北海道言友会 公式ブログ

吃音者(どもる人)でつくるセルフ・ヘルプ・グループ 北海道言友会

ブックトーク 『「吃音 伝えられないもどかしさ 」を語る』 開催のお知らせ(11/23(土・祝)開催)

2019-11-23 15:00:00 | 活動案内

北海道言友会では,昨年に引き続き、「国際吃音啓発の日」の記念行事として,札幌市で下記イベントを開催します。

今回は、今年1月に「吃音 伝えられないもどかしさ」(新潮社)を上梓され、新潮ドキュメント大賞、YAHOO!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞にノミネートされた、ノンフィクションライターの近藤雄生さんをお招きしたブックトークを開催します。

どうぞご参加ください。

 

-----------------------------------------

「国際吃音啓発の日」記念行事

ブックトーク 「吃音 伝えられないもどかしさ」を語る

 

ゲスト:近藤 雄生さん(ノンフィクションライター)

日時:2019年11月23日(土・祝)午後3時00分~4時50分

会場:紀伊國屋書店札幌本店インナーガーデン(札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル)

参加費:無料(申し込み不要 当日直接会場までお越しください)

主催:北海道言友会

後援:NPO法人全国言友会連絡協議会、紀伊國屋書店札幌本店

 

【概要】

 ことばの出だしをくり返したり、出てこなくなる言語障害である「吃音(きつおん)」。100人に1人が吃音を有していると言われています。吃音でうまく話せないことにより、学校生活、就労等の様々な社会生活の場面において困難を有することがあります。

 今年1月に出版された「吃音 伝えられないもどかしさ」(新潮社)には、吃音を抱えながら社会の中で生きる多くの当事者たちの姿が描かれています。この本に描かれているように、吃音があることで、店での注文や電話の応対に困難を感じたり、伝達コミュニケーションがうまくいかないことで自分の言いたいことが伝わらなかったりと、吃音により、悩み、苦悩し、生きづらさを感じている人たちは少なくありません。

 今回のこのブックトークでは、この本の著者である近藤雄生さんをお招きし、どのような経緯でこの本を書かれたか、どんなメッセージをこの本で伝えたかったのかについて、お話していただきます。また、当事者の体験談を踏まえながら、吃音があっても生きやすい社会について、皆さんと考えていきます。

 

○ゲストのプロフィール:

近藤 雄生(こんどう ゆうき)さん

 1976年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2003年、自身の吃音をきっかけの一つとして、結婚直後に妻とともに日本を発つ。オーストラリア、東南アジア、中国、ユーラシア大陸で、約5年半の間、旅・定住を繰り返しながら月刊誌や週刊誌にルポルタージュなどを寄稿。2008年に帰国、以来京都市在住。著書に『吃音 伝えられないもどかしさ』(新潮社)、『遊牧夫婦』『中国でお尻を手術。 遊牧夫婦、アジアを行く』『終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦』(以上、ミシマ社)、『遊牧夫婦 はじまりの日々』(角川文庫)、『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)、『オオカミと野生のイヌ』(エクスナレッジ、本文執筆)。大谷大学/京都造形芸術大学 非常勤講師、理系ライター集団「チーム・パスカル」メンバー。ウェブサイトhttp://www.yukikondo.jp/

-----------------------------------

【問い合わせ】           

北海道言友会 南 孝輔  

電話:090-6216-1156  Mailt.minami.sapporo☆ezweb.ne.jp@に変えてください)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする