和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

2023年10月17日から かえつ有明高校様 茶源郷和束町を学びの場として

2023年10月20日 21時49分46秒 | 日記
秋晴れの午後、東京よりかえつ有明高校の一年生24名を和束町にお迎えしました。
和束町での昼食の後、開会式を済ませ、生徒さんたちは早朝出発の疲れも知らず元気にウォーキングをスタートしました。



和束高橋のバス停を出発してすぐ、何と突然和束町の鳥、キジが田んぼでお出迎え。
みんな一斉に目で追いました。
わたくしたち町民もキジの鳴き声はよく聞きますが、普段あまり見ることはありません。
きっと、喜んで出てきたのでしょう。
坂道を登り少々息が上がる頃、目の前に現れた茶畑に歓声が上がりました。
今一番の人気の茶畑、石寺景観が目の前一面に広がっています。



撰原景観では茶畑を見ながら和束町の歴史について、また、長井の景観では茶畑を見下ろしながらお茶についての話を聞いて頂きました。
歩きながらお茶の花や柿の実、道端に落ちているイガ栗も生徒たちの手の上に、咲き誇る金木犀の花にも鼻を近づけたりと、田舎の風景にも目をとめながら興味津々の様子でした。そして、道中での生徒さんたちからの質問はお茶にまつわる内容が多く、収穫量、お茶の寿命、碾茶と煎茶の違いは?また、高齢化によるお茶刈りの作業へのお尋ねもありました。







生徒さんたちはこの日見た景色から始まり、農泊や様々なお茶体験を通し、地域に密着して4日間の学びを重ねられました。
20日にはまとめの発表会があり、ウォーキングの時に聞いた説明からも気づき、町の発展へとアイデアを考えてくれていました。
作りたい未来に向けてのアイデアの中には、思いやりと、新しさと、楽しさが詰まっていました。
和束町を選んで来てくださった高校生の皆さんの学びが深まり、一緒に歩いた茶畑の景色がいつまでも思い出に残りますように。
またご縁があれば、茶源郷和束町に来てください。お待ちしています。


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