中村梅之助という役者さんがいた。
今年、惜しくもお亡くなりになられた人だったのだが、この方は実は私の生まれて初めてファンになった方でありました。
このかたの出られていた、遠山の金さん捕り物帳、とか、伝七捕り物帳などが何故か大好きで、リアルタイムではなく、午後の再放送かなんかで見ていたと思うのだが、その時間になるといそいそとテレビの前に座り、時代劇を見ているという少し変わった子供だった。
私の時代劇好きの癖はそのころから培われたものなのかもしれない。
遠山の金さんは、様々な俳優さんが金さん役を演じられたのだが、私の中では確固たる“金さん”像があり、それはやはり、中村梅之助さんの演じられた金さんでなくてはならないのであった。
ちょっと上品で、ちょっとふくよかで、どこかつかみどころがなくって、でも啖呵は粋に切る。
あの色白もち肌に施された桜吹雪の紋々の美しいこと。かつどことなくエロティックですらありました。
その姿が完璧なものとして子供心に印象つけられていたので、やせた金さん、筋肉隆々のマッチョ金さんなどはすべて即刻「却下!」だったのでした。
金さんの作品は、いろんな人で演じられていたのですが、伝七捕り物帳の方は、幸いなことにほかの人での再演がなかったのですが、梅之助さんが亡くなった今年、NHKのBSで、再び伝七捕り物帳を放映してくれるというじゃありませんか!
たまたま見ていたNHKのこれから始まる番組、みたいな番組を見ていて超ビックリ。
やった~! でも梅之助さんの演じていた伝七親分を演じるのはいったい誰?
期待と不安にゆらゆらしながらテレビの前で姿勢を正して観ていると、伝七親分役は、中村梅之助さんの息子の中村梅雀さんだということではありませんか。
………………そりゃ梅之助さんの息子さんですもん、二代目の伝七親分として新しく伝七捕り物帳を作り上げるのは正統的よね。
だがしかし、その発表を聞いた時の私の感想は、
「中村梅雀かよ~~~っ!!!!!!」
というものでした(大変失礼な感想ですみません)。
私の中で、伝七親分はもっと男前で、ちゃっきちゃっきな粋な江戸っ子なの!
実際は岡っ引きってのは庶民から結構嫌われていた役職なのだが、私の中ではヒーローなんですよ。
それが……。
今思いだす梅之助さんの伝七や金さんは、容姿だけで言ったら嵐の櫻井に近いような気がする。
どことなく漂う育ちの良さとか、ちょっとふっくらとした頬のラインとか、お目目のちょっとウルっとしたところとか。
だがしかし、私からすると決定的に足りないものがある。
それはなんというか、男の色香ってやつだな。
まだ年が若いのと、年齢よりもかなり幼い感じのするところがかな。
そう思うと、ふと一人の人のことが頭に浮かんだ。
そう、嵐の櫻井翔のお父様、次期都知事に立候補するのでは! と一時期噂になったあの翔君パパだ。
あのお父様の目元涼やかな感じ、大人の抱擁力、茶目っ気とどこか漂う男の色香。
若かりし頃は絶対、ジャニーズに入らなくてもモテモテだったんだろうなぁ、と、思わずにいられない素敵な男性だ。
あのお父様のもうちょっと若いころなら、私の中の伝七像にビンゴ! だ。
櫻井翔がもっといい感じで年を重ねたらこんな感じのダンディになるのだろうか?
だったら、今回の二代目伝七は中村梅雀で行って、櫻井翔が40代くらいになった時に、三代目の伝七親分になってほしいなぁ。
ちょんまげのズラ付けて。
ジャニーズの大先輩、東山だって大岡越前など有名時代劇の主役を演じてらっさるし、TOKIOの松岡だって必殺! でいい味出しているじゃない。
テレビドラマでの時代劇が数が減り、NHKの大河ドラマくらいしか主なものがない扱いになってはいるが、実際のところ、時代劇の映画は、邦画の中でも結構いい収益挙げているんだからね。
時代劇の隠れニーズは結構あるのよ、これは宝の山でもあるのよ。
決して衰退していくジャンルではないの! 日本男児たるもの、時代劇をもう一度復活させようではありませんの!
さあ、櫻井翔君、数年後、時代劇に出ている君を待っているからね!
