巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

Poio出発です。

2017年10月14日 | 日記

3人そろってさぁ出発です。

ローリーが奥さんの馬の準備を手伝ってくれます。

後ろに見えるのがキャンピングカーで老夫妻が車から出てきて珍しいものを見たという顔で挨拶してきました。 ガリシアでも馬に乗るケースは少なくなってきているようです。ただ高速道路の入り口には4つの絵柄があってこれは入ってはいけないと表示してあります。 歩行者、自転車、荷車、そして馬です。 やはりここでは馬は移動手段のゆようです。

 

Poioの海岸にあるこの公園はポンテペドラを対岸に望む位置にあり、道はここから山へ一気に登るコースです。

 


アロウサ湾ルート

2017年10月09日 | 日記

 

通常の巡礼道ポルトガルルートはポンテペドラから内陸を抜けて、パドロンを経てサンチャゴコンポステラにつながっています。

パドロンはエルサレムで首を切られたヤコブの遺骸が流れ着いたという土地で、ここからサンチャゴコンポステラに陸路を運ばれて今のサンチャゴコンポステラ大聖堂に埋葬されたというように伝えられています。

2年前の馬巡礼ではパドロンに宿泊した日がお祭りの日で、前日パドロンの海にたくさんの船がパレードをしていて、その夜からサンチャゴコンポステラの12時のミサに参加するために,サンチャゴコンポステラに行進するとかで、夜中人々の叫び声が聞こえて眠れなかった事が記憶にあります。

今回行くアロウサ湾ルートとは、ポンテペドラから海岸沿いを迂回しながら途中Vilaovaからヤコブの遺骸が流れ着いた故事を記憶するためにボートに乗ってパドロンに到達して、そこからサンチャゴコンポステラに向かうルートです。

ガイド曰く、フレンチルートよりずっといいし、ガリシアのおいしい海産物が食べられるという話でした。
多分ガイドの言いたかった事は、馬と人が同じルートを使うと結構ニアミスがあって危ないという事みたい。
ツイからポンテペドラは巡礼道に平行している山道を辿っていました。 パドロンからサンチャゴコンポステラは一部巡礼道でしたが、ポルトガルルートは人がフレンチルートより少ないのでそれほどでもありません。

それでも中学生の遠足ツアーでしょうか、道路の両側に足を投げ出して引っ込めてくれない中を馬で抜けるのは少し怖い思いをしました。

今回のルートはポンテベドラから半島を横断してVilanovaに抜けて、Vilanovaから海岸沿いを隣の都市Viligalicia近くまで行き、ここからまた内陸の牧場のあるBaionで馬を休め、翌日内陸をパドロンに向かうルートでした。

アロウサルートの記事をインターネットで探していたら馬ガイドの記事に当たりました。

 

 http://caminosantiagoacaballo.com/en/the-sea-route


馬たち

2017年10月08日 | 日記

 

今回巡礼に同行した馬は、3年越しのマルガリータ(最初は奥さんが乗り、2年目からはガイドが乗った)と新人のモレナ(Morena)とドルシネア(ドン・キホーテが尊敬していたお姫様)の三頭でした。 

マルガリータは今まで群れの中で後をくっついていく立場だったのが、ツアーの先頭を務めることになって少し不安定で何度かガイドの指示に従わずにガイドと揉めていました。 元々栗毛のかわいい馬で年もいっており大人しい馬です。

モレナは小型の馬でどうしても遅れがち、それに道草大好きで後から小走りで追っかける事が多い馬でした。 手綱を引かれると走り出しそうになったそうです。

私が乗ったドルシネアは黒鹿毛で大型の馬です。この馬は不思議な性格で道にある水たまりを怖がります。水が怖いのではないです。 ですから川を渡る時はなんら問題がないですが、水たまりがあると立ち止まったら、大きく避けます。 その結果石垣に近づきすぎて乗っている人の足が石垣にこすられるようなことがありました。 道草が多いのか頭をあまり下げないように規制する紐が付いているせいか、道草はあまりしませんでした。

 


オルベイロア(Olveiroa)へ

2017年04月10日 | 日記

今日は30Km先のオルベイロアまでです。

朝食は豪華なバッフェスタイルです。

この馬旅の一つの楽しみはガイドが地元のレストランで地元の味を楽しませてくれます。

過去2回の旅から彼は大人数のツアーと少人数のツアーを混在しているみたいで、私たちは常に少人数たった二人のツアーです。 ガイドも気まずいよりリラックスして案内してくれます。

 

今日は今までサポート役だったホセがガイド役です。

彼は残念ながらスペイン語しか喋れません。 ガイドがホセも英語勉強してくれたらもっとガイドに使えるだけと言っていました。 彼のチームで英語を喋るのはガイドと多分娘の二人、他は身振りかガイド経由で意思を伝えています。

 

道は農場の中の一本道をオルベイロアに向かって進みます。


5/16 サンチャゴからネグレイア(Negreira)

2017年04月07日 | 日記

馬を休ませて食事、そして休憩です。

 

馬旅行ではアルベルゲに泊まることはありません。 歩く人が宿泊優先、自転車と馬は空いていればというように聞いています。 実際にアルベルゲでは馬の世話ができません。

ガイドは歩いている最中に馬小屋や空いている納屋を見つけると、そこの持ち主と交渉しています。

毎年行くツアーで馬を休ませる馬房を探しているようです。

 

今日の宿泊先は市内のひなびた感じの1Fがバル、2Fがホテルのようです。

 

まだ3時なので時間がたっぶりあったのでネグレイア(Negreira)の市内を散歩

 

道を下るとそこには街を護る城壁がありました。

後でしらべてみたら"Pazo de Coton"という城壁です。

ネグレイア(Negreira)に関して調べてみたら、こんなことを書いている人がいました。

There is nothing of any great significance to commend Negreira to the visitor, but it is certainly worth a stop off if you are in the vicinity and it does have some buildings of architectural and aesthetic interest

特にみるものはないけど、中世&建築ではみるものがあるとしてこの"Pazo de Coton"を紹介していました。

詳しい資料もなくちょうどシエスタの時間にもなっており、城壁手前の広場でぼんやりとした時間を過ごしました。

 

 

 

待ちを散歩、果物屋で葡萄を買ってしばしお休みしていました。