「水中、それは苦しい」は水中にいなくても楽しい

本願寺月光蟲です。
音楽紹介はかなり苦手なんですが。
「水中、それは苦しい」の話を。

「水中、それは苦しい」のアルバムが少し前に出てて今のメンバーだと2枚目。
今回のほうがはるかに出来が良いです。
「水中」の魅力は色々あると思うのだけれど作曲能力というか、とにかくまず曲が素晴らしいと思います。
特に泣きのメロディ、そしてそれがバイオリンで表現される。
が、歌詞もまた不思議な魅力になっていてそれが個性になっているように思います。

はじめて観た人なんかはある意味「どう対応してよいかわからない」みたいになると思います。
その「空気」もまた良しで、常連になったらなったで気軽に観れる反面音楽性の高さをさらに確認できる不思議なバンドになってるかと思います。

対バンも結構豪華な面子が揃いますし、時間とお金があれば観にいくのをお勧めします。
ライブはどのバンドも楽しいわけですが、水中の場合はアドリブ要素も満載なのでＣＤよりも楽しめる率がかなり高いです。

てかメジャーじゃないのが不思議ですね。



↑タワレコのインストアの時。サイン会には結構な数のお客さん並んでました。

↓ミチロウさんとのライブ。





結構なんだかんだで観に行ってるなあ。

このアルバム素晴らしいです。

水中、それは苦しい　「手をかえ品をかえ」

解説つき・オタク野朗が認めない今週のチャンピオン ２９号 （２０１２年・６月２８日号）

「バチバチ　バースト」壮絶に面白いキャラ登場で面白い。
「空が灰色だから」はよくネタが持つと感心。
「ガキ教室」夏休み編、凄く面白い。
「バイオハザード」今回は良い出来で続きが気になるとこ。
「囚人リク」はさすがという感じでダレない。
「テンムス」は手羽先対決が面白いが、ネタの食材がなんか中途半端な気がする。
「シュガーレス」面白いけどテンポ遅い気がする。

「さくらディスコード」みたいな恋愛は絶対に




ない！


「ドカベン」・・・いつまで続くんだよ、これ・・・一応読むけど・・・ｗ

誠実？

こんにちは、本願寺月光蟲です。
相変わらずダラダラと生きておりますが画面の前の貴方はお元気ですか？
梅雨入り？
寝てる時雨ならα波が出てとてもよく寝れそうですが・・・。



■■■■■■
今日の1冊。

「最凶悪犯罪刑務所」丸山 隆三 (著)



ノンフィクション。コレがまた凄い。
時給6千万円！！！！
アメリカの麻薬ディーラーを仕事というより遊び＆副業でやってた日本人。
本業は車のディーラーをやりつつ副業でそんだけの金を稼いでたらアメリカで一番危険な「レベル４」の刑務所へ（笑）
想像するだけで恐すぎるでしょ・・・。


別に凶暴な人でもないし、犯罪に手を染めずとも金持ちだったわけだが遊びのような感覚でディーラーをやってたら抜けれなく逮捕。懲役17年（残り3年位はレベル１へ移送、出所、国外追放、二度とアメリカへ渡るのは無理）
時給６千万円も稼いでるディーラー・・・そりゃかなり重罪になるわな（笑）

アメリカの刑務所は4段階。
最悪のレベル４の実態は映画で描かれたりするけれど、この本では日本人で本物の悪だとは思えない著者が世界最悪な凶暴なヤツしかいない刑務所でボスになりあがっていく。


以外な事だが、そこに暴力の匂いだけは充満しているわりに、実際暴力を使ってのしあがるのは無理だとちゃんと描かれている。

ここが映画と違う大きな点かと思われる。
連続殺人鬼や凶悪な強盗犯が腐るほどいる場所で何故トップになり上がったのかは興味深い。

世界一極悪人が集まる刑務所、ムジュンするようだが、


誠実
嘘をつかない
平和を目指す
刑務所といえども真面目に働く事
和を乱すヤツだけ徹底抗戦

という、「人として当たり前」の事を実践してただけ。
暴力で支配する世界だと誰もが想像するわけだが、その真逆だ。
やはり、極悪な人間が集まる場所でも結局のとこ信頼が大事だという事がわかる。

あと、アメリカどころか麻薬が世界経済を支配しているのがわかる。
それと、人種間の闘争だけは永久に終わらないと思う内容になっている。

お勧め。


追記
世界一極悪な刑務所で即効でリンチや殺される犯罪者ベスト３

●ロリコン
●嘘つき

この２つは刑務所ですら人間扱いされない。
当たり前だね。
刑務所行く前に死ね。

解説つき・オタク野朗が認めない今週のチャンピオン （別冊少年チャンピオン創刊号）

別冊少年チャンピオン祝創刊！
クローズのまた外伝「ゼロ」、しかもすずらん高校リスト​バンド付き。
しかしやはり目玉は「ブラックジャック創作秘話」に限る​のかもしれない。
読みきりを経て手塚がいかにキチガイかわかる。
あと、新人の佐藤健太郎て人の「魔法少女・ジ・エンド」​て漫画がかなり面白い。

てか、別冊作ったんなら沼田センセの「スーパーバイトJ​」復活してくれ・・・・。

原因によって理由は違えど

こんにちは、本願寺月光蟲です。
誰でも「殺したい」と思った事があると思うわけですが、怒りを通り超えての絶望ってのは悲劇を通り越して喜劇に近い。
が、行動に起こした場合他人からしてみたら凄惨な状態に。
通り魔なんかさえたるもんで、「死にたい」「死ねないから死刑にしてくれ」みたいなものが多い。
犯人を擁護しないけど、色々と彼なりの「大事な理由」があったんでしょう。
が、問題は単純で、

人に迷惑をかけてはいけません

って事になるわけです。
社会のせいというより親の育て方もかなりでかいし、読んできたモノ、観てきたモノの「解釈」を間違えてきたんだろうな、と。
何より、「他人に死刑にしてもらう」ってのがそもそも責任感がないです。
覚悟がない。
全く覚悟がないからこそ、「キチガイが暴れて人に迷惑をかけた」って、犯人のつまらねえ事件。
■■■■
今日の1本
丑三つの村

古尾谷雅人 (出演), 田中美佐子 (出演), 田中登 (監督)

感想。
後半40分位、狭い村の中で延々通り魔。てか、村民皆殺し。
猟銃、日本刀で幼児も老人も皆殺し。

村八分にあってた青年の恨み爆発。
実際にあった「津山32人殺し」がモデル。

最後は実際の事件と同じで自殺。

映画のラストは後味の悪さと何故か爽快感が交じります。
実際の事件もこの映画もそうだけど「大量殺戮」したとこで気分は晴れたのかは疑問です。
社会や人への恨みを「殺人」で晴らしたとこで本人の気持ち、収まるのか疑問です。