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まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

ベラのムチは~♪

2011-10-30 | 映画・ドラマ
 この人一体誰やったかな、顔は見たことあるけど~
 挨拶だけはしとこうか、おはようございます~

 これは今から四半世紀ほど前に(そう書くとなんかすごいな)コミックソングの帝王だった嘉門達夫氏のアルバム「お調子者で行こう」の中に収録されている「業界人間」という迷曲である
 知っている人、もしくは覚えている人はどのくらいいるのでやんしょうね

 さて昨夜も見ました、妖怪人間ベム。
 妖怪人間達は人間に変わりたくて、生まれてこのかた何十年も、その手がかりを探し続けているのに、変わろうともしないで変われない、と、自分の殻に閉じこもって変わろうとしない人間たち。
 妖怪人間たちの目から見ると、人間でいるってだけでも幸せなことなのに、自分の意思で変わろうと思えばいくらでも変わることが出来ながら、何かと自分に都合のいい言い訳を並べてやらない人間の甘え、がムカつきますな
 そういうお話でしたわね、昨夜のお話は。

 ベラちゃんがなぜあそこまで、自分の中のプライドの殻に閉じこもっていた少女に肩入れするのかがちょっと判りづらかったけど、まあ、ベラちゃんの威勢のいい啖呵を聞けて楽しゅうございました
 もしかしたら、あの少女の歌の下手さに(実際物凄く下手だったよね、声もお世辞にも美声でもなかったし)シンパシーを覚えた結果だったのでしょうか

 回りが変わらないから自分が変われないのではなく、人は自分からしか自分を変えていくことが出来ない。 
 でも自分が変われば、自分自身で周りを替えていくことは出来る、と言うお話でありましたのよね。昨夜のお話は

 どうでもいいが、昨夜の回で、ベラちゃんのムチが登場いたしました
 キャ~、ベラのムチは痛いのよぉ~っ

 これからもどんどん、ベラちゃんのムチ捌きのシーンを取り入れていただきたいものでありんす

妖怪人間~♪

2011-10-23 | 映画・ドラマ
 早く人間になりた~い

 今から40年以上前に放映された怪奇アニメ「妖怪人間ベム」の実写のドラマが昨夜から始まりました

 一つの細胞から産まれた三体の妖怪人間。
 普段は人の姿をしているが、感情が高ぶるともとの醜い姿に戻ってしまう。
 だが心に人間以上の優しさや正義の心を持っている彼らは、疎まれながらも、人間に寄り添い憧れながら、中途半端な失敗作ではなくちゃんとした人間になりたい、と長い間、闇の中を、とある人物を探してさすらっている。
 これが今回のドラマの大本ですかね

 元のアニメも見たことがなかったし、ドラマ自体も大して期待はせずに見たのだが、意外や意外、闇にま~ぎれて生きる~、の妖怪人間達になんか凄く共感しちゃいましてねぇ

 悪い事を何一つしたわけでもないのに、それどころか何の見返りも求めず、人間の窮地を救っても、ただ外見が物凄く醜悪だからというだけで、醜い=悪者、忌み嫌われて当然なもの、退治してしまえ、と扱われるという、あの人間の本能のような行為のおろかさと仕方のなさが同居してしまう設定はやはり見ていて切なくなってまいります

 実態を見極めず、~っぽいから、ということだけで流れていく風潮は、政治や経済でもかなりの部分で重きを占めており、そういう世間が正直ワシ、嫌いなんですがね
 まあ、悪者? とつい思ってしまいそうになるあの特殊メイクの妖怪加減がまたスゴイからしかたねぇかねぇ

 暗い影と人間に疎まれる哀しさを纏ったベム役の亀梨も意外といい感じだったし、気が短くてちょっと蓮っ葉な物言いだが、心根は優しいベラの杏ちゃんも、ああ、杏ちゃんでよかったんだわ と思えるハマリ加減だし、マルモのおきての時はひとかけらも可愛いと思わなかったベロ役の鈴木福くんがまあ可愛いこと
 関わりを持ってしまった人間の刑事の家で頂いた温かいご飯が美味しくて、ついいつもは草や乾し芋ばっかり食べているから~ と言ってしまう顔が、21世紀の子供ではなく、ずっと昔から子供のままの妖怪の子供の笑顔って感じがいたしましてねぇ

 どうでもいいのですが、物語終盤での、刑事役の北村一輝さんのあのピンクの靴下が目に焼きついて仕方がなかったのですが、あれは誰の趣味
 ついでに、杏ちゃんの口から、ベラのムチは痛いのよぉっ! のセリフがないというのがちょっとだけ残念なのですが

