本願寺月光蟲です。
日本は色々と問題はあるけど平和。
平和ボケもいいとこだと思う事が誰にでもあるはず。
いや、でも平和で良いのだ。たまにその平和ボケのせいで爆発して人を殺す連中がいる。
平和ボケは勿論良い事なのかもだけど、嫌な物は見ないし嫌なモノは人に任せればよいという無意識の空気が蔓延している。
牛や豚などを惨殺して皮をはぎ、血を抜く。解体してパックに詰めてスーパー。
この生々しい光景は国民は自分から調べないと見ようともしない。いや、見たくないもんね。
だが、誰かがその仕事をしているということ。
女子高生なんかト殺の仕事みたら肉食えなくなるんじゃねえのか?
で、先進国では死刑がほとんどなくなっている。
日本はいまだに死刑がある。
誰も意義を唱えないわけで。
絞首刑にかかわる人にボタンを押させているのは私たちだ。
でも自分が押すのは嫌だろう・・・・。
死刑囚の刑の執行、真顔で手伝える人はいないと思う。
よく死刑論議になると「自分の大切な人が殺されたら死刑廃止なんていえるのか?」という意見が出てくるしこの意見は屁理屈でもなんでもない。
だが、自分が死刑囚の首に縄を巻いて床が開くボタンを押すのは嫌がる。
なんという矛盾だろうか・・・・。
死刑関係の本はいっぱい出ている。
答えが出ないとこから大抵のルポははじまる。
この森さんの本もそうだ。
昔から思っているのだが、死刑を語る文化人や識者は最初は迷っている。
だが、取材を進めるうちに死刑反対の意見になるという・・・・。
死刑囚の関係者やしけにたずさわる法の番人、そして被害者遺族を取材するうちに死刑反対という意見になっていくのだ。
すぐに答えがでるような問題ではないけれど、死刑制度や死刑囚、被害者遺族等を知る入門書のような本なのでお勧めです。
ま、、森さん嫌いな人は読まないほうがいいかもだなー(笑)
今日の1冊 死刑 森 達也 (著) 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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