このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

ラストデイズ・オン・マーズ

2015年02月28日 | 映画・DVD
2013年作品。
原題「THE LAST DAYS ON MARS」。

2036年。火星探索チーム
6ヶ月という長きに渡る任務を後20時間で終え
ようとしていた。
大きな成果もなく、まさに手ぶらで帰還する
ことが決定しそうなその時、隊員の一人が
バクテリアのサンプルを採集する


話はまさにここから始まるのだが、この
バクテリアが…。という話。

期待していた通りの話
だが、期待ほどではなか
った

いや、要約すると、期待したジャンル、好きな
ジャンルの話だったけど、展開が凡庸で新しさ
が少なく、どこかで見た映画という範疇から
出てくれなかった

残念。

シナリオは、要はゾンビモノ
バクテリアに浸食された人間がゾンビ化する。
ま、これ自体はいいのだけと、場所が地球では
なくなったからと言ってそれだけで真新しさ
が生まれる訳ではない。
エアロックの外なのに…というシーンは
悪魔の受胎を思い出した。

感染したかもしれない隊員をベッドに縛って
おくシーンなんかも、もう何回お目にかかっ
たことか。
マニュアルにでも書いてあるのか?

新しいのは、浸食された人間が「お前も帰れ
ない」というシーン。
ハンドドリルなんかを武器に襲ってくるし、
知性を失ったゾンビというより、やはりバク
テリアに寄生されて操られているのだろう。
そう考えて上記セリフはバクテリア生命体の
ものと考えると、それなりにぐっと来る


ところで、中に出てくる陸乗車に各国の国旗
が小さく描かれているのだけど、その中に
日本の国旗もちゃんとあった。
ベースキャンプの外壁にも溝田産業とか書か
れている。
中国企業?いや、多分日本だろう。
隊員に日本人がいないところからも、やはり
日本という国は金は出すけど…という印象
なのかもしれない。

終わり方もありきたり

うーん。好きなジャンルである分を盛って、
まぁまぁの内容かな。

甘め68点


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