和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 5月4日(月)

2015年05月07日 13時18分57秒 | 日記
          京都府ウォーキング協会 大井手用水ウオーク

5月4日(曇り)
ゴールデンウイークの連日の晴天の中、なぜかこの日だけが雨の天気予報。
しかし、降水確率50%~70%の予報は見事に外れ、歩きやすい空の下とでもいうのでしょうか、時折思わせぶりな雨もこぼれましたが、歩くのにはほど良い日でした。
加茂駅で、集合された参加者は76名。
京都府ウォーキング協会メンバーの方はピンクのTシャツに薄紫のキャップで、つつじと藤の花を思わせるようなさわやかな出で立ちでした。
 
本日のガイドは駅の東口広場でこの日のメインとなる大井手用水のお話をし、後は用水の最後の分水地点の千本杭で現地説明をしました。
大井手用水は、加茂町の瓶原(みかのはら)の田に水を引く為の用水路ですが、水は和束町の和束川から引いていますので、今回のように、私たち和束・茶源郷ガイドの会の出番があります。
瓶原は水がもたらす縁という事で、私たちも親近感がわくところですが、ガイドの前に下見に行った日の夕刻、千本杭近くの畑で仕事をされている方に、大井手用水についてお伺いしたところ、「和束の人が美しい水を流してくれてるから感謝やな、ずっとそう思ってる」と和束の山を遠くに見ながら、
話して下さった時は、こんな風に思って下さっているのだと、胸が熱くなりました。
もちろん私は、和束町の住民ですと伝えていた訳ではありません。
水を通してのつながりが、こうして鎌倉時代から延々と続いているということの事実を、夕方の瓶原の里の中で確認した様なひと時を今年は過ごせました。
水路に流れる水のせせらぎと鳥の声、木津川を前方に三方山に囲まれた恭仁の京があったこの地での半日は当時を偲ぶのにも充分な時間でした。
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