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まるこビッチの鼻

今日も青空がきれいだな。良い日、良い日。

「夜王」をご指名よ☆

2006-03-11 | 映画・ドラマ
 嬉し楽しの金曜の夜♪ なので自主的に残業を切り上げ(パートなんだもん、それくらいいいじゃない)八時過ぎにはおうちにご帰宅。
 すべては十時からの「夜王」を落ち着いて見るため♪
 先週の予告見た時点で、もう楽しみで楽しみで♪ 
 このドラマのおかげで、あまりドラマを見ないワタクシ、月9にハマる人の気持ちが、ようやく判るようになれました☆

 昨夜も面白かった~♪ 聖也の元カノが出てきたり、大金持ちかつ露出狂ぎみのフジ子さんが登場されたりで(ロミオ初お目見えのときのあの衣装、スゴかった!)。
 明らかになった聖也の意外な過去と、元カノに対する彼流の優しさと思いやりがなかなか良かったですな。借金背負った元カノに「手切れ金だ」などといって大金の小切手を渡した(彼ならやるだろう、とは予想はしていたけど)後の聖也に、なんかすごくシビレましたな☆ うわぁぁ~、ワタクシも男になってあんなことしてみてぇ~っ! と♪(もらう方じゃねえのかよ、と、ツッコミ)

 それにしても№1争いに勝たしてあげる、と、自分と手を組むことを要求してきたフジ子に対し、一度はきっぱり断ったものの(このときの聖也、格好よかったぞ♪)元カノに五千万あげちゃったし、遼介の激しい追い上げに危機感を募らせやっぱりフジ子さんと手を組む事となった聖也、この先、どうなるんでしょうね。

 腹に何かと企んでいそうなフジ子さん。聖也は上手く手綱をさばくことができるのか?
 今後のフジ子さんと聖也の駆け引きが楽しみだわ♪ 聖也派の中でもなにか事が起き出しそうだし。今後も目が離せねぇ~っ!
 そうそう、刺された遼介、大丈夫~?(主人公に対する感想それだけかよっ! と、ツッコミ。あら、ワタクシ、遼介派のメンバーも嫌いじゃないわよ、ただやっぱり、見ていて引き込まれるのは聖也のキャラなだけ☆)
 
 昨夜は「聖也祭り」って所でしたな♪ はっはっは♪
 どうでもいいけど、キスシーンが二回もあった昨夜の回、聖也役の北村一輝さん、どんな気分で撮ったのかね? 不思議シャイな北村さん、やっぱテレテレだったのかな? 

 これからさらに最終回に向けてドンデン返しが待ち受けているやも知れない「夜王」。
 あと二回(だろうな、多分、シクシク)、見届けるぞっ!!

映画見に行きた~い☆

2006-03-02 | 映画・ドラマ
 三月である。外は雪降ってるけど三月なのである。
 寒くなったせいか、左の腱鞘炎が軽くイタイ。ひょっとしてこれは腱鞘炎ではなくリュウマチなのではないだろうか? とも最近疑うようになってしまっている。
 お年寄りの病気、と思っていたのだが、聞く所によるとワタクシの遠縁に当たる小母さんは若い頃からリュウマチだったんだそうな。
 まあ、多分、使いすぎによる腱鞘炎なのはほぼ百パーセント間違いないのだが、ちょっと自分に物語を付けてみたりして♪

 昨日は入場料が千円になる映画の日だったので映画館に行きたかったのだが、いかんせん、忙しい。
 今月いっぱいは連日の残業、土曜日も平日扱いで出勤、というスケジュールに会社全体がなるので、果たして日曜日に疲れ果てた、しかも出不精のワタクシが映画を見にいけるかどうかは定かではない。
 まあ、幸い(?)田舎のワタクシの暮らす町には映画館は二軒しかなく、やっている映画もテレビ局とかがタイアップしている「手堅い」映画か、季節商品お子様向けアニメとかばっかりだから、観に行こうという気力もあまりわかない。なので、後で「つ〇や」で借りるか、とかになってしまう。
 田舎のレンタルビデオ屋に人が集まるのはこういう事情があるからなのだった。
 
