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巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

Camino de Santiago on Horseback サンチャゴへの馬の旅 予約編

2015年04月23日 | 日記

サンチャゴへ馬で行くのは、ある意味夢でした。

馬に乗って大聖堂の前に立つのは"Dream comes true"です。

Webでいくつかのサイトを探し、スペイン観光局にも相談しました。

ありきたりのフランスルートではなく、海岸沿いを歩くポルトガルルートを

問い合わせのメールを送った中で、一番反応が良かったこの会社に相談しました。

WalkTheCamino.com

本社はスコットランドのGlasgowにあるようですが、現地に担当者がいるようでした。

ポルトガルルートは参加者が少ないようで、現在は私たち2名のツアーになった

みたいです。

往復はアムステルダム経由マドリッドにして、Vigoの空港で落ち合い、Tuiから

Horseback Ridingを始めサンチャゴまで

帰りはスペイン国鉄でマドリッドに戻ることにしました。

この会社はマドリッド空港近くのホテル、Tuiのホテル、サンチャゴ市内のホテル、

スペイン国鉄の予約までしてくれたので、航空券は日本で手配して、

現地の予約はWalkTheCaminoに任せました。

 

 

 


世界二大巡礼道へサンチャゴデコンポステラ(キリスト教の巡礼道)

2015年04月22日 | 日記

四国遍路も香川、涅槃の道場を来月に行く予定で三度目の四国遍路も終わりになります。

 

このほかに日蓮宗の巡礼道 (久遠寺から七面山)などあるいてきたので、

目を世界にむけて、サンチャゴデコンポステラ(キリスト教の巡礼道)に

行くことに決めました。

 

ただ他の人と同じ事をするのでは面白くないので、海沿いのポルトガルの道を

それも馬に乗って聖地サンチャゴデコンポステラに行くことに決めました。

 

スペイン観光局やインターネットで調べて、一番よさそうな会社を選らんで

7月の予約を完了しました。乞う期待

 

 


高知 吉良川の宿 角屋(古民家体験)

2015年03月17日 | 日記

 

四国お遍路も三周目になると、いままで行きたかったけどとか、泊まりたかっただけどというところが出てきます。

 

今回はその一つ 高知県吉良川です。

日和佐から100Kmの道を三日間かけて歩いて到達した室戸岬、ここで今まで三日間道路と海しかみてこなかった目には室戸も都会に見えます。 その室戸で立ってつづけで三つのお寺を参拝した後に、時代を振り戻すように出てくるのが、古い街並みを残す吉良川です。

泊まろうにも宿はなし、時間的にも中途半端でもうすこし足を延ばしたいという場所にあるのが吉良川でした。

今回ここにできたののが、古民家体験ができる宿「角屋」です。

http://www.muroto-kadoya.com/index.html

 

主建屋と別棟がありますが、主建屋がおすすめです。

なん部屋でしょうか? 寝室になる部屋が二つ、リビングとダイニングがそれぞれ一つ

他に二部屋とお風呂と洗面所、これがコの字状に建てられた中に配置されています。

正面とかの紹介写真は角屋さんのホームページから見て下さいね。

 

これ一棟をお客さん一組だけに貸してくれます。 人数に幅はあるでしょうが、今回二人で止まりましたが楽しくなるような感じでした。

 

宿にあった新聞記事を読むと、お兄さんが亡くなってから、お兄さんの自宅を改装したとか、それにしても贅沢な古民家体験です。

 

夕食が絶品です。 自炊が原則なんですが、近くにある吉良川スーパーに連絡を入れて下さり鰹のタタキ体験が中庭でできます。

 

 

鰹をさばいて、藁であぶるところまで、これさえやれば今度は自分独力で出来るような気持になるくらい丁寧に教えて頂けます。 藁にハーブを乾かしたものを入れて香りをつけるなど独特に味付けもあります。

ご飯も独創的な土鍋で作ります。

楽しさでわくわくするような宿です。

最後に出来上がった夕食がこれです。

 

 

食器も選び放題です。

 

寝室はみた感じ、暖房器具がオイルヒータだけでさむそうでしたが、夕食後オーナーが来て布団を敷いていただいた時に思いがけないトリックがあり、安心すると同時にくすくすと笑いがでるような結果でした。 心配無用です。

 

それにしてもオーナーの人柄もいいけど、独創性が半端ではない。 過去相当な人ではなかったと感じる暖房器具でした。

 

吉良川にはもう一軒宿があります。(泊まったことはないです)

ともにインターネットで検索すると見つけることができます。

 

遍路して次のお寺、次のお寺と気になるあなた、たまには古き良き時代へのタイムスリップを楽しんで下さい。

 


丹沢大山道(大山寺)

2013年11月12日 | 日記

 

 

丹沢大山は昔から大山詣として有名な場所でした。 大山道を赤坂御門から二子玉川まで歩いたのですが、今回は伊勢原駅から大山阿夫利神社下社まで歩いてきました。

 

伊勢原駅から大山ケーブル行きに乗ります。 いつもなら終点まで行くのですが、今日は社務所前の次の停留所 あたご滝までで下車です。

 

