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巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

カミノの乗馬 1日目 ツイの街からレドンデラ 古城の宿

2015年07月31日 | 日記

後で調べてみるとホテルというが、実際は結婚式場がメインのようです。

着いた時もお城の中は3組のカップルがウェディングドレス姿で記念写真を撮影しています。

宿泊は管理棟横にある2階建て全6室です。 さすが結婚式を挙げたカップルが泊まるでしょう

中はとても広く、きれいです。

Hotel Pousada del Castillo

http://www.hotelpousadadelcastillo.com/

 
8時間近い乗馬で風呂を使ってばったり、9時ちょっと前まで寝てしまいました。

古城を見学しようと思ったら、夕方9時に閉めて、明日10時に開くとか、間に合いません。

今日泊まるのは私たちだけなので、レストランは営業していないとか、多分10人ぐらいの

メンバーだとケータリングで食事できるでしょう。 

今日はレドンデラの街のレストランで食事です。

シーフードがいいと話をしておいたので、ガイドの選択は目の前のガリシアの海から上がった海産物がメインです。


牡蠣、ハマグリ、ホタテガイ、そしてガリシア有名な蛸を挟んだクレープみたいなもの、これが前菜で

メインは大きな鱸でした。

ツアー料金には食事、ホテル代も入っているので、結構お得感があります。


明日は少し楽なルートだそうです。


 

来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。


カミノの乗馬 1日目 ツイの街からレドンデラ 古城の宿

2015年07月26日 | 日記

レドンデラの街が下に見えてきた頃に、ガイドのサプライズ発言がありました。

 

一般の巡礼者はここから下るだけど、私たちは別の道を行き、レドンデラの先にあるSoutomaiorにある古城のホテルに泊まる予定。 ここから水平の遊歩道を行きます。

 

もう午後3時過ぎ、かなりバテバテ、ツイから30KM馬に乗ってきたのですが、更に乗るみたいです。 左手にレドンデラの街を見ながら遊歩道を歩いて行くと、スペイン田舎の村に到着。 ここがSoutomaiorらしい。 何かガイドが村人と長話をしている。

私たちが疲れているので、牧場までショートカットをしていく気になったらしい。 これが結構大変だった。 あと少しというところで一面下草が燃えた跡があり、ところどころから煙が出ている。 山火事の跡です。 ガイドがGPSを使って、牧場の人間と位置確認をしています。

ガルシア地方では製紙業のために導入されたユーカリが多くあり、山火事か焼畑かはわからなかったですが、火が出ることがあるようです。 正面の色が変わっている部分が火のでたところです。

最後はやぶの中から牧場の人間が這い出てきて私たちを見つけて牧場まで案内してくれました。 一度焼けるとそこにあったトレースがわからなくなってしまい、ガイドも迷ってしまったようです。

一日の終わりに小さな牧場というか馬を休ませる簡単な掘っ立て小屋を持っていて、ここで一晩馬はお休みするようです。

ここで馬を休ませて、ここから車で移動。 連れて行かれたのは古城ホテルでした。

Hotel Pousada del Castillo

http://www.hotelpousadadelcastillo.com/

 

今日はこの宿泊棟 と言っても部屋数6ぐらいしかないこじんまりとしたホテルが宿です。

来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。

 

 


カミノの乗馬 1日目 ツイの街からレドンデラ 古城の宿

2015年07月25日 | 日記

 

旅のはじまりです。

朝Tuiのパンドールに迎えに来たガイドとTui郊外の牧場に向かいます。 ここに来るとちょっと大柄なスペイン語しか話さないサポートの人と青い乗馬服を来た二人が待っています。

家内の馬は栗毛で名前はマルゲリータ(ヒナギク)というおとなしい馬、それに対して私は少しアクティブな馬がいいといったら葦毛で高い、高い、170cmもあるとか私より高い馬が用意されていました。 

早速乗馬して林の中の道を歩き始めます。

最初はガイドが先頭、家内、私、青い乗馬服を来た人が最後尾だったですが、どうも二人で挟まなくても大丈夫と判断されたのでしょうか、青い乗馬服を来た人が先頭まで出てきてガイドと世間話を始めました。

