和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

2024年5月22日 シニア自然大学校27期緑組2班同期会ご一行風薫る和束へ

2024年05月25日 21時20分14秒 | 日記
昨年の5月に、和束町に来て良かったからと、その方のグループの方々がこの日来て下さいました。
今回のグループの方々は、午前中はお茶体験、午後はウォーキングのメニューでした。
お茶体験は活動ヶ丘(いくじがおか)公園内にある「てらす和豆(わづ)香(か)」にて。この建物の横にはいつも手入れされた広々とした芝生が広がっています。この中で美味しいお茶の淹れ方を学ばれ、一煎目のお茶の美味しさに感動されていました。
     

午後は、お茶の京都のポスターの写真の景色にもなっている石寺景観を目指すコース。
この日は暑すぎずの天気で歩くにはちょうどでした。

生き生きとした茶葉の真横を歩きながら、道端で可愛く咲くマツバウンランなどたくさんの草花を愛でながらのウォ—クです。
また、道の傍に建つ稼働中の茶工場からは新茶の香りも漂い、思わず足を止めて皆さん深く息を吸い込みお茶の香りを楽しんでおられました。
石寺景観に着くと一番に目に入ったのは、急傾斜の道に見えた軽トラック。見ているとその道を行く運転の感動より先に怖さを感じてしまいます。
和束町の茶畑の多くは斜面にありますが、茶畑の合間を走らせる運転を想像すると心が引き締まります。
今の季節はお茶刈りの風景もよく見られ、写真を撮るのには絶好のチャンスです。
茶畑景色をバックに記念写真を撮りました。甘味処にも寄り、帰りの和束高橋のバス停へ。バス停では待ち時間に、御一人ずつ感想を聞かせていただくことになり感激しました。
「天気が暑すぎず良かった。お茶も食べられてよかった。茶団子もよかった。お茶の香りがよかった。1、2回来ているが前よりもよく見られた。棚田が見られた。テレビなどでも見ているが実際に見ると違う。初めて見た、来て良かった。自然がよかった。茶畑の管理をどんな風にするのかな。急斜面も多い。ネット掛け等機械化が進むといいな。お茶工場が稼働しているところを見てみたいな。コーヒーをよく飲むけどもっとお茶を飲んでみようと思う。お茶が美味しかった。ぬるい温度のお湯でお茶を淹れるんだなあ。それが美味しいのだとわかって、奥さんにお茶を買った。」等のご意見感想でした。
    
工場見学は残念ですが実行できないことになっていますが、ビデオなどで紹介などできたらいいなと思いました。 
回を重ねて来てくださっている方、初めて来て下さった方、それぞれに和束町の景色を楽しんでいただけたかなと思います。
和束町に来ていただきありがとうございました。またお越しくださることを心待ちにしています。


2024年5月16日  シニア自然大学卒業生「風車201」ご一行 新緑の和束へ

2024年05月17日 00時18分51秒 | 日記
今日、和束町が一年で一番美しい時に来て下さったのは、2014年にシニア自然大学を卒業されたという方々でした。
大阪方面からの初めての和束訪問という方々にも美しい5月の茶畑を紹介するのが楽しみで、どんな風にお話すればいいだろうと日々過ごしていました。
一番の心配の天気も雨は降らなさそうな予報と安心していると前日に見た天気予報は、なんと「晴れ時々雨」と出ています。
どんなんだろうと思っていると、当日早々と8時50分ごろにはもう雨が降ってきました。
ガイドは10時30分からで行程の道の途中には地道の部分があり、雨が降るとぬかるみになる恐れがあります。
以前、その場所で白い靴を汚してしまい気落ちしていた生徒たちの事をいつも思い出します。
前日の下見では道の様子に安堵していたのに、夜には雨が降り、翌朝早々に下見に行った後の再びの雨
家に帰り、溜息をつきながら木の葉に落ちる雨をにらんでいると雨は止んできました。
これが時々雨の雨?傘を鞄に押し込んで待ち合わせの和束茶カフェに向かいました。
風車201のメンバー7名の皆さんと午前中に向かったのは、和束川の川沿いの散策道に出られるコースで、川のせせらぎを聞きながら歩く気持ちのいいコースです。
和束茶カフェを出発してすぐ道を渡ると白い花を見つけられた方がいて「これ何」そこにみんなが集まってという感じで始まりました。
右に左に気になる草花に目をやり写真を撮って、その合間にお茶の話をガイドが伝えてのゆっくりの歩み。
川沿いの弥勒摩崖仏も見て、昼食を摂られるテラスには、12時を30分も超えての到着でした。