 今、観に行くとしたら「県庁の星」くらいかな? 来月あたりに上映されるウオレスとグルミットは観に行きたいと思っているのだが。ローソンの前売り買うと付いてくるストラップが欲しいのだ☆
 あ、あとなんだかまた「北斗の拳」のアニメ、またやるらしいね。県庁の星ではヒロイン(?)を演じている柴崎コウが吹き替えに挑戦してるとか。ちなみにケンシロウが俳優のアベヒロシ氏で、拳王さまは誰でしたかねぇ? 

 ケンシロウの顔と声はなんとなくあってるかも。十代、ワタクシもこのマンガに一時期ハマりました。その頃からお気に入りはケンシロウではなく拳王様、すなわちラオウちゃんでした。
 漫画好きの友人の中では密かにアミバだか言う、すぐ死ぬキャラが人気だったが。「う~ん? 何のことかな?」という台詞が流行っていたな。
 
 忙しいもんだから、やっつけなこと書いてしまいましたなぁ……。
 今、仕事忙しい上に、会社のTちゃんから遅まきながら、リリー・フランキー氏の「東京タワー」を借りて読んでいるところで……。まだ主人公は中学生時代だっ!! 

 しまった、もうこんな時間だっ!! それでは仕事に行ってきます!!

揚羽さん綺麗っ!

2006-02-18 | 映画・ドラマ
 金曜の夜十時、昨夜も「夜王」を御鑑賞。
 昨夜は美女ホステス軍団がロミオをジャックする、というお話。要するに開店と同時に入店し、居座り続けて他の客を入れさせず、そのくせ高い酒を全く入れない、という作戦なわけで。
 これやられたら、キツイわなぁ、お水系の商売で。

 時に、ロミオをジャックしたホステス軍団の大将の揚羽さん、すっげー綺麗な人でびっくりしちゃった♪ ワタクシ、あまりドラマを見ないので、彼女の事知らないのだが、化粧栄えのする綺麗な人ですなぁ。佐田真由美さんという多分モデルさん上がりの女優さんなんだけど、一目で気に入っちゃった♪
 生活感の全くない、完璧な美しさを与えられた人造人間のような無機質感が激ナイス!
 魔法が使えるものなら、彼女のような容姿になり、ゴージャスなお召し物を引っかけ、夜の蝶、やってみたいと思いましたわ♪♪

 ときに、原作を全く読んだ事がないのでよく判らないのだが、何で北村一輝演ずる聖也はあの「ロミオ」という店をああまで欲しがるんだろうね? オーナーがその店を開いたときの開業資金くらいポン、と出す、って言うくらい金はあるようなのだから、ロミオの上位ホスト引き連れてさっさと独立して店持っちゃえば話は楽なような気がするんだけど。
 ロミオが歌舞伎町の一流店というブランドだから、という理由だけではないような気がする。
 彼は彼なりに、何かあの店に思い入れがあるんだろうね、なんだか興味深いね♪
 
 聖也ついでで言えば、先週、彼が破産した元恩人の客を突き放したのに対して、主人公の遼介が「あんたのやり方を認めない」と反発していたのだが、考えてみるけど、聖也って、そんなに悪いことしてないよね?
 破産した女性に一晩はちゃんと付き合った。大きなお金を使わせた。でもそれは彼女が「したかった」ことだから。でもそれきりではなく、破産したという自分の立場も省みず、超金のかかるホストクラブに通ってこようとするその女性の方が、絶対おかしい。
 聖也のとった行動ぐらいして見せないと、破産した女の人は自分の置かれた立場から逃避する一方になってしまっていたもんね。
 考えるに、ひょっとして恩人思いなのは聖也の行動の方ではないんかいな? ええっ! それじゃあ彼、いい人じゃん!!
 