 人間だって心の中に、時に妖怪のように醜くおぞましい顔を持つことがある。
 ただその顔が他人には見えないだけで。
 妖怪人間達には、優しく愛に満ちた心があっても、その醜悪な姿が他人に拒絶される。
 左右上下が違うだけで、どちらも実は同じ醜さと美しさを持っている。
 人間と妖怪人間は、鋳型と鋳物の関係であることを皆、気付かない。

 そのことが今後の物語の一つの核になってくれたらいいなぁ、とワタクシ個人的には思っておるのでありますが

 さて、この先、ベムたちは、妖怪人間よりもはるかに妖怪っぽい? 自分たちを創った博士に辿りついて人間になることができるのでしょうか
 人間になれたそのとき、ベムは一体何をしたいと思うのでしょうね

実写化なんだね

2011-10-12 | 映画・ドラマ
 今日は満月でございます

 といっても、満月に向かってお財布フリフリなんて事も最近はしていないのだが
 とりあえず、チョコ系の甘いものだけ頂く予定でございます。


 先日、バイクの二人乗りをしている男の子を見かけた。
 巨大なスクーターみたいなヤツに、いかにもヤンキーっぽいのが二匹 というのはたま~に見かけるのだが、その男子たちはごく普通のファッションの、そこそこ格好いいレベルの子たちだったように見えました。
 普通のバイクを一人が運転し、その男の子の後ろに、落っこちないように片手を前の子の腰にしっかり回したもう一人の男の子が、もう一方の腕で肩越しに前の子の肩を抱いて、ヘルメットをかぶった運転中の男の子の耳元辺りで、何やら一生懸命嬉しそうに話しかけている。

 そういう光景を目撃したのでやんすが、これ、腐女子の人が見たらもう萌え萌えな光景だったのではないのでしょうかね

 腐女子の大好きなシチュエーションの実写版

 実写といえば、荒川アンダーザブリッジが実写化ドラマだけかと思いきや、映画にまでなるそうでございますのね
 あのマンガは開始当初は大好きでずっと読んでいたのだが、ここ数年全く見なくなっていた。
 そのうち聖☆お兄さん、の方が面白くなっちゃって、そっちばっかり読んでいたのだが、そうか、あっちはあっちで凄いことになっていたんだなぁ
 いつの間にか結婚していたのか、作者は出産するっていうし

 そういえば、聖☆お兄さんの方は出産に伴う連載休載の告知が出ていたようだが、荒川~のほうは連載休止はしていないのだろうか? 実にどうでもいいことなのだが

 まあ、面白かったからね、荒川~の方も。
 途中から自分の昔の単行本に出て来ていたキャラを多用するようになり、なんとなく同人臭さの感じがしてきて読むのをワタクシは止めてしまっただけだったから。
 ワタクシは、マリアさんとシスターが好きでした
 実写版のキャラも、それぞれぴったりな感じの配役で(ドSなマリアさんも、城田のシスターも

 ドラマも深夜にやっているのだが、まだ見たことが一度もない。
 朝、携帯のアラームを見てみると、真夜中に「鳴らしましたよ」と、一応表示は出ているのだが、全く記憶にない。
 大体、何であんな時間にやるんだろう? 下ネタが出るってわけでもないはずの漫画なのに。

 まあ、どうでもいいか。
 映画化されても、多分ウチの近所の腐れ映画館では上映しないし

誰かになって物をみて

2011-09-25 | 映画・ドラマ
 はあ、夕べで終わってしまいましたな。ドラマ、ドン・キホーテ

 どんな風に終わるのだろう? まあ、城田と鯖島は元に戻れるのだろうけど、と思っていたのですが、実にほんわかしたハッピーエンドで終わってくれて、まことに心がハッピーになりました
 あゆみさんの、二人が元に戻った時にニコニコしながらポロッと言っていた、(元に戻った旦那に対して)知性がなくなったような気がする~ というセリフには笑いましたし

 兵頭と西脇さんが最後に入れ替わってしまうのも、そのパターンもなんだか凄く続きが見たいなぁ、とも思う終わり方で
 いや~、ワタクシは好きざんしたね

 突拍子もない作り話だの、ヤクザを美化してるだのと、そんなに世の中都合よく行くはずないじゃないか、など、いろんな意見もあろうかと思いますが、そんな了見の狭い人はまずテレビを見ないことをオススメいたしますわ、ワタクシ
 そのほうが精神衛生上よろしくてよ