午後は聖武天皇の第二皇子の安積親王墓へのコース
歴史の話も伝え、和束町の中心部を俯瞰できる素晴らしいい景色も見ていただいて、今日のガイドは終了しました。



私たちガイドの目標は、和束町に来て下さる方々に、美しい茶畑とそれと共にある自然を楽しんでいただき、歴史や文化も含め和束を知っていただくことです。
そして、お茶も景色も好きになってもらえたならどんなにうれしいでしょう。
一度ならずとも二度三度来ていただけたら、それが町の活性化になります。
お客様も私たちも元気になる、そんなガイドをしたいと常々思っています。
「風車201」の皆様、和束に来ていただいてありがとうございました。
また、来て下さることを楽しみにお待ちしています。


2024年和束の桜

2024年04月07日 00時27分45秒 | 日記


ブログ「宮さんの木工房」休憩室からいただきました

https://blog.goo.ne.jp/viola3_001/e/9885477e7574fd4e01b5e83a421a4ce8?fbclid=IwAR1szFMG-PIxCs5hmCR9yEdwxA7Ln2ZUIyHtY0A-DGXBL3jQ6rEjiHrMQzI

2023年10月17日から かえつ有明高校様 茶源郷和束町を学びの場として

2023年10月20日 21時49分46秒 | 日記
秋晴れの午後、東京よりかえつ有明高校の一年生24名を和束町にお迎えしました。
和束町での昼食の後、開会式を済ませ、生徒さんたちは早朝出発の疲れも知らず元気にウォーキングをスタートしました。



和束高橋のバス停を出発してすぐ、何と突然和束町の鳥、キジが田んぼでお出迎え。
みんな一斉に目で追いました。
わたくしたち町民もキジの鳴き声はよく聞きますが、普段あまり見ることはありません。
きっと、喜んで出てきたのでしょう。
坂道を登り少々息が上がる頃、目の前に現れた茶畑に歓声が上がりました。
今一番の人気の茶畑、石寺景観が目の前一面に広がっています。



撰原景観では茶畑を見ながら和束町の歴史について、また、長井の景観では茶畑を見下ろしながらお茶についての話を聞いて頂きました。
歩きながらお茶の花や柿の実、道端に落ちているイガ栗も生徒たちの手の上に、咲き誇る金木犀の花にも鼻を近づけたりと、田舎の風景にも目をとめながら興味津々の様子でした。そして、道中での生徒さんたちからの質問はお茶にまつわる内容が多く、収穫量、お茶の寿命、碾茶と煎茶の違いは?また、高齢化によるお茶刈りの作業へのお尋ねもありました。







生徒さんたちはこの日見た景色から始まり、農泊や様々なお茶体験を通し、地域に密着して4日間の学びを重ねられました。
20日にはまとめの発表会があり、ウォーキングの時に聞いた説明からも気づき、町の発展へとアイデアを考えてくれていました。
作りたい未来に向けてのアイデアの中には、思いやりと、新しさと、楽しさが詰まっていました。
和束町を選んで来てくださった高校生の皆さんの学びが深まり、一緒に歩いた茶畑の景色がいつまでも思い出に残りますように。
またご縁があれば、茶源郷和束町に来てください。お待ちしています。


2023年9月11日(月) 帝京大学の学生の方々を迎えて

2023年09月12日 20時41分18秒 | 日記

毎年更新される夏の暑さ、晴れ続きの毎日、ガイド予定の9月11日はお日様が真上にある13時からの予定。
1時間余りのウオーキングは少しでも雲が浮かぶ日であってほしいと1か月前から願っていると、思いが届きすぎてかこの日は雨になってしまいました。しかも雷のおまけつきです。
今日ガイドさせて頂いたのは、地域経済学科のゼミの皆さん。
和束を学びの場として来て下さっている、リピーターのゼミです。
結局、天気予報を信じ次の予定の座学との入れ替えで、14時15分からのウオーキングが始まりました。
そして、ありがたいことに雨脚も弱まってきました。
ゼミの先生のぜひとも石寺景観を学生の方々に見せたいという願いをかなえるべく和束荘から石寺へと1時間余りの予定で歩き始めました。
雨に濡れているお茶の葉は、また一段と生き生きしています。
その茶畑の真横を歩く学生さん方は雨の中でも足どり軽く、またガイドの話にもきちんと耳を傾けてくださり、わたしもその様子に元気を頂きました。
半分ほどの道のりをすぎると、雨も小雨になり雨が気にならなくなりました。
目的の石寺景観で記念写真を撮って、バス停に向かうときにはすっかり雨も上がり雨の中を歩いたことが嘘のようでした。
和束からゼミの皆さんの学びを応援しています。