11月9日、昨冬の積雪で傾いた矢立杉の説明板の庇(ヒサシ)を補強しようと思いながら延びのびになっていた。とうとうまた冬がくる季節になってきた。秋雨つづきから天気のよくなったこの日、道具材料をもって午後から出動する。 現場について作業をはじめたところへ、津軽から来た一行を案内して中村弘美氏がくる。矢立峠歴史の道へ県外からのお客様がくるのは嬉しいものですね。来客の皆さんには感謝の意を表す。おかげで仕事も楽しくできるというもの。庇を付け替え雪の重みで曲らないよう針金支えにする。塗装も剥げてきているので、ペンキを塗り重ねるなどして、補強完了。この冬はもつかもたぬか来春でないと成果は不明。終わって我が家についたらもう日が暮れた時間であった。
11月14日、先日は説明板の補強だけで時間がなくなったので、今年度整備作業の締めくくり歴史の道ルート点検に出かける。杉の沢から古街道津軽側へ、湯ノ沢から明治新道を秋田側赤湯へ、旧国道から古街道を登り、峰道、矢立杉跡へ戻り。案内標柱の必要箇所、ぬかるみ要改善など来年度のいくつかの懸案事項も散見される。
矢立杉株跡と説明板
矢立峠歴史の道を守る会 wa
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