このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

恐怖新聞

2011年11月30日 | 映画・DVD
原作は、かつて35年以上前に週刊少年チャンピオンに連載
されていた有名な漫画。
うしろの百太郎」とともに作者つのだじろう氏の代表作。
※ホラー以外では空手バカ一代 (作画) とかも有名。

つのだじろう氏の作品に、短編を集めた「亡霊学級」って
漫画があって、こいつが強烈に怖かった
ただでさえ苦手だった芋虫が、見事に人生のトラウマに昇華
してくれました。

恐怖新聞」の原作の方は大掛かりな除霊と、すさまじいまで
のそれにも関わらず結局失敗する話 (ハンパない絶望感) や、
最後の遠足バスの話が強烈に記憶に残っている。
あまり知られていないかもしれないけど、実は霊魂の話だけ
じゃなくて、最初の方とかUFOの話もあったんだよね。

「恐怖新聞」関係ではかつて何回か実写化されているが、
予言」というタイトルで映画化されたものがある。
監督は鶴田法男氏。
「ほんとうにあった怖い話」や「怪談新耳袋」等で有名な
方である。
この中では寿命が縮むという設定は形を変えていて、漫画の
主人公鬼形も主役ではなく、ストーリー上のキーパーソンと
して登場している。
なんとも悲しい背景の映画で、ラストがまたとんでもなく
切ない


で、前置きが長くなったけど今回のコレ

結構短い。70分くらい?

二十歳の誕生日の夜をかわきりに、毎晩深夜2時になると
主人公のアパートのドアポストに新聞が差し込まれるよう
になる。
何の疑いも違和感もなく、さっと取って読んでしまう
主人公においおい感はあったけど (怪し過ぎるだろう)、
そんなトンデモ映画という訳でもなかった
ちなみに主人公は鬼形の血筋という設定。

ポストの穴を塞げばいい
読まなければいい

いろいろやるけど、、、

。。。引っ越せよ

主人公が最後どうなるのかは語られず、恐怖新聞と付き
合って生きる中でのワンエピソードという形で本作は
作られている。

まぁまぁかな(結局感想はそれだけかい)。


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