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岩佐又兵衛

2016-08-23 20:17:50 | 国宝
今回は前回から始まりました‘福井、国宝&重要文化財指定○○巡り’弾丸ツアーの続きなんですが、皆さんは‘岩佐又兵衛’という江戸時代の絵師をご存知でしょうか。
日本史で、特に戦国時代が好きな方ならご存知かも知れませんが、この岩佐又兵衛という方は、かの織田信長に仕えていた武将、荒木村重の子でして、2014年にNHKで放映されました大河ドラマ『軍師官兵衛』でもちらっと登場したんですが、父である荒木村重が織田信長に反逆を企てたために、荒木一族のほとんどが斬殺された中(ちなみに反逆を企てた当の本人である荒木村重は逃亡の上、その後は茶人として生き延びます)、まだ幼かった岩佐又兵衛は救い出され、成人した後は母方の名字を名乗り、京都、福井、江戸と渡り歩き絵師として活躍したそうです。
現在、福井市にあります福井県立美術館で‘福井移住400年記念 岩佐又兵衛展 この夏、謎の天才絵師、福井に帰る’が開催されていまして、その展覧会の目玉として国宝に指定されています洛中洛外図(東京国立博物館が所蔵しています)が展示されているというので、今回の‘福井、国宝&重要文化財指定○○巡り’弾丸ツアーを企画し行って来た次第で、これまで岩佐又兵衛の絵画はそれほど見た事がなかったんですが、今回、多くの絵画を見た個人的な感想が、独特のスタイルで素人目ながら、特に人物の描き方がうまい人だなと思いました。
浮世絵の源流とも言われる岩佐又兵衛の絵画ですが、国宝に指定されている洛中洛外図に代表される屏風絵の細かな人物や絵巻物に描かれている表情豊かな人物は特に見事な感じがしました。

さて、福井県立美術館を出た後は、福井市から今立郡池田町に向かったんですが、どこへ向かったかは明日以降のブログにて紹介したいと思います。

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