 ドラマはあくまでどこか違う世界のお話。
 だったら、思いっきりこうなって欲しいな、こんな人たちがいる世界であって欲しいな、というものを見つけて楽しむのが、テレビの楽しい見方だと、ワタクシ思いますの

 ドン・キホーテのあの、誰かと誰かの魂が入れ替わる、というような奇跡は、ワタクシ起きてもいいような気がしてますもの
 その人の気持ちになって考えてみろ、とか言う言葉がありますが、実際、その人になるなんてことは不可能なわけで、だから実際その人の気持ちになる事なんか絶対ありえないのだし。
 だから、他人と判り合うということは本当はとても困難なのだし。
 だから、あんな奇跡がいろんなところで起きたら

 それこそ自分の信じていたこと、正しいと思っていた事が、ある面から見たら全く異なる姿を持つようになるのかがわかるようになり、本当の意味で、他人の身になって考えることができるようになる。
 そして自分の見ていた世界とは、ちょっと視線をずらしただけで変ったものにもなっていくということがわかってくるはず。

 それほどに自分の目に見えている現実というものは不確かなもの、あらゆるものに形を変えていくものだと理解できるようになるかもしれないから。

 いろんな事故や災害がありすぎて、目に見える現実だけをそこにある唯一つの真実、のように心が認識してしまって、辛さをただ受け止める、というような感じになってしまいがちな世の中だけど、奇跡ってのはどこかで必ず起きるもの。

 ワタクシは辛い現実を味わうためにこの世界に生まれてきたのではないと信じておりますので、とにかく明るい心でいようと、この何十年生きてきて、ようやく思えるようになりました
 そう思えるようになった事も、いろんな出来事が奇跡的に絡み合ったおかげなのかもしれないから。

 まあそういった考え方はさておき、ワタクシ好きでしたね、ドラマ、ドン・キホーテ
 やっぱドラマはああいう見て幸せになれるもの希望、でやんすよ
 どうか、DVD当たりますように~っ

来週で終わるのね

2011-09-18 | 映画・ドラマ
 今期、唯一見ているドラマが、日テレ土曜九時からの、ドン・キホーテだ
 一般的なウケも視聴率も知らぬが、ワタクシ個人的にはとても面白いと思うぞ

 三宅弘城も出ているし、ということで、楽しみに見ていたのだが、もうすぐ終わっちゃうのよねぇ
 毎回凄く楽しみに見ていたけど、来週が最終回なのねぇ

 昨日の番組終わりで、12月に出るDVDを抽選で10名様にプレゼント、というのを聞いて、速効応募しちゃいましたわ
 どうぞ10名の内に入れますように

 あのドラマ、まだもうちょっと見てたいなぁ、という気がとてもするのだが、うん、10月からの番組も控えているしね
 この頃の土曜の夜九時からの日テレのドラマは佳作が目白押しなので、次のドラマに期待して席を譲るのが正しい道ってもんなんでしょうかね

 しかし、妖怪人間ベムだからなぁ、次の作品
 お笑いなのか、シリアスなのか、それともホラーなのか、まだ全くジャンルさえ判らないのが気になりますが。

 でも、杏ちゃん演じるベラのムチ捌きは見てみたいかも

 とりあえず、ドン・キホーテ、来週の最終回は完璧に押さえます
 録画できないから夜九時には、何をおいてもテレビの前に正座! じゃ

時代劇の凋落

2011-07-15 | 映画・ドラマ
 なでしこジャパン、すごいっスね~

 ここまできたら、やっぱ一番てっぺんに上った証をこの国に持って帰って来て欲しいざんすね

 しかし、個人的に、なでしこジャパン、と聞くと、グループ魂の、あまりお上品でない歌をつい口ずさみそうになってしまってちと都合が悪いんざんすけど(ちなみにワタクシは韓流ドラマより鬼平の方が何十倍も好きだ、オクサマじゃねえけど)。


 長寿時代劇、水戸黄門が今シーズンを持って長い歴史にピリオドをうつようでやんすね
 これでまた一つ、時代劇のともし火が消されると思うと、時代劇好きのワタクシとしましては少し残念ですなぁ
 絶滅危惧種の生き物のウチの1頭が死んでしまいました、のようなやるせなさ

 自分は見てはいなかったのだが、ウチの祖母はとりあえず毎回見ていたからなぁ。
 再放送も見てるもんなぁ。
 爺ちゃん婆ちゃんのブラウン管の友だったけど、時代も地デジになりますしなぁ

