巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

元大瀬村 仏岩、曽我十郎の首塚、楽水大師と千人宿記念大師堂

2011年04月28日 | 旅行

大洲から内子駅を過ぎて、元大瀬村にやってきました。 降り出した雨も一段落してきました。 元大瀬村には意外なものがたくさんありました。 

最初に大瀬の館 昔の役場を宿にしたとか、でも宣伝不足でしょうか、それほど人気はないようです。

曽我十郎の首塚

これって小田原あたりの話かと思ったら、部下が首を抱えてここまで逃げてきたのですが、追っ手に追われてここに祭ったとか。 でも歩きで20分もいかないといけないし、雨に今日はまだ歩きがあるのでパス。 でも曽我十郎の首塚がこんなところにあるとは思わなかった。

詳しくは内子町のホームページなどごらんください。

http://www.town.uchiko.ehime.jp/soshiki/18/sogajyuurou.html

仏岩

川原のある大岩が仏の顔に見るとか。 そう言われればそうかもという感じでした。

昔なら子供が上に登って遊んでいるような岩です。

大瀬には二つの大師堂があります。 一つはお遍路を千人を泊めた記念というお堂で村落の中にありました。 ただお線香をあげるような感じでもなかったので、写真を撮っただけで、楽水大師に足を進めました。 

楽水大師は弘法大師がこの地で水を飲み、美味しいので楽になったという謂れがあるそうですが、実際の大師堂は道端の小さなコンクリートの箱で名前倒れの大師堂みたいな気分になりました。 四国には霊場以外に数多くの大師堂があります。 ものによっては素晴らしいものもありますが、楽水大師はちょっとがっかりでした。


小田に行く途中の部落にあったもの

2011年04月25日 | 旅行

街道から離れてに入る道に不思議なものがありました。 に入る道に三つのアイテムがつるしてあります。 ひとつは草鞋みたいで、もうひとつはおしゃもじ、最後のひとつはなんだかわかりません。 悪霊がに入らないためのおまじないだと思いますが詳しくはわかりません。 昔は各にこのようなおまじないがあったでしょうが、この時代になってこのようなおまじないを信じない人が増えてきました。 なにかこの下を通ると結界に守られた領域に入るようで安心した気分になります。

このおまじないに詳しい方あれば教えて下さい。


今回歩いた記録

2011年04月24日 | 旅行

こうみると今回は一日を除いて毎日40,00~50,000歩を歩いています。 歩幅が概略65cmなので毎日30キロ弱の歩きでした。 厳しかったわけだ。


4月08日 (49,250歩)
9:00 松山着 特急で大洲移動
9:40 大洲着 ここから歩き始める
10:20 十夜ヶ橋
12:50 内子着
14:30 大瀬
16:00 突合(楽水大師)
17:00 小田着(高橋旅館)

4月09日(48,535歩)
6:20 小田発
10:20 法連寺(しだれ桜)
12:20 みかわ道の駅
14:30 岩屋寺門前(門田屋旅館)

4月10日(43,779歩)
6:40 岩屋寺門前発
8:20 河合
9:10 大宝寺
12:00 三坂峠
14:00 網かけ大師堂
15:00 浄瑠璃寺
16:00 八坂寺(長珍屋旅館)

4月11日(54,442歩)
5:45 長珍屋旅館発
6:30 別格文殊院
7:20 西林寺
西林寺から松山、松山から今治へ電車で移動
10:00 今治
11:00 龍泉寺
12:00 栄福寺
12:50 仙遊寺
15:00 国分寺
18:00 伊予みよ(ビジハウス)

4月12日(46,704歩)
6:30 ビジハウス発
7:40 別格生木地蔵
10:00 横峰寺舗装道終点
11:20 横峰寺
13:50 香園寺
15:00 宝珠寺(ビジネス旅館小松)

4月13日(53218歩)
6:40 ビジネス旅館小松発
7:10 吉祥寺
8:10 前神寺
15:50 延命寺(松屋旅館)

4月14日(50,509歩)
6:30 松屋旅館発
10:20 三角寺
13:30 別格椿堂
16:00 佐野(白地荘)