 そう思うと、最近は聖也のほうが見ていて面白い。遼介は、人としてはいい人なんだけど、なんだか見ていて重い。クソ真面目で機転も利かないし。
 何でそれでもお客にひいきにされるのかなぁ。歌舞伎町で丁々発止で生きているオネーサマ方にはああいうタイプが心の安らぎになるのかなぁ。ひょっとして遼介にはマイナスイオン発生装置でも付いてるのかなぁ。
 演じているトキオの松岡君も、本音では絶対そう思ってるって、多分。
 
 来週はロミオの逆襲が始まるみたいだし、ちょっとワクワクです♪
 菩薩のように色っぽく優しげな麗美さんがお亡くなりになる回でもあるようだけど、それより興味は店の存続に向かってしまうワタクシ。
 開始当初をすべて見そびれ、イマイチ興味のわかなかった今クールのドラマ陣の中で、一本でも楽しみなドラマができてよかったわ~♪

実は「夜王」にハマってる?

2006-02-11 | 映画・ドラマ
 夕べはここのところ結構楽しみに見ているドラマ「夜王」をご鑑賞。
 平たく言えば水商売のお兄さん方の人間模様を描くお話。
 ワタクシ個人的には、ものすんごく面白いっ! と思っているわけではないのだが、なんとなく見ちゃうんだな、これ。

 「すべての女性を幸せにする」の言葉を信条とし、毎回登場する様々な女性の心を癒す心優しい主人公のホ〇トを見ながら「こんな〇ストおらんやろぉ~」とこだま・ひびき風に突っ込みを入れるのもまた楽しい♪
 でもホント、「実録! ホ〇トの世界!!」とかみたいな番組(日テレ系でよく見るようなドキュメントタッチのヤツね)で見るその世界の人たちとは全く違うんだもん、主人公。でも、まあ、だからこそドラマになるんだけどさ。

 ワタクシたち一般部外者が思い描くお水のお兄さんといえばやっぱり主人公のリョウスケではなくライバルの歌舞伎町ナンバーワンホス〇のセイヤの方だと思うもん。
 ドラマの中でも単純明快、純粋な主人公に対して、屈折し心に葛藤を秘めているようなセイヤのポジションは結構オイシイとワタクシは思う。ワタクシが演じる際にも、きっと主人公ではなくこっちの方を選ぶだろうな、って感じ。え、顔の濃さもそっち系だろうって? ほっといて!
 
 ときに、前にその派手で超濃い顔をしたセイヤ役の北村一輝がお昼の番組に出ていたのを見たのだが、顔のケバさに恐ろしいほど反比例して、実に地味でおとなしい感じの男性だったのには驚いた。
 会場に来ている女子の98.5%は全く関心のなさそうな船舶関係のお話でタモリさんと二人だけで地味~に盛り上がっていたのがなんだか無性に可笑しかった。
 あれって飲み屋のカウンターか何かで交わす男性趣味人の会話そのものだよな、と♪
 考えてみると、ワタクシ、そのときの記憶をつまみにあのドラマを見ているような気がするな。こてこてド派手なセイヤを演じる、実際はオタク系に近い趣味を持つ地味~な北村氏のギャップがいいのだ♪
 今度「夜王」の主題歌のCD買ってこようかしら♪ って、結構ハマってるじゃんよ。

 と、言うことで、今日は書くとなぜか必ずアクセス件数が激減する因縁のホ〇トの話になってしまいました。
 アクセス数が減るのはちょい寂しいけど、まあ、いいわ。好きなことを好きなように書く、が信条のブログですもの♪♪

君にジュースを買ってあげる♪

2006-01-14 | 映画・ドラマ
 あんあんあん♪ あんああんあん♪
 昨日から頭の中を流れ続けているのはグループ魂の“君にジュースを買ってあげる”だ。
 ワタクシの暮らす地方では、この歌が主題歌になっているというアニメはやっていないので、昨年の暮れの紅白の時にたった一度聞いただけの曲なのだが、頭の中の呪われた放送局がその歌ばかりを流してやがる。
 な、もので、無性にあのバンドの歌が聞きたくなり、昨日会社帰りにCDショップに直行してしまった。
 
