椿堂は四国番外霊場第14番になる常福寺で別名椿堂といわれています。 その名前の通り、境内には色々な椿がちょうど花を咲かせています。 これだけでも美しいお寺です。
ご本尊は延命地蔵菩薩さんです。
お寺のホームページにある縁起では「 大同2年(807)邦治居士(ほうじきょし)なる人がこの地に庵を結び、地蔵尊を祀る。
弘仁6年(815)10月15日未明巡錫中の弘法大師がこの庵を訪れ、当時この地に熱病(インフルエンザ)が流行し住民の苦しめるのを知り、住民をこの庵に集めて手にせる杖を土にさして祈祷し、病を杖とともに土に封じて去る。後にこの杖より逆さなるも椿が芽を出し成長し、住民はこの椿を大師お杖椿として信仰の対象としてこの庵を「椿堂」と呼びこの地方の地名ともなりました。」とありました。
狭い境内には沢山の仏像があり、どこに参拝していのか迷ってしまいます。 最初に本堂でお線香をあげて、ご本尊の前にいくと、鐘がおいてあり「どうぞ使って下さい」とあります。 最近近くのお寺で読経会に参加しており、読経中の鐘のつき方を教わりましたので、ありがたくここで鐘を使わせていただきました。
不動明王、観音様、大師堂と順番に参拝してから納経をお願いすると、穏やかな奥さんが出てこられました。 記念に携帯につけるストラップを購入しました。 振り返ってみると、三角寺で会った車参拝の四人の女性グループが丁度参拝していました。 一人は裸足で参拝しています。 それが印象に残っていました。 実は翌日雲辺寺でも朝お会いして、裸足の方から昨日椿堂で私があげた線香の燃えカスがバラの花を咲くように四方に広がっており、仏様と一緒に拝ませていただきましたと言われてびっくり。心をこめてお線香をあげるとそのようなことが起こるですね。
雲辺寺登り口にある岡田にある民宿は規模が小さく泊まれる人が限られています。 今日も満杯でこの民宿の紹介で、10キロほど離れた民宿を紹介してもらいました。 幸い岡田まで送迎していただけるとということでこちら白地荘に宿泊しました。 ここもよかったです。 夕食のメニューです。 食べきれない程の食事、そしてコーヒーが美味しかった。