ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

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今日の1冊 新宿・夏の死 船戸 与一(著)

2012-12-09 15:14:23 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

新宿を拠点としてもう長い時間が経ちました。
新宿からの沿線にばかり引っ越しています。
新宿って街は不思議な魅力があり、最初は物凄く嫌いだったのですが今は大好きだったりします。
通えば通うほど味わいぶかい気がします。

新宿が嫌いな人も多いです。
それはやはり危ない空気が街から漂っているからかと。
その怪しい空気のエリアが広いぶん、感じるのかと思います。
渋谷や池袋も不穏なエリアがあるわけだけど新宿の場合怪しいエリアが半端なく広いからとも言えますね。

でもどこでもそうなんですが「アンテナ」の問題や性格、育ち、バカ、普通、貧乏、金持ち等交じり合えるのが面白いとこなんですよ。
外人も障害者も健常者もバカもアホも天才もいっぱいいる。

だが大半の人が生理的嫌悪感を抱くのはやはり新宿の裏の顔だろうと思います。
でもそこでしか生きてけない連中もいます。
しかももちろんそこで罪悪感なんか感じてたらそんなエリアで働かないですし。

新宿の空気を悪くしているイメージは・・・
●乞食
●オカマ・ホモで釜野朗・レズビアン
●ナンパ
●呼び込み
●中の見えない高級車の路駐
●水商売
●ビッチ&ホスト
●ヤクザ
●怪しい害人
●カジノってか変なゲーセンてか賭博

こんな感じかねえ

そいつらの人生、抜けれない、ろくなやついない

そんなヤツらの人生の中編集

この小説の良さはリアルで、作者のふなとさんはジャーナリストあがりでゴルゴの原作者でもあります。
過激を売りにしてる小説は数あれどふなとさんは抜きに出ているというよりリアルだ。
お勧め


新宿・夏の死 船戸 与一(著)



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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。