巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

身延往還 日蓮宗の巡礼道

2015年10月07日 | 旅行

毎年恒例の身延往還に行ってきました。

今回はお礼参りも含めて、一升瓶を担いでの巡礼道歩きでした。

 

ルートは以前アップしたものと変わりません。

でもいくつかトピックスがあります。

①赤沢宿にある「宿の駅清水屋さん」

赤沢宿にある「宿の駅清水屋さん」は気持ちよく今回も1時間ゆっくり山を見ながら

過ごしました。 なぜか気持ちよい場所です。

女性の方が「去年来られた方?」 覚えていてくれました。

 

②七面山敬慎院 夜の法話

七面山敬慎院 夜の法話が心地よく響いた。

敬慎院は七面大明神がおられる内陣を250年ぶりに改修していました。

改修中の内陣を見せてもらいましたが、彩色がきれいで素晴らしいものでした。

完成してしまうと、薄暗い内陣になるので、今が一番いい時かもしれませんとの

お話しでした。 見るなら今です。

夜の法話で昔は身延山の久遠寺に参詣してから尾根を辿って、赤沢宿に一泊、

翌日赤沢宿から長い道を登って参詣して、今改装中の内陣にいる

七面大明神がお迎えしてくれました。 

今は車で下の羽衣まで来て、半日で登ってしまう方がほとんどですが、

昔の人は久遠寺から長い道と時間をかけて「七面大明神さんにご対面する」

のを心待ちにして登ってきました。

参詣が簡単になったかもしれませんが、昔の人の心を是非思い起こしながら

参詣してくださいとの話。

 

③角瀬まで歩いて10時半のバスを待っていたら、地元のタクシー運転手が

「バスは行った。14時までない」「下部までなら4000円で行く」と勧誘

でも10m歩いてバス停標識を見ればすぐわかる嘘。10時半のバスは

ちゃんと時間にきました。

後で聞いた話だと日蓮宗の信者は角瀬までは大型バスでくるのですが

そこから羽衣まではこのタクシー会社のマイクロバスで輸送されます。

昨日は大型バス4台だったとか。そこで儲けているので、こんな前時代的な

阿漕な商売がまかり通ってしまうでしょう。

次回行く時も雲助タクシーには注意しましょう。

甲府商人というレッテルをより悪くするタクシー運転者でした。