途中からブドウ畑の中の通るようになりました。

最初は水路をバシャバシャと歩いて行くとブドウ棚、こちらを振り返って気をつけろとサイン

乗ったまま頭を低くして通過していきます。  ヘルメットにブドウ棚の何かがコンコンとあたっていきますが確認しようもなく、馬の首にしがみつくようにして通り抜けて行きます。

 

そう4時間ぐらい歩いたでしょうか、道はまた歩きの巡礼道に合流したみたいで歩いてサンチャゴを目指す人が多くなりました。 ここポルトガルルートはフレンチルートに対して1/6程度なので、フレンチルートだと馬も人をよけるのに大変だそうです。

さぁ昼食です。 ブドウ棚の下、日差しが和らいでなか食事です。

このツアーはツアー期間の3食、ホテル代、馬の装備一切合財が主催者側が払ってくれるので、料理も選び放題。

 

そうそうさっきまで居た青い乗馬服を来た人がカフェの前で別れて行きました。 またカフェには馬の大好きなガイドの娘らしき子が待っていましたが、彼女もいっしょに食事して後、車でどこかに走り去っていきました。

 

多分予想なのですが、ゲストの乗馬力がない場合、青い乗馬服を来た人が引き綱で連れて行き、それでも駄目ならガイドの娘らしき子が送迎するシステムのようです。

そのどちらにも該当しないと判断された私たちはここからガイド一人だけで今日の目的地レドンデラに向かいます。

 

来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。

 


四国遍路3周 結願&卒業

2015年06月01日 | 日記

5月23日 大窪寺を早朝参拝して、その後奥ノ院にも参拝して三度目のお遍路を結願しました。

そろそろ自分の心に正しく向かい合う時期かなと考え四国遍路を卒業することに決めました。

歩いて気づいた事は、歩き遍路にとって大事な民宿、巡拝旅館が相次いで閉鎖されていた事でした。 72番 曼荼羅寺の門前にあったコンクリート3階の門先屋旅館は跡形もなくなくなり、曼荼羅寺の駐車場に姿を変えていました。 前日観音寺に泊まると善通寺まで歩けるので、曼荼羅寺門前の宿はあまり意味無いように思えますが、曼荼羅寺の奥ノ院我拝師山まで上ると善通寺に行きつくことはできないので、門先屋旅館は歩き遍路には大事な場所にある旅館でした。 善通寺門前にあった山本旅館も更地になっていました。 善通寺宿坊が満杯の時の頼りになる旅館でしたがここが駄目だとどうなるでしょう。 他にも阿波太龍寺を下ったところにあった龍山荘も閉めてしまいました。 生名から鶴林寺を登り、一旦谷まで下りまた太龍寺に登って最後の力で平等寺に向かうのですが、そこでエネルギー切れになった時に助けになっていた民宿でした。

札所では驚く数のバス遍路に出会います。 その人たちの欲望たるや、御朱印だけでは満足しないで、バッグに御朱印を押してもらう(本当は出来ないはずですけど、黙認でしょうか)など、般若心経を高々と唱えてからお金を握りしめてグッツを購入するのに、違和感を感じていました。

また自然発生的に行われていた歩き遍路のマークを軒並無くない、統一マークになっています。 でも歩いている人がふっと迷うところにあった従来の歩き遍路のマークと違い、官が設置したマークはそれがありません。 しばらく歩き遍路のマークがでないけど大丈夫かなと思うと従来の歩き遍路のマークがありほっとしたのですが、分岐にだけ設置している官のマークは一度見逃したら最後で、どこに行くかわかりません。

四国遍路を世界遺産にという動きがあるみたいですが、建前は歩き遍路道を世界遺産の一つとして登録しようとしているのですが、現実には歩き遍路はますます衰退していくようです。

 

このあたりが卒業する時期でしょう。 四国で沢山のお接待と仏の心を教えて頂きました。

感謝!!