できればやっぱり、中村梅之助さんのやっていた役を!(熱望)
今年、惜しくもお亡くなりになられた人だったのだが、この方は実は私の生まれて初めてファンになった方でありました。
このかたの出られていた、遠山の金さん捕り物帳、とか、伝七捕り物帳などが何故か大好きで、リアルタイムではなく、午後の再放送かなんかで見ていたと思うのだが、その時間になるといそいそとテレビの前に座り、時代劇を見ているという少し変わった子供だった。
私の時代劇好きの癖はそのころから培われたものなのかもしれない。
遠山の金さんは、様々な俳優さんが金さん役を演じられたのだが、私の中では確固たる“金さん”像があり、それはやはり、中村梅之助さんの演じられた金さんでなくてはならないのであった。
ちょっと上品で、ちょっとふくよかで、どこかつかみどころがなくって、でも啖呵は粋に切る。
あの色白もち肌に施された桜吹雪の紋々の美しいこと。かつどことなくエロティックですらありました。
その姿が完璧なものとして子供心に印象つけられていたので、やせた金さん、筋肉隆々のマッチョ金さんなどはすべて即刻「却下!」だったのでした。
金さんの作品は、いろんな人で演じられていたのですが、伝七捕り物帳の方は、幸いなことにほかの人での再演がなかったのですが、梅之助さんが亡くなった今年、NHKのBSで、再び伝七捕り物帳を放映してくれるというじゃありませんか!
たまたま見ていたNHKのこれから始まる番組、みたいな番組を見ていて超ビックリ。
やった~! でも梅之助さんの演じていた伝七親分を演じるのはいったい誰?
期待と不安にゆらゆらしながらテレビの前で姿勢を正して観ていると、伝七親分役は、中村梅之助さんの息子の中村梅雀さんだということではありませんか。
………………そりゃ梅之助さんの息子さんですもん、二代目の伝七親分として新しく伝七捕り物帳を作り上げるのは正統的よね。
だがしかし、その発表を聞いた時の私の感想は、
「中村梅雀かよ~~~っ!!!!!!」
というものでした(大変失礼な感想ですみません)。
私の中で、伝七親分はもっと男前で、ちゃっきちゃっきな粋な江戸っ子なの!
実際は岡っ引きってのは庶民から結構嫌われていた役職なのだが、私の中ではヒーローなんですよ。
それが……。
今思いだす梅之助さんの伝七や金さんは、容姿だけで言ったら嵐の櫻井に近いような気がする。
どことなく漂う育ちの良さとか、ちょっとふっくらとした頬のラインとか、お目目のちょっとウルっとしたところとか。
だがしかし、私からすると決定的に足りないものがある。
それはなんというか、男の色香ってやつだな。
まだ年が若いのと、年齢よりもかなり幼い感じのするところがかな。
そう思うと、ふと一人の人のことが頭に浮かんだ。
そう、嵐の櫻井翔のお父様、次期都知事に立候補するのでは! と一時期噂になったあの翔君パパだ。
あのお父様の目元涼やかな感じ、大人の抱擁力、茶目っ気とどこか漂う男の色香。
若かりし頃は絶対、ジャニーズに入らなくてもモテモテだったんだろうなぁ、と、思わずにいられない素敵な男性だ。
あのお父様のもうちょっと若いころなら、私の中の伝七像にビンゴ! だ。
櫻井翔がもっといい感じで年を重ねたらこんな感じのダンディになるのだろうか?
だったら、今回の二代目伝七は中村梅雀で行って、櫻井翔が40代くらいになった時に、三代目の伝七親分になってほしいなぁ。
ちょんまげのズラ付けて。
ジャニーズの大先輩、東山だって大岡越前など有名時代劇の主役を演じてらっさるし、TOKIOの松岡だって必殺! でいい味出しているじゃない。
テレビドラマでの時代劇が数が減り、NHKの大河ドラマくらいしか主なものがない扱いになってはいるが、実際のところ、時代劇の映画は、邦画の中でも結構いい収益挙げているんだからね。
時代劇の隠れニーズは結構あるのよ、これは宝の山でもあるのよ。
決して衰退していくジャンルではないの! 日本男児たるもの、時代劇をもう一度復活させようではありませんの!
さあ、櫻井翔君、数年後、時代劇に出ている君を待っているからね!
できればやっぱり、中村梅之助さんのやっていた役を!(熱望)