巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

屋島寺 志度寺(1)

2011年09月07日 | 日記


 昨日の暑さとは一変して今日は小雨模様、歩くには最適の日です。 宿は高松駅前にあるビジネスホテル。 朝食込みサンドイッチとコーヒーを頂いてから高松駅近くの琴電高松築港に向かいます。 宿の女将さんの話では、昔は今ある高松駅の海側は連絡船乗り場で海だったのを、バブル時代に埋め立ててホテルなど建てたのですが、今は人影も少なくババルの熱気はいずこという感じだそうです。 高松築港から志度線琴電屋島まで切符を買います、ところが乗ってから調べたら遍路路はその一つ前の潟元に繋がっているとわかり急遽下車駅を変更。 潟元駅にたどり着くともう屋島寺のある山が目前でした。 潟元から屋島寺に登る道は付近の人の朝の健康ハイキングコースらしく、沢山の老若男女の方々が気軽な服装で登っています。 さすがに空模様が悪いので皆さん片手に傘を持っている方が多いです。

 

途中小さな庵を通り過ぎるあたりから道は山道になり、弘法大師の遺跡が順番に出てきます。 加持水、不喰の梨と続きます。 最近思うのですが、弘法大師の霊蹟ですが、ちょっと意地悪をしたら梨が食べられなくなったり結構弘法大師は厳しい仕打ちをするだよね、こころ改めたら、梨が一層甘くなるなんていう話があまりないのが不思議です。 そんな事を考えている内に屋島寺に到着しました。

屋島寺に着く頃には雨も本格的になりました。 本堂でお参りをした後に並んだ屋島狸にご挨拶、その後大師堂と順番にお参りして、納経場に向かいます。 

 

 

納経場で志度寺に向かう道の状況を聞くと駐車場から急坂なので注意して下さいとの事。 でも本当に怖いのは坂が急な事ではなく、屋島寺まで登ってくる車専用道の看板でした。