4月15日(38,421歩)
7:00 白地荘
9:00 雲辺寺
12:00 大興寺
14:30 神恵院、観音寺(若松屋別館)

4月16日(43,924歩)
6:30 若松屋別館
7:30 本山寺
10:40 弥谷寺
??  曼荼羅寺
13:15 出釈迦寺
14:20 甲山寺
15:30 仙遊寺(山本屋旅館)

4月17日(26,462歩)
8:30 善通寺
9:20 金倉寺
10:50 道隆寺
13:30 郷照寺
?? 天皇寺(久米旅館)

4月18日(51,957歩)
6:40 久米旅館
9:50 国分寺
12:00 白峰寺
14:00 根香寺
間違って香西側に下山 そこから琴平へ(サンウェル琴平)


なんの為四国を歩いているのかな?

2011年04月23日 | 旅行


4月に入り4回目の四国歩き遍路でした。 今までの三回は季節も晩秋、冬ということもあり歩く人が少なかったですが、さすが春なので歩いているお遍路の数も二桁はおられるようでした。 ただタイトルにあるようにその方々のお参りをみていると首を傾げるようなところがあります。 伊予土居で泊まった宿の女将さんが言うには、鯖大師のお坊さんが2年に一回四国を歩いて周るのだそうで、その時にここに泊まられるそうです。 鯖大師のお坊さんは各札所で2時間かけてお参りするそうです。 さすがに私もそれほど時間はかけないですが、少なくても30分、場合によっては50分ぐらいかかります。 本堂と大師堂で灯明おお線香をあげ、般若心経をあげるとそれぞれ15分で30分が一つの札所にかかる時間です。 ご本尊が観音様の場合は、最近近くのお寺で覚えた観音経を更にあげるので、15分ぐらい余計にかかります。 歩き遍路のお参りをみていると、灯明とお線香をあげて、しばし沈黙して納経所に歩みを進めます。 近くのお寺の読経会に参加しているのですが、そこの和尚さんがいうにはしっかりご本尊を見て胸の前で手を合わせて下さい。 そうすればご本尊さんが答えてくれますと話されています。 
もっと不思議な事は、四国には88箇所の札所以外に番外札所が20箇所、要所要所に大師堂、それ以外に道端に数多くの石造りのお地蔵さんや観音さんがあります。 歩き遍路、それも8回も回ったとか先達をしているという方に聞くと、番外札所は行かないと言われるし、一度大師堂で私が休んでいたら、大師堂に目もくれずに先に足を進めていきました。
道端に数多くの石造りのお地蔵さんや観音さんに歩きながらでもいいですから、胸の前で手を合わましょうよ。 札所で納経するのだけがお遍路ではないですから。 それでは単なるオリエンテーションかスタンプラリーになってしまいます。


コトバス(四国までの夜間高速バス)のナンバーは『0459』

2011年04月22日 | 旅行



四国お遍路の旅、連れて行ってくれるのは、コトバスエクスプレスです。
毎回使う度に設備がよくなっています。
今回は進行方向3列のスーパープレミアム3でそれぞれの列がカーテンで締め切りされておりよりプライバシーが保たれて寝やすくなりました。 バスは大型なのに30人弱が定員でトイレとソフトコーヒー、お茶のサービスがあります。 といっても走行中は危ないのでドリンクは使わないように言われており、淡路島サービスエリア手前で飲むと眠れなくなるので、あまり意味あるサービスでもないようです。 四国に入る直前淡路島のサービスエリアで最後の休憩を取るのですが、その時に運転手さんとお客の話が耳に入りました。
バスのナンバーにもこの会社は拘っているだそうです。 0459と0088だとか
私の今回乗っていた車両は確かに0459でした。

寝ている時に起こすような急なハンドル操作をしないので、意外に簡単に寝てしまい眼を覚ますともう四国です。 他にもJRバスなど夜間高速バスはありますが、この会社のバスはお薦めです。

http://www.kotobus-express.jp/


どうも親会社が新日本ツーリスト株式会社でそのグループ企業に
琴平バス株式会社
四国巡拝センター株式会社
大庄屋株式会社
があるようです。 コトバスって琴平バスからきているですね。

4回も使いながら一度も気づきませんでした。