 アルバムTMCをご購入。なぜか二十五曲も入っている。というか、歌というか、なんなんだ、このアルバムは??? でもなんだかすごくノリには入り込めるぞ、ワタクシ。
 ドライブがてらの車の中でしかまだ聞いていないので、ちょうど半分ほどしか聞けてないのだが、胸に響くフレーズがビシバシ。 
 さすがクドカンの作詞は馬鹿馬鹿しさの中にもセンスが光る。スマップに提供していた曲なんかより、もっともっとおもろい曲がてんこ盛りのアルバム。
 中でもやっぱり“君にジュースを買ってあげる”はいい曲だ♪
 君にジュースを買ってあげる♪(だから食事は君が払いなよ!)君のカバンを持ってあげる♪(座席は僕に譲りなよ!)時々暴力振るうけど、たまにジュースを買ってあげる♪
 実にみみっちいサイテーな男の曲、なのだがなぜか聞いているだけで胸がすっきり爽快になってくる。

 歌を聴きながら大笑いしているとき、ふと、心の中で何かがポロンと取れたことを感じた。
 そう、これは“鬱”が抜けたときの感覚だ。
 冬場になって日照時間が少なくなり、家でもごたごたが起こっていた今、知らず知らずのうちに心が“鬱”になっていたのだ。
 三十を越えた頃から冬場になると時々罹る仮性ウツとでも言うようなものが、そのとき取れたことに気が付いた。
 そういえば前回ウツを抜けたきっかけは、テレビ番組内で、ベートーベンなどの歴代音楽家の肖像に混じって“キダダロー”氏の肖像がかかっている音楽室、というのを見たときだったな。確か。

 鬱が抜けたときの感覚というものは、春の兆しを感じたときの感覚と、とてもよく似ている。心明るく、朗らかになってくるのだ。現状は何一つ変わらなくても、気分だけは三トーンくらい明るくなってくる♪
 ひょっとしてこれは鬱から躁に転じただけ? 春の木の芽ぶき時期はおかしくなる人が多いって言うけど……ま、いっか♪♪

2006年の西遊記

2006-01-10 | 映画・ドラマ
 ううう、腱鞘炎が再発しやがりました。しかもこのクソ忙しい時に右手!!
 右手だけ招き猫状態の指先でキーを叩くワタクシなのだった。

 さて、昨夜は少しだけ新番組「西遊記」を見た。
 見たかったのは、1、2ヶ月前のブログでも書いていた、この番組がワタクシの地元でロケした部分がどんな風にお話の中で使われているのか、だけだったのだが、あいにく今回の話では使われてはいなかった。残念。次回に期待♪

 西遊記といえばワタクシの記憶に残っているのはやはり堺正章氏が孫悟空をやったときのヤツですな(ドリフの人形劇の西遊記もしっかり憶えているお年頃なんだけど、今回はその話はあっちにおいておこう)。
 なんとその頃すでに小学校に入学していたワタクシ。番組の主題歌が英語だった事も、子供心に物凄く斬新に刻まれたものだった。物語の舞台は古い中国、役者は日本人、そして歌は英語、と、なんて国際的なんざんしょう! と。
 のちに中学生になった兄に、あの英語の歌は中学生レベルの言葉しか使ってないよ、といわれ非常に驚いたというおまけも記憶に残っているが。

 孫悟空に沙悟浄に猪八戒、昔は堺正章、岸部シロー、西田敏行時々左とん平。今回は前近藤勇、ウンナンの片割れ、元ちびノリダー(こらっ! みんな本名で書いてやれっ!)。
 今も昔も、それぞれ最適のキャスティングが組まれていると思っている。猪八戒に関しては歴代のブタさんの中では一番キュートかもしんないし♪

