一言は未来への希望。その希望をもてるようになった彼の、この世界に向けられた思いこそが変えられたんだと。

 Lの運命が変わるわけでもなく、人によっては場面中生理的に受け付けないかも、なシーンもあるかもしれませんが、映画を見終わった後の気分は意外なほど清々しいです
 まあそれはLである松山ケンイチの魅力と、監督さんの人柄が出ているのかもしれませんね
 まあ見て損はない映画だと思いますよ

 最後に、今回の映画で準主役の男の子、タイ人だとばっかり思っていました
 名倉潤以来の騙され方でした。
 何のことだ? と思われる方はぜひ劇場へ

有閑倶楽部へようこそ

2007-10-17 | 映画・ドラマ
 昨夜は久しぶりに夜更かし? して、ドラマ「有閑倶楽部」を見ておりました
 するといつもなら十時過ぎには部屋に来るはずのワタクシがいつまでたっても来ないものだからか、犬子さん一階のワタクシがテレビを見ている居間に来て、電気こうこうの下、眠ってらっさいました
 ドラマが終わって「さ、ね~ちゃん寝るよ」と言ったら速攻二階に上がって行った犬子さん。
 ワタクシが来なくて寂しかったのでしょうか


 さて、そんな可愛い犬子さんをあっちにおいといて、昨夜は見ました。ドラマ有閑倶楽部。
 ワタクシこの漫画の原作を見たことがなく、キャラに対してもたいしたイメージや確固たるキャラ像などを持っていなかったので、結構すんなり登場人物を受け入れられました。
 しかし、男性陣のキャラはみんなどこかに違和感が……
 まあ、超名門、良家の子息子女が集うギガ金持ち学校に通う高校生の役なんて、いくら芸能人とは言えもともと普通のおうちの子、やっぱり掴みにくいだろうしねぇ
 男の子キャラたちはなんとなく全員浮いた(現実離れ、と言う意味でなく)身にしっくり来ない感じがぷかぷかしてたからなぁ。
 中でもスエーデン大使の子息のグランマニエ美童役の田口淳之介君にはなんとなくナミダした
 OPの部分でバラ風呂に入っている人間がいたので、黄桜可憐かな? と思いきや、ナルなグランマニエくんでありました。うわわわわ~っ 田口君、演じてる時死にそうにならなかった
 とか、今ひとつ少女漫画の世界に溶け込めてない男の子たちではありましたが、この浮きっぷりを楽しむのも一つの手よね と思いなおし、画面に集中
  
 それに比べて女の子たちのなりきりっぷりの見事なこと
 こういうときのなり切りの見事さはお母さんごっこの延長か、「ああ、やっぱり女の子だなぁ」と感服いたしまする。
 もともと白鹿野梨子役の香椎由宇ちゃんが見たくてこのドラマを見ていたのだが 意外や意外、その他の黄桜可憐役の鈴木えみちゃんも超美人だけどどこか抜けててあざとい玉の輿狙いのところなんかとてもキュートだし 野性的な剣菱悠理役の美波ちゃんのこれまた可愛いこと
 特に短気で、大飯ぐらいでガサツな大財閥の娘、剣菱悠理がことのほかお気に入りになってしまいましたわ
 悪を懲らしめる有閑倶楽部のメンバーの作戦で大金が必要となったらば、父親のところに「とうちゃ~ん!」と駆けつけ、「お金かして、五千万!」と「友達とライブ行くからお金かして、五千円!」みたいな感覚で言っちゃうところがめちゃくちゃ可愛く思えまして
 もう、視線は悠理の親目線
 好きなだけ餌を与えて飼い馴らしたくなりましたわ
 
