このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

パラノーマル・インシデント

2015年03月06日 | 映画・DVD
2013年。米。

パッケージを見ると
FBIが封印していた極秘映像、解禁
だそうな。
作品中でも「政府の極秘資料を基に再構成
したものである」と謳われている。
アメリカの政府は映画、DVDに映像が流出
するのを防げないくらい力がない
のか…。

FBIの超常現象を追うチームが、幽霊が出没
する元刑務所を探索する
というストーリー。
データの収集と建物の破壊が目的。
そもそもFBIにそんなチームがあるのかも
知らないが、X-Fileのノリで許されるの
かもしれない。

話のとっかかりはこう。
FBI捜査官の妻のもとに一枚のDVDが届く
そこには不在の夫からの鬼気迫る報告映像
が…。
要は奥さんと一緒にこの話を見ると言う訳。

ノリはグレイブ・エンカウンターズのパクり。
チームの全員がカメラがついた眼鏡を装備
していて、その映像がベースになっている。

どうしてこう亜流、ネタの繋ぎ合わせで
映画を作ろうとするのかな。
そんな手法でもそれなりに儲かる世界なの
か?残念ながら溜め息が出そう。

なんて言うか安っぽい言い方だけど、
プライドとか、面白いモノ作ってやろう
という気概というか、そういうのはない
もんかね。

この話は、未知の存在が(最後まで)姿を
現さず…という従来のパターンと少し違い、
早い段階で「ソレ」は姿を現す
チームは確保したソレを隔離したまま探索
を続けるが、一人また一人と…。

ま、いつものノリ。

一瞬で別の場所?世界?に飛ばされて、
そこで怖い思いをした挙げ句に命を落とす。
ドアを開けたらあるはずのない世界とい
うのも、もう使いふるされてるよなぁ。

やたらエロい表現を使おうとするところも
マイナスポイント。

で、最後、送られた映像を見終えて愕然
とする奥さん

そうだよな、愕然とするよな。
一緒に見てたから、すげーわかる
。笑

ちなみに原題は
PARANORMAL INCIDENT2」。
え、2なの?
エンドロールでこいつが流れるけど、本当
に原題なのか、すんません、よくわから
ない。

あまり気が進まないが点数をつけるなら55点
ただし、亜流ではなく、これがパターン
映画の中で世の中に最初に出たモノなら、
もっと高評価でもよかった…かも…。

…気のせいか。笑



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