本日は改姓なり!

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伏見城

2014-03-29 09:14:48 | 
昨日は、毎年のごとく無駄になってしまう有給休暇(毎年10日前後の有給休暇を消化できずに次の期を迎えてしまいます)を使って、昨年の11月以来の‘城巡り’に行って参りました。
行って来たのは、愛知県岡崎市にあります岡崎城と、京都市伏見区にあります伏見城で、まず岡崎城ですが、ここは言わずと知れた江戸幕府を開いた徳川家康が生まれた城になります。
日本100名城にも指定されている岡崎城(現在の天守は、昭和34年に市民の要望で再建された復元天守です)ですが、ここは日本さくら名所100選にも選ばれた場所でして、すでに早めの桜がちらほらと咲いている木も見受けられました。
城の中は多くの復興した城と同様、色々な展示物が展示してある資料館になっているんですが、とりたてて目新しいものはなかったですね。
次に行って来たのが、伏見城ですが、ここは2003年まで‘伏見桃山城キャッスルランド’という遊園地がありましたので、行った事がある方もいらっしゃるかも知れません。
遊園地が開園している当時は、城の中にも入れたらしい(私の父は、中に入った事があるそうです)んですが、現在は、この城、耐震基準を満たしていないらしく、中に入る事はできません。
遊園地が閉園する際に、この城も解体される予定だったそうですが、京都市民の要望により保存され、京都市に譲渡されたらしいのに、内部が非公開となっているのは非常に残念です。
ただ、耐震基準を満たすためにかかる改修費が、数億円はかかるらしいので、そのままになってるのも仕方がないと言えば、そうなのかも知れませんが。
私は今回、初めて行ったんですが、遊園地内にあった城なので、もっとちゃちなものが建っているのかと思っていたら、想像以上に立派な城(写真参照、大天守のみならず小天守もあり、大手門も建てられています)が建っていて、かなりびっくり(その時、思ったのが‘もったいないなあ’でしたから)してしまいました・・・こんな城なら、きちんと改修して内部も公開されるようになったら、入場料をとったとしても、城好きな人は当然ながら、寺社などの建築物等が好きな人たちでも、京都に行ったついでに、足を運んでくれるようになったり、旅行のツアーに組み込まれたりするような事もあると思うんですけど。
現在も、城の活用予定は全く決まってないらしいんですが、金が有り余ってるような裕福な方が、城を買い取るなり、改修費用を負担するなりして、日の目を見る事になると城好きな者としては、有り難いんですけどね。