 でも、三蔵法師だけは、どうしても故夏目雅子さんのがいいなぁ、と、個人的には思ってしまう。子供心に、夏目雅子さんの演じるどこかエロティシズムさえ感じさせる美しいお坊様はインパクト大! でしたわ。
 悟空たちが慕うのも無理ないわ、と、どこか同人誌的発想を思い浮かべてしまったりするほどどこか危険なカンジもあったのよねぇ。
 でも、あの清廉さ、高貴さ、花のような儚さと海のように深い慈愛を兼ね備えた、国宝級の仏像のような美しさを持った故夏目雅子さんの三蔵法師と比べては、深津さんが可哀想かもね。
 まあ、それに昔の西遊記は周りのお供(孫悟空たち)が、本当に妖怪じみていたから夏目さんの美しさが際立ったことは、多分間違いないことなのだし。
 いいのよ、深津さんは深津さんで、2006年の三蔵法師を演じればいいのだから。

 2006年の西遊記、この先どうなっていくのか、地元のロケ地はいつ出てくるのか、これはちょっと目が離せません!

「重慶森林」を見た夜は

2005-12-22 | 映画・ドラマ
 朝六時。今朝も白と黒の世界。犬の散歩を終えた今しがたも、家の前の雪かきをしてきたところだ。肉体労働はワタクシの役目。だってウチには男手が無いんですもの。
 後数日に迫ったクリスマスはどうやら日本国内の多くのところでホワイトクリスマスとかになりそうな気配なのだが、そんなこととは、とんと縁のないワタクシ。
 縁が無いのはここ数年の話ではない。なぜかワタクシ、子供のころから冬と相性がどうも良くなく、「あの人とのロマンティックな聖夜を……」みたいなイヴ等を過ごした記憶は実はほとんど無いのである。

 あれはいったいいつのことだっただろうか。今年のように連休になるイヴに、温泉お泊り旅行を予定していたときがあった。珍しく素敵なイヴを過ごせそうだわ~、などと思って気が緩んでいたのか、連休を前にした水曜の夜、ふと会社帰りに映画を観に行ってしまった。
 するとなんとそこで“インフルエンザ”をもらって来てしまい、翌日には四十度近い高熱、鼻水、喉の炎症という極悲惨な状態でダウン、当然、お泊りはパア、となったことがあった。結局その相手ともなんだか自然消滅のような……。やはりワタクシと冬との相性はサイアクのようなのである。

 そのときに観に行っていた映画がウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」だった。
 考えたら今から十年位前の映画だ。
 警察官に恋する不思議な女の子の話と、恋人に振られ、傷心の警察官が謎の女殺し屋に一方的に恋をする、というなんとも変わった趣を持つ物語。
 中国返還や、近頃の“韓流”に押され、イマイチ影の薄い存在になってしまった香港の映画なのだが、あの頃のこの映画は特に脂の乗り切った、黄金時代の作品のような気がする。
 
 ワタクシは個人的に、小雨降る夜明けのグラウンドをランニングする223号のところに、一夜を共に(?)した女殺し屋から誕生日おめでとうとのメッセージが届くというところがとてもスキだ。
 さて、映画の中での二人の主人公、フェイ・ウォン演じる女の子と、この映画で日本でブレイクした金城武演じる警官223号が一瞬だけニアミスをする場面がある。
 行きつけのファーストフードショップで彼女を紹介するといわれた223号がフェイを別の男と間違え、「男はいやだよ」というシーン。二人の運命はその後交わることはなく、お互いに別々の人との恋に落ちていく。
 あれを見るたびふと思う。男と女の関係なんて、あんな感じのニアミスを何千回も繰り返し、その中でなぜか縁あって寄り添っていくものなのだなぁ。と。
 最近ニアミスの機会も全くといっていいほど減ったワタクシなのだが、今度ニアミスのチャンスがあったときにはぜひとも縁ある人とであって欲しい。
 そう願ったりする“一人の身の上でクリスマスを過ごす会会員”なのであった。

