巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

中田から恩山寺 立江寺経由 生名

2010年10月08日 | 旅行
9月21日(火) 歩数26,027 中田から恩山寺 立江寺経由 生名
08:00 鴨島さくら旅館 JR四国で中田に移動
09:16 中田
11:00 恩山寺
12:50 立江寺
15:30 生名

昨晩からTVの天気予報をみては、ガイドブックをまたひっくり返しながらどうしようか迷っていました。 明後日に寒冷前線が全国を通過するので、雨、ところにより大雨 それに急に寒くなるという予報です。 通常なら井戸寺から徳島市内を抜けて、恩山寺あたりで泊まり、翌日が鶴林寺登り口か鶴林寺を超えて大龍寺登り口あたりなのですが、そうなると明後日人家のない山道で大雨にあったら結構やばいです。
幾つかの手があって
1)一気に鶴林寺登り口30K以上歩いてしまう。
2)雨は大した事ないと信じてガイドブック通りの20K弱の歩きで行く。
3)雨だった停滞する。
元山登り大好き人間だった私は高山で何回か雨にあった経験から、雨は怖い。 最近はいい雨具があって、装備に頼る人が多いですがそれは好きではない。
それに昨日、一昨日の長丁場で両足の踵と小指には大きな靴連れにで足が悲鳴をあげています。

結局色々迷って、飛んでもない案になりました。
全部歩きなんて捨ててしまう。 出来る限りあるいは残りは後で埋めればいいや。
そこ鴨島から恩山寺近くの中田までJR四国を使って移動して鶴林寺登り口まで今日行けば、明日の山道ルートはまだ天気が持つし、明後日は平等寺から日和佐までは民家のある街中だから大雨になっても大丈夫。 それで行こう。
(この日は真夏並みの暑さでお昼ごろに気温32度、関東では茂原が36度、急な冷房需要で停電になったとか、一気に鶴林寺登り口まで来たメンバーはふらふらでした)



中田で降りてあたりをぐるーーーと見ましたが、お遍路姿は私だけ(当たり前か)
駅を出て直ぐに大師さんが迎えてくれました。 多分日開野厄除薬師だと思います。 この日がとても暑くて閉口してしまいました。 最初に撮った写真ですが後でみたらあれあれというものが写っています。

ここを過ぎて交通量の多い道路に出てすこし戻ったところに弘法大師御杖の水があります。



丁度地元のおじさんがおり、話を聞くともう飲めないだよね、みてごらんとひしゃくの下にある蓋を開けてくれました。 納得です。 とてもとても、どぶの様になっています。お賽銭を上げて拝んできました。隣町の弘法大師の水は確かに汚染はされて飲めませんが、見た目きれいな水が湧き出ています。 ここのは暗く淀んでいました。 悲しい。

ここから程なくして恩山寺です。 ここは弘法大師の母ゆかりのお寺です。



道の右側に山門らしきものがあります。 道から外れて正面に回りこんでみるとそれはそれは朽ちたような山門でした。



車できたら通り過ぎてしまうようなところに山門があるです。 参拝の仕方では最初に山門の前で一礼して次の手と口を清めて本堂にですが、恩山寺ではこれを殆どの人が抜かしてしまいそうです。



駐車場の上に鄙びたいい感じの本堂がありました。
11時なのですが、参拝者は数組です。 お寺を掃除している方にここはいつもこんなに静かなんですかと伺ったら、休日は人でごった返すですけど、今日は平日で静かでいい感じなんですよとお話されていました。


立江寺への道は駐車場すこし歩いた牛舎の横を抜けて竹林の中にと続いています。程なく峠をみかん畑を抜けて川に出ると直ぐそこでした。 門前町は一見にぎやかそうなのですが、食堂がない。商店もない。 さすが今日は街中だと予想していたので、昼食の用意をしていなかった。どうしよう。 仕方ないので山門前の饅頭屋で饅頭を購入、お店で食べさせてもらうことにしました。 さすが四国ですね。 お茶を接待して頂きました。

立江寺の事、本当に暑かったですね、納経所のクーラーが気持ちよかったことだけしか記憶にありません。




さぁここから生名までの10Kは耐久レースでした。 商店はローソンが道半ばの沼江に一軒、あとはなにもありません。 途中の道路に温度表示があり、32度を示したいます。 道で会う人とは暑いですね、はい、でももう彼岸ですよね。 本当にという会話ばかり。
生名に着くまでに、水筒の水+ペットボトル2本+500cc牛乳と水分を補給するばかり、戯れに着ていたTシャツを絞ると汗がたらたら。
宿に着いた時はしばし言葉が出ませんでした。 井戸寺から徳島市内を歩いてきたメンバーはへろへろ状態でした。




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