 とまあ、物語よりキャラの面白いこのドラマ、しばらく見てみましょうかな
 まあ、とりあえず頑張れ、グランマニエ田口くん

バック・トゥ・ザ・過去

2007-09-04 | 映画・ドラマ
 むむむ、最近とあるHPを見に行くと、きちんと表示されなかったり、作動がものすごく遅かったりで、さっきなんかいきなりPCの電源が落ちましたわ
 別のところを見に行ってもそんなことにはならないので、多分あのHPに問題があるのだと思いまする 悪いウイルスに感染しているとか?
 あそこのHP、何かおかしいのかなぁ? 教えてあげた方がいいのかなぁ


 夕べはさっさとお風呂に入り、9時からはテレビの前にお座り
 昨日から3日間連続で、バック・トゥ・ザ・フューチャーの三部作を放映するということで。
 いや~、ワタクシこの映画好きなんですわ
 笑えるしドキドキハラハラはあるし、古き良きSFっぽさのフレーバーはあるし、小ネタや複線が様々張ってあったりして、ワタクシの好みにぴったりなんですわ。
 すでに何回見たか判らないけど、今回もまた見てしまいました
 
 1985年から三十年前にタイムスリップした少年の大活躍のお話。
 今回再びこの映画を観ていて、なんか「あれ?」な感覚をふと感じる。
 この映画が製作されてからすでに22年も経っており、マーティーの暮している1985年を見る自分の目線が、マーティーが自分の父親たちの時代を見る目とシンクロしてきている感じがしたから
 
 ウオークマンが最新式のお洒落な音楽携帯ツールで、スケボーで颯爽と移動し、イカしたファッションは「救命胴衣か?」と聞かれるダウンジャケット
 その昔は確かにものすごく流行りましたなぁ 老いも若きもみんな着てた時代が、あの時だったんですなぁ
 ワタクシも買ってもらっていましたわ、赤と青と言う超反対色がリバーシブルになったヤツを。どういう色彩のセンスしていたんでしょうね、子供の頃のワタクシって
 2007年のワタクシが見ても、「救命胴衣か?」と聞きたくなるあのファッション、ああ、あれが“時代”と言うものなんですなぁ

 そんな感傷に浸りながら最後まで見た映画。残念なことにあちこち切りまくりの短縮バージョンでありました。BSなんだからノーカットで放映しろよ、ぷんぷん
 それにしても、あと8年後には“空飛ぶスケボー”が発明されていることになっているんですなぁ。昔が描いた未来に近づくにつれ、その想像とのギャップがたまらないですわ
 今日はパート2、で、なぜかワタクシ、途中で寝てしまったり、見逃したりで、この2をあまりきちんと見た覚えがないので、今回こそはきっちり押さえる所存でやんす

2ヶ月遅れで御免!

2007-08-26 | 映画・ドラマ
 プリプリの犬子のテンショ~ン
 二ヶ月遅れの話題で恐縮ですが、昨日はようやく「舞妓Haaaan!」を見てまいりました
 京都の花街を縦横無尽に阿部サダヲが駆け抜ける、実にくだらなくって馬鹿馬鹿しくてハイテンションに面白い映画どした
 や~、何はともあれ、スクリーンに登場する舞妓はんたちの衣装の華やかさは、ほんによろしゅおすなぁ。
 なんかやっぱり、舞妓はんは日本女性の一つの美の究極の容なんですなぁ
 
 それにしても、舞妓はんというのは不思議なもので、あの独特の白塗りスタイルになると、現代的には美形のはずの柴崎コウが、なんともクドい顔に見え、素顔で言ったら駒子演じる野暮ったげな小出早織の方が、ずっと、舞妓はんや~ って思えましたモン。
 彼女の事をよく知らなかったワタクシ、本物の舞妓はんかと思っておりましたもんな

 京都フェチの鬼塚をなぜか激愛している不可思議な“三重の女”富士子役の柴崎コウも、ウザったいOL時代から、京都で舞妓修行をし、どんどん洗練されていい女になっていくところが見所でやんしたねぇ。(ちなみに三重県出身を隠していた事を鬼塚に責められる場面で「お父さん京都ではたらいてるし!」のセリフは個人的に激ウケました
 京都で夢破れ、自分を見失っていた鬼塚にマジビンタ食らわせ、目覚めさせるあのシーン、鬼塚を行かせた後、うえ~ん、と泣いてしまうあのブス顔もすんごくナイスでしたどす

