サンフランシスコ・ジャイアンツがバリー・ボンズと来季の契約を結ばない旨、本人に通告したとのニュースが飛び込んできた。近年の、特に守備・走塁面における著しい衰えを考えれば、むしろ「アーロン越え」があったからこそ球団側が世代交代を遅らせていたと考えるのが妥当なところ。おそらくDH制のあるア・リーグ球団で現役続行を図るのだろうが、ステロイド問題をめぐる偽証が有罪に問われる可能性もあり、そうなれば野球賭博で永久追放になったピート・ローズのときと同じく、本人もチームも大きなダメージを背負うことになる。
. . . 本文を読む