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「今回に限って刑の執行を猶予する」。
“のりピー”の愛称で親しまれた元アイドルに言い渡されたのは、執行猶予付きの有罪判決だった。
覚せい剤取締法違反に問われた酒井法子被告(38)の9日の判決。
東京地裁の村山浩昭裁判官は、覚せい剤への「依存性」を指摘しつつも、酒井被告が覚せい剤を勧めた夫と離婚し、覚せい剤と「絶縁」する決意を示したことへの期待を表した。
ただ、覚せい剤犯罪の再犯率は高く、更生の道は平坦(へいたん)ではない。
酒井被告は午前11時半前、黒いシャツとパンツスーツ姿で法廷に入った。
村山裁判官が、証言台の前に進んだ酒井被告に主文を2度、言い渡すと、酒井被告は、軽くうなずき、最後に深く一礼してイスに座り、判決理由の朗読に聞き入った。
村山裁判官は最後に、「あなたは長年の芸能生活の中でドラマや映画に出てきましたが、残念ながらこれは現実です。その重みは今後、実感すると思います。重みに負けず、薬物と手を切って更生されることを望んでいます」と説諭。
さらに「主文は分かっていますか。念のために主文を言ってみて下さい」と尋ね、酒井被告は「懲役1年6月、3年間の執行猶予です」と答えた。
酒井被告は初公判の被告人質問で、「(覚せい剤に)依存性を感じていない」と語り、民間団体のサポートを受けずに更生を目指す意向を示していた。
法廷で、裁判官から「また使いたくなることもあるのでは」と問われ、「使わない」と答えたが、その根拠については、「迷惑をかけて信頼を失い、悲しい思いをしたから」と述べるにとどまり、違法薬物を断つ具体的な手立ては見えてこなかった。
覚せい剤は、依存性が高く、法務総合研究所の研究報告によると、1948~2006年に初犯が覚せい剤取締法違反だった人から抽出された2万8710人中29・1%が同種再犯を犯しており、各種犯罪の中で最も同種再犯率が高かった。
≪続きあり。≫
「薬物と手切り更生を」裁判官が酒井被告諭す
薬物連鎖 特集 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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今度は逃げずに
自分自身のために更正してね。
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