 まあ水戸黄門はファンタシーの区分に入るかと思うが、時代劇はいいんだけどなぁ
 セットや衣装等に金が掛かる割りに視聴率が取れないとかでテレビ側は作りたがらないのかも知れないが、そんな殿様や武将の話ばっかじゃなくて、普通に江戸の庶民のお話とかでいいのにねぇ。
 小説の方では、結構時代小説というのはファンが多い部類だと思うんだけどなぁ。

 これでひょっとして民放での時代劇ってゼロになったのかしら
 これはもう、時代劇専門チャンネルを契約しておかないと、時代劇はお目にかかれない幻の番組となってしまうのかしら

 今やってるNHKの大河ドラマは、ウチの周りからすると散々な評判だし(ウチの近所だけじゃなく全国的に言われているのかもしれないが 市井のおばちゃんたちの評価はもうぼろくそですわよ もう見てない人もたくさんいたし)そんな質の悪い時代劇しか与えられてない視聴者はますます時代劇離れしていくよなぁ

 この悪循環になんとか打つすべはないものかしらん

夏ドラ始まる♪

2011-07-10 | 映画・ドラマ
 うえええぇい、暑い

 あまりの部屋の暑さに自分の部屋に上がることを拒否し、昨日のブログ更新を放棄したというとんでもないヤツのワタクシでございます

 だって暑いんだもん

 まあおかげで洗濯物はめっちゃ乾いてくれて、9時半ごろ干したシーツがもうすでに乾いている、というような状況ですのよ(これをアップしたら自分のシーツ取り込んで、母のシーツも干さなきゃ)。

 朝、犬子さんとお散歩していたら、コンビニの駐車場で、ファミリーカーから降りてくる子供達、どうやらこれから海水浴に行くものと思われる がたくさんいましたしね

 ダイエットを始めて、ようやく1キロ減りました
 ペース遅い気もするけど、でもまあ、こんなもんでありんしょう
 9月までに3キロもどしてスッキリした身体で旅行に行く! というのがこの夏を乗り切るワタクシの目標なのですから

 昨夜から始まった土曜ドラマ、ドンキホーテ、見ました
 マニュアル重視でイマイチ押しも弱いが、自分の仕事や職場を愛する児童損談所の職員の青年と、三ヵ月後に大きな組の跡目を告げるかもしれないことに気分 の、ギラギラテカテカの小さな任侠集団の親分の心が入れ替わるという、まあ、ありえない設定だけど、ワタクシは結構好きでしたな

 気弱でよわっちい青年の心が入ったヤクザ屋高橋克実も、ひ弱で酒もタバコもNGな身体に入ってしまったヤクザの松田翔太も、どちらもコミカルでいい感じでしたし

 初主演ということで少々気負って硬くなっている松田を、名バイブレーターの高橋が上手くフォローしている、という感じも少し受けましたが
 まあ、設定も、危なっかしいヤクザの心の入ったひ弱な児童相談所職員を、コワモテで喧嘩も強いヤクザの身体に入った心優しき青年がフォローするというものなので、さほど違和感はもたれないと思いますが
 やっぱ、高橋氏の演技のほうに安心して笑えますが

 ここのところ、土曜日の9時台のドラマは結構佳作が多いので、このドラマも毎週見るのを楽しみにできるようなものになってくれることを期待しております

ケーキ+トンカツ=愛

2011-06-30 | 映画・ドラマ
 むっふふ、今日は六月最後の日。
 明日は七月、そして明日からドトールでまたチェブラーシカのグラスを販売するんだそうな
 明日は母も朝からいないということなので、速効貰い受けに参る所存であります

 母のいないときじゃないと、食器関係は買ってきにくいのよね
 使わないくせに食器を購入するのが好きな癖があるので、食器棚にワタクシのマグやコップが徐々に、しかし確実に増えていってたりするもんでね


 さて、昨日はこのシーズンずっと見ていた、ドラマ、リバウンド、の最終回でございました。
 相武紗季と速水もこみちの、絶対彼氏のときのコンビだったのでちょっと期待してみたんですけど。
 全体的に、そんな都合のいい事ないじゃろう? と思いながらも、相武紗季演じる信子がなかなかにいじらしくて可愛くて、ついつい見てしまいましたわ
 まあ、周りの人がみんなどうにか幸せになれそうなラストも良しとしましょう
 太った時の信子が、アジアンの馬場園ちゃんとちょっと似ていたりもして、ああ、やっぱり馬場園ちゃんは可愛いんだな、と妙な納得もしたりして

