和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束茶源郷ガイドの会 和束風土記 1月10日(日)

2016年01月14日 22時19分42秒 | 日記
           1月10日(日)晴れ 和束天満宮10日えびす
            
2016年の松の内もあっという間に終わろうとしています。
ガイドの会、初の取材は和束町の天満宮の境内で6年前から行われるようになった「10日えびす」を紹介します。
恵比須神社は天満宮の鳥居をくぐるとすぐ左手にあります。
梅の花がほころびかけたそばの大きくそびえたつ杉の木に守られるようにその祠はあり、広い境内でこの日は、ここが中心となります。
  
めでたい赤白の布で巻かれた大きな輪は去年の本殿に飾られた注連縄で設えられています。
輪の上には『輪をくぐり 福をもらおうよ』と書かれた札があり、札の横には膨よかに笑った恵比須さんの面も取り付けられています。
祠の前には、七福神の絵が描かれた御酒等がお供えされています。
8時から始まる神事に合わせ、天満宮の責任総代の方や各区の天満宮総代の方の最後の役割分担の打ち合わせをされます。
本殿前には、福引関係の用意。境内では、ぜんざいの振る舞いの用意。
当日までの細々とした諸準備の様子がうかがわれます。
  
今年はちょうど日曜日、晴天と言う事も有ってか、時間が進むとともに参拝者も増え、大盛況。
福引のところに行った10時過ぎ、ちょうど3等を引かれた時で、カランカランと快い鐘の音が、本殿前で鳴り響きました。
私にも福のおこぼれがあリますようにと思わず3等のくじを覗きこんでしまいました。
4時までの間に、2等や1等をどんな人が引かれたのだろうと想像しています。
町内で行われる最初の楽しい神事を目にし、味わう事が出来、福を頂いた気がしました。
ちなみに恵比須とは、「七福神の一つ。商業・漁業・海上の守り神。また、田の神として信仰された」そうです。

 来い来い福よ来い。
         みなさんのところに福よ来い。
                  いい事たくさんある年でありますように。
  
                                                    
                                                       (k・N)