丹沢大山は昔から大山詣として有名な場所でした。 大山道を赤坂御門から二子玉川まで歩いたのですが、今回は伊勢原駅から大山阿夫利神社下社まで歩いてきました。
伊勢原駅から大山ケーブル行きに乗ります。 いつもなら終点まで行くのですが、今日は社務所前の次の停留所 あたご滝までで下車です。
いままで知らなかったというか、勉強不足だったでしょう。 バス停下には3つの滝があり、あたご滝は江戸時代に大山詣の人が水垢離をした場所です。 今は入る人はいませんが大きな流れが落ちていて、ここで水垢離をして清いからだになって登っていったですね。
この滝の上には大山寺の開山をした良弁和尚(奈良の東大寺を開いた良弁僧正が天平勝宝七年(七五五)に開山した)の名前がついた良弁滝があります。龍の口から流れ落ちる一筋の水の流れ、すぐ横には開山堂もあります。 ここが大山信仰の入り口でした。 バスに揺られて何も考えずにケーブル駅へと流れ込んでいかなくてよかった。
良弁滝からバス道を離れて左側の細い道に入るとそこは元の宿坊。 今はやっていない宿坊も多いようです。 程なく大山バス停です。 同じバスで来た人が皆さん大山ケーブルに向かって歩き始めたようで、バス停は静かな雰囲気です。 料金は変わりませんが是非あたご滝で降りて、大山信仰のあとを感じるのもいいものです。
今回は女坂を通り、大山寺を目指します。 道には七不思議があります。 その一つが全国どこにもある弘法の清水。 ここの清水は山の中腹の岩から流れ出すものでした。
降りていくにはすこし足場が悪いので上から拝観です。
程なく真言宗のお寺 大山寺です。
詳しいお寺の説明は公式Webをご覧下さい。
http://www.oyamadera.jp/index.html
丁度紅葉祭特別ご開帳として、奥の厨子にいる不動明王の公開がありました。
これは期待以上の素晴らしい像でした。
昭和3年に国宝に指定された像は重さ130貫もありケーブルもない昔にどうやって担ぎ上げたか不思議です。
お寺の解説ですと、明治初期の廃仏による災難にも奇跡的に破壊を免れたのは、暴徒たちがこのお不動様を破壊しようと 本堂におしかけたところ、お不動様の形相がまさに血も凍るような恐ろしい形相に一変していたため、 余りの恐ろしさにだれひとり手を触れることができなかったため、破壊をまぬがれたとのことである。
今は奥の厨子で明るい照明のなかにおられますが、暗い中であったら怖さを感じる像でした。
天気も次第によくなってきて江ノ島が望めるようになりほどなく大山阿夫利神社下社到着
ここのお薦めは下社右手に地下に入る入り口があり、ここで霊水がいただけます。 この水を持ち帰りコーヒーを入れたところ、同じコーヒーメーカなのですが、なにか丸い美味しいコーヒーになりました。 ちなみにこの水はお賽銭以外は受け取りません。