 トンカツとケーキのコラボがブー子と太一の未来を救った、なんてところもなかなかに……それって美味いの? ッて感じなのだが、甘くないケーキなら、パンケーキやクレープにトンカツを挟んで食べている、という感覚でいけるのかしら
 しかしワタクシ個人的には、トンカツをあげている匂いのするケーキ屋さんというのは、行くのに二の足を踏むかと思うのですが

 まあ、まあ、あのお話はファンタジーですもんね、ブー子と太一が幸せになって、お客様も周りのみんなも幸せにできればそれでいいか

 全10話のなかで、いろんなケーキが出てきたが、最後のあのケーキは「何ケーキ」なんだったんでしょうね?
 見た目はバターケーキみたいだったんだけど。
 
 どうでもいいが、ワタクシ、バターケーキというモノはベトッとしてギトギトして重ったるいものだと子供のころから信じて生きて参りました
 正直“嫌い”なケーキでございました。
 子供のころのケーキ屋にあったバターケーキが粗悪品だったからかもしれません。
 そういう経緯があったせいか、最近、バターケーキを売っている店というのは、ウチの近所のケーキ屋では100%ない、のですが、都会ではとても美味しいバターケーキがあるそうですな
 ワタクシ、一度その、上品でしつこくなくエレガントなバターケーキを食してみたいなぁ、と思っておる次第で

 ワタクシが、好きだな~ と思っているケーキは、シフォンケーキやバームクーヘン、まあそのへんはケーキ屋や専門のお店がある定番お菓子なんでやんすが、ババロア(口の中でへなちょこに溶けたりしないぶりんぶりんとしたヤツ)、そしてバターケーキは昨今のお菓子界からすると絶滅危惧種に指定されているのではないのかしら
 絶滅するまえにぜひぜひ上質なその個体を味わっておかねばッ

 まあ、そういうケーキをガッツリ口にするのはマイナス3キロをクリアしてからね
 しかし、そんなケーキを口にしたらば、それこそあっという間に“リバウンド”になってしまうかもな。
 太っていても明るく可愛いブー子みてたら、それもアリかな? なんて悪魔が耳元で囁くのよッ

老娘テレビっ子

2011-05-12 | 映画・ドラマ
 むむむ、今日はなんだか頭が痛い
 偏頭痛とは違うのだが、なんだが頭が痛くてねぇ
 気圧の関係かしら? 
 ワタクシも年寄りの関節痛のように、気圧によって天気がわかる能力を手に入れた、と言うことかしら

 それとも昨夜はホンマでっかTVとドラマ、リバウンド、を続けて見たから
 テレビを長時間見ていると偏頭痛がおきるとか、昨夜のホンマでっかTVに出ていた先生が言ってたなぁ(長時間と言うほど長くはないよなぁ)。

 そうそう、ドラマ、リバウンド、なんだか怪しげで面白くなってきましたね
 まだ第三話だというのに、綺麗になった信子とスリムに戻った太一が結ばれちゃったりして まだまだ物語の序盤だと言うのに
 あの不認可の痩せ薬が今後どういう副作用を引き起こしていくのか、そして、その薬で今かりそめのスリムなボディを手に入れている信子と太一、どうなってしまうんでしょうねぇ。へへへ、楽しみだわ

 太った信子をありのまま受け入れてくれていた元彼の出現により、信子は痩せたままで痩せた太一と幸せになるのか、はてさて信子が痩せたまま、太った太一と幸せになるのか、もしくは痩せた太一と太った信子がうまく行くのか、ひょっとして太った信子と太った太一でヘビーウエイトな愛を開花させるのか、それとも太った信子と元彼の復活愛になっていくのか、う~ん、どれが一番面白いかしら(信子の出版社の編集長みたいな気分になってきたぞ

 ぶーここと信子を全力で演じてる相武紗季が可愛いっすね
 やっぱりあの子はショートカットが似合うと思うざんすわ
 この先ブラックユーモア的な物語の展開が待ち構えていても、ぶーこの明るいキャラクターが物語を明るく引っぱってくれそうな気がいたします

 さて、今夜は二十時から、新・仕事ハッケン伝と、二十二時からはお待ちかねの、タイムスクープハンターのシーズン3が始まりますわね
 奇しくも両者ともNHKの番組なのだが、どちらもなかなかに面白そうなので、今夜は早めに風呂に入ってテレビっ子を決め込むか

