和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束 茶源郷ガイドの会 活動報告1月11日(土)

2014年01月21日 20時09分20秒 | 日記
             1月11日(土)親子体験教室


和束町体験交流センターで、和束の子どもたちに楽しみながら和束の町の事や昔の生活を知ろうという趣旨で
親子体験教室が行われました。
和束 茶源郷ガイドの会女性メンバーで山城和束に伝わる昔話の本の中から選びDV化した作品が有りますが
今回はまたその中から三点選びました。

     「空鉢の峰」 「耳ふさぎ」 「爪楊枝大木」
          大人が聞いても面白い話です。
          なんか聞いたことあるなあ~
そんな思いがたくさん子どもたちの心に積み重なっていくといいなと思っています。

             

和束 茶源郷ガイドの会 和束風土記 1月5日(日)

2014年01月20日 22時20分18秒 | 日記
                        白栖の勧請縄



 新しい年を迎え、茶源郷ガイド一同今年も頑張ります。
 みなさん今年もよろしくお願いします。
一月は年の初めという事で、心新たになるような行事が所々であると思いますが、今日は和束に残る勘定縄を紹介します。
 まず勘定縄とは何ぞやという事ですが、地域の入り口にある道路に、道路を横断して吊り下げられる大縄の事です。
この大縄には、しめ縄やお札など取り付けられ、地域内に邪気が入らないようにという人々の願いがこめられているというものです。
 さて和束町でこの勘定縄の風習が残っているのは、唯一白栖地域のみです。
今まで1月の9日に勘定縄がつけられていましたが、今年から1月の第一日曜日に付けられるようになりました。
区長さん、区長代理さん、組長さんたちが藁で作ります。白栖では大縄の中央に御幣が付けられます。
作成後、地域のお寺の毘沙門寺の本堂にて、猫柳、お札といしょに護摩焚き法要をされます。
この猫柳とお札は,苗代田に五穀豊穣と病害虫除けを祈願して置かれるようです。
取り付けるときは、株もとがこの地域の東に当たるようにされます。
 また、この勘定縄は地域内にご不幸事があると外されます。~不幸が去って行ってくれるようにとか~
詳しく知るとどんどん興味がわいてきます。
このブログを読んで下さっている皆さん自分の住んでいる地域のこと、ふるさとの事知れば知るほど、好きになりますよ。
相楽郡、木津川市に在住の方勘定縄が行われている地域が有ればぜひ教えて下さい。
          【白栖勘定縄については渡辺区長さんに教えていただきました。】