小悪魔な女になる方法

2005-09-28 | 映画・ドラマ
 今朝犬の散歩のときに見上げた空は、見事なまでの羊雲。青い秋空一面に白い羊の軍団がのったりゆったり浮かんでいる様は結構壮観かも。
 さて、夕べは細木〇子先生の四時間スペシャルとかやっていたけど全く見なかった。
 チャンネル変えるときにチラッとお顔をお見かけしましたが、なんだかすごく、疲れているみたいな顔だった。お肌のハリが全くなかったし、いつも全開のオーラもなかった。
 ご自分が大殺界だそうだし、そのせいかしら? それともフェイス用のライトが一つ壊れてしまっていたとか? 
 まあ、どうでもいいか。強くお金持ちの他人のことを心配して差し上げる義理はない。
 そんなこと考えていたワタクシが夕べ見ていたのは青木さやか主演の「小悪魔な女になる方法」。
 三十前後の独身女たちが伝説のホステスに「小悪魔な女になる方法」を伝授され、それぞれ新しい生き方を見つけていく、といったようなお話。深いこと考えず、サクサクッ、と観れて結構面白かったかも。
 一番見たかったキャスティングは実は松坂慶子さん。伝説のホステス役なんてハマリ役。
 ワタクシああいう役をされたときの、こう、浮世離れした年齢不詳の美女の役、なんかをされてる時の彼女、好きなのだ。ああいう、ほわ~とした美女って、少し憧れるんだよね。女はいつもキレイでいなきゃ。お年を重ねられても、やっぱりああいう役がお似合いだわ~♪ 
 ついでに主演の青木さやかも、そんなに悪くなかった。少なくとも米倉涼子や小雪とかがあの役をやるよりははるかに感情移入できたし。容姿も性格も、自分とたいして変わらないレベルの(ちょい下くらいだと思いたい)ダメ女青木さやかが、とりあえず幸せになる、が、一番ストレスなく、テレビに向かって毒づくこともなく見てられるのかも。
 まあ、あんなハッピーな結末は「ありえない」だけど、物語はやっぱりめでたし、めでたしで終わってもらわないと気に入らない性格のワタクシなので許しましょう。
 ときに、物語の中に出てきた「小悪魔な女になる方法」だけど、ワタクシのバリバリ全盛期の頃でも、確かにああいう行為をナチュラルに出来る女はモテましたな。
 ワタクシといえば、完璧なまでにそういう行為が出来ない女だった。まあ別にモテたいと全く思ってなかったし。硬派だったのね、ワタクシって。
 まあ、過去のことは過去のこと。青木さやかに微かに残った色気を搾り取り、天海祐希からクールな知的さを削除した残りを足して二で割ったようなワタクシでもあの方法、今でも使用可能なのだろうか?
 それにしても、小悪魔な女になる方法をテレビで伝授されたはいいが、それを使うような同僚が皆無なワタクシの会社。ほとんど既婚者。残りは……はぁぁ(深いため息)。
 あのテレビを見た後、あのテク使おうにも、周りにいい男皆無なのに、どうすりゃいいのよ、と、毒づいている女の人はワタクシだけではないと踏んでいる。うん。

