昨日大窪寺門前にある民宿に宿泊。 もっと混んでいるかと思ったら宿泊者は二人でした。 皆さん下から上がってきて午後3時のコミュニティバスで下っていくそうで、この山の中で一泊する人は殆どいないというそうです。 でももったいないです。 最後の札所大窪寺でゆっくり自己を見直すことも大事かなとおもうのですが、皆さんそうではないようです。 それだけでなく宿泊名簿をみると、「10mもずるしなかった」なんていう記載をみると、全部歩き通す事がお遍路と間違えているような人がいます。 これは仏修行の一つで、手段より心の持ち方が大事なんて思うのですが・・・・
大窪寺から377号線を竹屋敷まで下り、193号合流点まで走ります。 さぁここで困った。 大龍寺にはどうも二つルートがあるみたい。 平間ダムに下ってそこから登るルートとさぬき温泉から登るルートです。 下るのは嫌だったので塩江温泉近くから登るルートにしました。 ダム工事をしているとかでしたが、行けるようなので登りだしまたがそれは急なルートで全ルートを自転車を押して登るしかない狭い林道です。 時折このような人里離れた場所に農家が一軒建っています。 何がこのような山中で過ごすようになったでしょう。 やっと頂きに来たと思ったら平間ダムからの道が合流。 こちらは広くしっかり舗装されていました。
さすが900mちかい山頂にあるお寺です。 厳しかった登りがおわりほっとしました。 大龍寺は大きな神社とセットになっており、昔の神社とお寺が協力し合っていた時代を思わせます。 ここはチベット仏教の影響をうけているのでしょうか、チベット仏教ぽい幡がたっていました。
誰もいない本堂、大師堂で最後のお経を唱えて、納経をしてもらい、先ほどまで苦労した道を快適に高松に向かって下りました。 高松で一泊して今回は京都東寺に行く予定です。