 ……明日もまた頭痛が起きたらやっぱりテレビの観すぎなんでしょうか
 翌日の頭痛防止に、今夜は手ぬぐいを頭にきつ~く巻いてテレビを見ましょうか(ホンマでっかの先生が似た様な方法で頭痛が出なくなるって言っていたから

一寸の虫

2011-04-16 | 映画・ドラマ
 昨夜は科捜研の女SPを見た後、鬼平犯科帳のSPを見ると言う実に贅沢な夕べを過ごさせていただきました
 科捜研の女、は、ワタクシの暮す街辺りでは午後四時くらいのドラマとして流されていたので、昔々は働いていたワタクシ、あまり見る機会がなかったんでやんすが、見始めると面白いざんすのよね
 何回も続編が作られるわけだわ

 そして昨夜のメインイベントが、鬼平犯科帳、一寸の虫。
 いや~、よかったわ~

 今毎週月曜の夜、二昔ほど前の鬼平シリーズを見ていると、昨夜の登場人物皆々様の中で、昔から出てらっしゃる方の相貌がなかなかに違ってきていたりしてそれが軽いショックでもありましたが 
 個人的には、月曜夜の鬼平で、年増の姐さん(この場合は小娘には出せない影と艶っぽさがあるという意味での年増でやんす いい女だと思いますわよ)っぷりが素敵なおまささんが、年増というにもちょっと無理かな と言う感じになっていたのが切なくなりましたが。

 鬼平に出てくる登場人物は、それぞれに考えを持ち生きている、と言う感じがしっかりとしていて好きなんですわ
 ヨメが病弱でそのヨメの薬代等で借金がかさみ、金貸しを殺め、結局悪事の片棒を担がされることになる火付け盗賊改めの富田にはさほど共感しなかったのだが、長谷川様に取り立てられて密偵となった仁三郎が、娘を盾に取られ、盗人だった時の自分の性根を叩きなおしてくれた盗賊の頭船影の忠兵衛の命を奪う計画に参加させられ苦悩する姿は、なかなかに泣けた

 過去のある者は、その過去と、いつか、どういう形でか決着を付けなければならなくなる。
 仁三郎の選んだ決着は、恩人のために自分の命を投げ出すと言うものだった。
 誰かのために考え抜いたその人なりの決着の付け方は、やはり切ない
 しかし今回それ以上に存在感があったのはやはり船影の忠兵衛の三國連太郎だったような気がいたします

 もう物凄いよぼよぼで、実際はとても盗みの現場に連れていけそうもないお爺ちゃんだったのだが 殺さず、犯さず、貧乏人から取らず、を盗人なりの信条として掲げる忠兵衛はやはり格好いい
 押し込みに入る手はずだった店に長谷川様たちが待ち構えて、それらと対峙した時、暴れて逃げたってよさそうなところをあっさりと自らお縄をちょうだいします、と両腕を差し出す忠兵衛、そしてその頭に従う盗賊一味。
 盗人ながら実に統率力に長けた人間だと言うことがあのシーンからも判ります

 そしてなんと言っても胸に沁みたのは、お縄になった忠兵衛が、お白州で長谷川様の取調べを受けているとき、長谷川様が忠兵衛の元に居た元盗人仁三郎の話を切り出してくるところ。
 忠兵衛から酷い体罰を受けて盗賊一味から追い出された仁三郎だったが、それもこいつは盗人なんかをしていちゃいけねえ、という忠兵衛の親心からの行為であり、仁三郎もそのことをちゃんと判っていた。
 だから命に代えても忠兵衛を守ったのだが、そのことを忠兵衛は知らない。
 そして、仁三郎は、嫁を貰って子供もできて幸せに暮していた、と長谷川様が伝えると、そうでなくっちゃ、と何度も繰り返す忠兵衛のアップには、やはり涙ボロボロでしたわ

 鬼平犯科帳に出てくる登場人物は、品があり、一本筋が通っており、そして矜持を持っているところがまこと、素晴らしい
 現代社会でこの人たちのように、それが自分にたとえ不利になろうとも、自分の中に一本筋を通して生きていくことは極めて難しいかもしれない。でもだからこそそうありたい、と憧れるのかもしれないなぁ

 長谷川様。この先もっともっと鬼平の活躍を拝見したいので、ぜひともお身体を大事になさって元気で長生きしてくださいましね
 ああ、いいもん見させてもろたわ