最終回じゃなかったわ♪

2005-09-16 | 映画・ドラマ
 夕べは十時から電車男と女系家族、どっちを見ようか迷った末、電車を見て、女系家族をビデオにとることにした。
 ビデオに撮ると、それだけで納得してしまい、なかなかそれを見る機会を持たない習性を持つワタクシなのだが、明日からは楽しい三連休♪ 女系家族の最終回一時間分くらい見る機会はあるだろう。さあ、苛め抜かれた“愛人”の猛反撃はどんなものだったのかな? 
 先週、電車男がなかったときについ見てしまい、最終回のクライマックスがどうしても気になった女系家族も捨てがたかったのだが、何事にも注意が足りないワタクシ、てっきり電車男の方も昨夜が最終回だとばかり思っていたもので。来週なのよね、電車男の最終回って。
 電車男の昨夜分のエンドロールが流れる数秒前まで、気が付いてなかったのよ、ワタクシ。
 エルメスは掲示板まだ見ないし、え、どうなるの? って、思ってました。ははは。おーい、ちゃんと起きて見とったのか?
 エルメスに拒絶され、失意のうちに掲示板を去っていった電車男に対し、秋葉原中に“掲示板に帰って来い”のメッセージがあふれてるという場面、いかにもマンガなんだけど、なんだか、いいなぁ、とか思っちゃった。
 血のつながりのある以外の人が、自分のために何かをしてくれる、そして自分が同じようにほとんど他人の誰かのために何かをする、って行為って、よくよく考えてみると、あまりないんだよね。この現代社会。
 そんな希薄な人間関係の象徴のようなネットから、あんなふうな行動が起きたら、なんだかすごく“いいじゃん”って思えるよね。
 でも、情けは人のためならず。って言うし。あれは電車のためだけじゃなく、電車を応援し、行動を起こした一人一人のためになっているんだよね。みんな電車と一緒に少しずつ成長して言ったというわけだ。うん。
 まあ、あのドラマに出てくる人、基本的にみんな“いい人”ばかりだもんな。
 ティッシュ配りをしていたなすび夫妻(?)が、なかなかいい味出してたしな。
 ワタクシは美鈴さんとエルメスの母が好きだな♪ 個人的に♪
 美鈴さん、いい人じゃない♪ 女友達はいないだろうけど。
 娘宛てにきた見合いに、自らが出かけるというあのエルメス母の根性、そして策におぼれる策士の男のリアクション、笑えた♪
 さて、電車男は来週でおしまいかぁ。
 十月からの番組でも、この番組みたいに“ちょっとハマった”になれるモノ、あるのかな。

エルメスさんの気持ち

2005-08-19 | 映画・ドラマ
 ここのところ、毎回見ている電車男。
 マンガだな~、と思いつつも、つい見てしまうのは電車の気持ちもエルメスの気持ちも、チョッとづつ判るからだろうな。
 この場合、電車男のオタクっぽさが比較的ライトに描かれているからという注釈も必要だけど。同人誌も作ってたりしたみたいだけど、彼の部屋を見る限りではオタっポイのはガンダムやその他ロボット等のフィギュアくらい。
 フィギュア集めるのくらいなら普通の人の趣味範疇に収まるワタクシの感覚。
 その程度ならまだワタクシとしては許容範囲だから。一部屋丸ごと“鉄道模型の部屋”とかの人よりはまだ扱いやすそうだから。ただしこれが“萌え~”系統のイラストおよびフィギュアに同人、とかだったら、即刻別れる。
 趣味がどうのこうの以前に、萌えとワタクシとの共通点が全くないから。萌えがお好みの人がワタクシを好きになるはずがないから。
 萌え系には厳しいが、まあ、まず第一にその人の人柄がよかったら、多少のオタには目を瞑ってね。ゲーム好きなんてもはやオタクとはいえないでしょう、この世の中。ってオタクやや容認派のワタクシ。ゲームは全くやらないけどね。
 で、もって、普通の女の人(普通かな?)エルメスの気持ちもわかる。
 心に痛い傷を受けたあとは、やっぱりそのことに関して物凄くナーバスになってしまうものだものね。他人から見れば些細なことでも、それがトラウマになってしまっているのだから“努力して克服”できるような、ガッツで治せるってもんじゃなし。
 でも、エルメスも、オタだけどまじめで一生懸命な電車の気持ちに、頑なになっていた心の壁を壊していくのだものね。
 心の壁を壊すだけの気持ちを育てていけるのは、ある程度の時間と、そして新しい相手からの大きな愛だけなんだろうな。
 ただし、雨の中待ち続ける、という行為は、彼女の方に少しでも未練があるときにのみ効果のある技であって、完璧嫌われていたならただの「おおっ、きもっ!」な人になってしまう危険があるので、そこのところ要チェック!
 それはさておき、電車男がウケたのも、恋愛以前に、人対人の付き合いっていうのは難しいものなのだよ、それが恋に進めばもっとややこしくなるだけなんだ。という普遍的なテーマがあったからなんだろうね。
 そんなややこしさに立ち向かう電車の行為が「勇気」と称されるというのも、妙な世界になったものだな、なんだけどさ。この問題って結構深いかも……。
 まあ、結末のわかっている恋愛でも、二人の様子をしばし見守るべ。で、来週も多分見る。