いままで知らなかったというか、勉強不足だったでしょう。 バス停下には3つの滝があり、あたご滝は江戸時代に大山詣の人が水垢離をした場所です。 今は入る人はいませんが大きな流れが落ちていて、ここで水垢離をして清いからだになって登っていったですね。

 

 

この滝の上には大山寺の開山をした良弁和尚(奈良の東大寺を開いた良弁僧正が天平勝宝七年(七五五)に開山した)の名前がついた良弁滝があります。龍の口から流れ落ちる一筋の水の流れ、すぐ横には開山堂もあります。 ここが大山信仰の入り口でした。 バスに揺られて何も考えずにケーブル駅へと流れ込んでいかなくてよかった。

 

 

良弁滝からバス道を離れて左側の細い道に入るとそこは元の宿坊。 今はやっていない宿坊も多いようです。  程なく大山バス停です。 同じバスで来た人が皆さん大山ケーブルに向かって歩き始めたようで、バス停は静かな雰囲気です。 料金は変わりませんが是非あたご滝で降りて、大山信仰のあとを感じるのもいいものです。

 

今回は女坂を通り、大山寺を目指します。 道には七不思議があります。 その一つが全国どこにもある弘法の清水。 ここの清水は山の中腹の岩から流れ出すものでした。

降りていくにはすこし足場が悪いので上から拝観です。

 

 

 

程なく真言宗のお寺 大山寺です。

詳しいお寺の説明は公式Webをご覧下さい。

http://www.oyamadera.jp/index.html

 

丁度紅葉祭特別ご開帳として、奥の厨子にいる不動明王の公開がありました。

これは期待以上の素晴らしい像でした。

昭和3年に国宝に指定された像は重さ130貫もありケーブルもない昔にどうやって担ぎ上げたか不思議です。

お寺の解説ですと、明治初期の廃仏による災難にも奇跡的に破壊を免れたのは、暴徒たちがこのお不動様を破壊しようと 本堂におしかけたところ、お不動様の形相がまさに血も凍るような恐ろしい形相に一変していたため、 余りの恐ろしさにだれひとり手を触れることができなかったため、破壊をまぬがれたとのことである。

今は奥の厨子で明るい照明のなかにおられますが、暗い中であったら怖さを感じる像でした。

 

 

 

天気も次第によくなってきて江ノ島が望めるようになりほどなく大山阿夫利神社下社到着

 

ここのお薦めは下社右手に地下に入る入り口があり、ここで霊水がいただけます。 この水を持ち帰りコーヒーを入れたところ、同じコーヒーメーカなのですが、なにか丸い美味しいコーヒーになりました。 ちなみにこの水はお賽銭以外は受け取りません。

 


身延往還 身延巡礼道(三日目 敬慎院から羽衣 下部温泉)

2013年11月08日 | 日記

三日目

敬慎院は夜9時には消灯、勿論TVも無ければ携帯電話も圏外。寝るだけです。 外は激しい雨音。 明日も雨の中を降りるのかなと夢の中で思っていました。 朝4時に目がいつものように覚めました。 家では毎朝近くの臨済宗のお寺で6時半からの読経会があり、これに参加するので4時ごろ目を覚まして、1時間半ほど仕事をしてから6時に家を出てお寺に行っています。 いつものように目が覚めました。 外を伺うと満点の星空。 しかも月は三日月。 下界は雲海の下。 オリオンの三ツ星がきらきら輝いています。 ご来光は朝6時5分頃。 昨日の夕方のお勤めをした千葉のご上人夫妻と一緒に随身門前でご来光を迎えます。 

 

 

 

 

 

上人さんが法華経のお経を唱えていただいている中で富士山の右側から太陽の光があふれてきました。 その時でした。 流れ星でしょう。 その光の中でピカと輝いて消えていきました。 太陽が上がってから上人の奥さんに「見ました?」と聞いたら「見た」、家内も「見た」、 上人さんは目をつぶってお経を唱えていたので見れなかったけど、きっとそれは吉凶ですとお話された。 

こんな素晴らしいご褒美があるとは予想だりしていませんでした。

 

 

敬慎院に戻り、朝のお勤めに途中から参加しました。 お勤めが終わると朝食が準備されています。 朝食後昨日は雨でお参りできなかった諸堂を順に回って行くと、一の池に下りる入り口があります。 この池には七面山の龍が住むという縁起があり、今でも不可思議な小波が立つことがあるそうです。 しかし今日の一の池は神秘なたたずまいよりは紅葉が始まったきれいな姿を見せてくれました。

 

 

昨日食料はみな食べてしまったので、敬慎院でお腹一杯食べてから、昨日一緒に上がってきた人と一緒に下ることにしました。 

 

 

 

朝までの大雨で参詣道はかなり湿っています。 日頃よりゆっくりしたペースで滑らないよう注意して約3時間半、麓の羽衣に戻ってきました。 増田屋旅館の前にある七面大明神のお社で無事に戻ってきた御礼をして、お風呂を使わせてもらい、お茶菓子を頂き、車で下部温泉まで送ってもらいました。 

お昼は駅の反対側にある下部ホテルのランチを楽しみました。

 

下部温泉って駅前から少し歩くと歓楽街があるのを後で知りました。

http://www.shimobe.org/