 鬼塚の最大のライバル内藤貴一郎演じる堤真一も、阿部サダヲのテンションに引けをとらない物凄いハイテンションの芝居を見せてくれて、ほんに楽しかったどす
 置屋という特殊な家庭で育ち、そこでまたややこしい家族関係を作ってしまう悩めるハイテンション負けなし男
 演じてる時、きっと楽しかっただろうなぁ、と言う感じがひしひし伝わって参りましたもの

 それにしても、鬼塚のブログを荒らし、鬼塚が永遠のライバルと張り合う、しかも決して追い抜けない男が内藤貴一郎、ハンドルネーム“ナイキ”って、マジいいんでしょうかね
 なんかこう、リアル過ぎない
 映画が終わりエンドロールが流れる時ふと思ってしまいました。

 まあ、でも、スマッシュヒットな作品ね
 今回は千円で見れたので、もう一回くらい劇場で見てもいいかも って気がする映画ざんした。
 ああ、そういえば京都になんてもう十数年足を運んでおりませぬなぁ。
 行って観たいな、リアル舞妓Haaaan!

クライシスな夜

2007-08-06 | 映画・ドラマ
 ああ、危ないところだった
 昨夜、九時からパパムス7を観るか、NHK特集の核クライシスを見るか悩み、結局パパムスの方をビデオに撮り、NHKをリアルタイムで見ることにしたのだが。
 なぜそのかたちをとったのかといえば、もちろん重たい話を見た後のお口直しに、をしたかったからである。
 しかし、9時になったとたん、なぜか物凄い眠気が襲ってきて、番組をちゃんと見ることができたのは正味最初の十分くらい
 何であんなに眠たくなったのか、今もって謎である。
 しかも番組が終わったと同時に意識がはっきりしだして、「ちぇっ、まあいいや」と、もうすぐ終わるであろうパパムスを観始めたのだが。

 あれ? 時計ではあと五分くらいでエンディングを迎えねばならぬのに、なんかお話がまだまだ途中っぽくない?
 案の定、十時になっても話は終わらず、画面の上にウルルンは10:30から放送します、ってなテロップまで流れ出して
 このテープには前回録画した分のパパムスも入っている、しかもノーマルで撮っていたので録画時間は二時間のみ。
 したがって番組の途中でテープは無情に切れてしまった訳で

 結局後半三十分はリアルタイムで観て、前半を録画で観る、と言ういびつな鑑賞の仕方になってしまいました
 今日は新聞のテレビ欄、ななめ読みしかしてなかったからなぁ。
 ……バレーボールやってるなんて、まったく存じ上げませんでした。興味ゼロだし。
 
 さて、そんなクライシスを乗り越え見た昨夜のパパムス7、パパ姿小梅の方はパパの運命の掛かったプロジェクトがなかなか上手く進まないし、ママには西野さんの事を問い詰められるし、小梅姿のパパは学年最下位の成績になり三者面談をされてしまうし、大好きな先輩に贈るミサンガを編むのは編むが、どうしても自分で渡したくて(でも絶対この身体のままじゃ不可能だし)渡せない状況にジレンマを抱くし
 お互い「どうにかして絶対自分の身体に帰りたい」という思いが大きくなってきたところで、田舎の義理母さんが、二人の身体の入れ替わった原因と思しき“桃”を持ってくる。
 この桃がすべてのことの起こりである事を、次週の二人は知り、お互い元に戻るために動き出すんだろうなぁ。
 ああ、物語もそろそろ大詰めかぁ……
 
 それにしても、ドラマのラストに川原家に押しかけてきた西野さん、とうとうママへ直接揺さぶりをかけに来たのか
 仕事はできるし真面目だししかも美人なのに……う~ん、悪い癖をお持ちだわ……どうなる!