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巡礼の旅(お遍路&スペイン サンティアゴデコンポステーラ馬巡礼)

当初四国遍路にフォーカスしていましたが、今後巡礼に範囲を広げました。

カミノの乗馬 2日目 レドンデラの街からポンテベドラ 石造りの橋を渡る

2015年08月06日 | 日記

Ponte de ponte Sampaio橋を渡ると巡礼道は右に折れて住宅街の中に入ります。

私たちもこの道に入り、歩き巡礼者の中を進みます。

ガイドによると今は休暇シーズンでフランスルートはこの10倍ぐらいいるから

馬の制御が大変とか。 ここでも充分大変です。

中学生ぐらい30人ぐらいのグループが木陰で足を投げ出して道一杯に広がって

休んでいます。 そこに空いた一筋の隙間を馬で抜けていきます。

馬は500Kg以上ありますから、足一本に100Kgあるので、子供の足を踏んだら

大事、困ったことに投げ出した足を引っ込めてくれないので、馬を落ち着かせて

そっと隙間を抜けます。

ここからポンテベドラ市内に巡礼道は入りました。 ここを抜けるの?

 

最初は円形の交差点、さぁどう抜けるのかと考えていたら、ガイドが車の切れ目に

さっと馬を乗り入れます。

ランナバウトは中に入った車が優先とは教わっていましたが、馬が入ると

全方向の車が入るのをやめて、中にいた車も減速して馬が抜けられるように

してくれます。 ガイドの後をトロットで追いかけて抜けます。

後で観光地巡りをガイドしてくれた若い人に馬がランナバウトに入るときの

ルールはあるかと聞くと別になにもないよとの事。 きっと馬も車と同じで

ランナバウトに入ってしまえば、最優先になるでしょう。

サンディアゴコンポステラのような大きな都市になると、このルールも大分甘く

なっているようで、時折ガイドが馬に脅威を与える運転手に大きな声で叱責

していました。

 

これから何回かランナバウトを抜けた先はポンテベドラの中心地です。

 

こんな繁華街を抜けていくのはびっくり。

親に連れられた子供たちが「カバーヨ」(スペイン語で馬の事です。 )と言って

傍に走り寄ってきますが、そこは馬文化の世界 安全距離を保ってくれるので

安心、カフェのメニューを上から覗き、2階から顔を出す人に挨拶

 

ただ一つ知らなかったことがマンホールの危険性。

写真にも家内の先方にマンホールがあります。

私の馬を除くと他は3年以上このような外乗経験をしているようですが、私の馬は

まだ経験が少ないようでした。 他の馬はマンホールを馬が避けていたのに、私の

馬はあまり頓着していないようでした。 これが今回のツアーで最初の落馬になりました。

馬は蹄鉄を履いているし、マンホールは鉄なので馬がここに乗ると滑るですね。

すると馬が足を滑らせて、馬体が大きくゆれることになります。

私の馬が後ろ足でマンホールに乗ってしまい、あっという間に前方に投げ出されました。

きっと後ろが急に下がってそれを馬が立て直したので、馬の背中で背負い投げをくらった

ような感覚でした。 幸い石畳の道ではなくアスファルト道でしたから大きな怪我も

なく軽い痛みだけでした。 乗馬プロテクタの重要性を体感させられました。

 

 

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来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。

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カミノの乗馬 用意されたホテル

2015年08月05日 | 日記

 

今回の乗馬ツアーの宿泊は現地ガイドが用意したホテルでした。

 

一般に巡礼者はアルベルゲと呼ばれる簡易宿舎に泊まれるのですが、ここのルールで

歩き巡礼者が最優先、馬を休ませる設備は一般にアルベルゲにはないので宿泊は出来ません。

行く前の資料だと農家民宿とか馬と泊まれる設備のあるところかなと考えていた

のですが、それは間違いでした。

大体1日行程の終わりに馬を休ませる簡単な掘っ立て小屋をガイドは持っているあるいは

借りているようです。 そこまで馬で行き、その後ガイドが選んだホテルに送迎されます。

ガイド曰く「皆さんは遠くから時間とお金をかけてここガルシアに来てくれた。 皆さんが

満足して返すのが私の務め。 満足するというのは馬に乗る事だけではなく、ホテルも

食事もです」

ではどんなホテルをガイドがチョイスしたかですがこんな感じです。

金額はGoogleMapに連動して出てくるトラベルサイトの額で

実際に支払った額は不明です。

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1日目 古城のホテル 金額不明
Hotel Pousada del Castillo
http://www.hotelpousadadelcastillo.com/
フロント 英語 なんとか喋ってくれる。

 

感触 こんなホテルに泊まれるなんて一生に何回あるだろう

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2日目 ここはビジネスホテル風 7000円ぐらい
Hotel Sun Juan 2
http://www.hotelessanjuan.com/
フロント 英語 全くダメ

感触 ガルシアの人との距離が一番近いホテル

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3日目A Casa do Rio ホテル Rio Ulla沿いの洒落たホテル 10,000円
http://hotelacasadorio.com/hotel
フロント 英語 完ぺき
感触 本館は別にあり娘さんが経営を任されている川沿いのおしゃれなホテル

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4日目 Hotel Los Abetos  サンチャゴコンポステラ郊外の豪華な4つ星ホテル 13,000円
http://www.granhotellosabetos.com/
フロント 英語 完ぺき

感触 旅の終わりにこれは豪華だよ。 ガイドと食べたディナーも美味しかった

 

PS.後でわかったですけど、ここからのサンディアゴデコンポステラの眺めは最高

なぜならここはMonte do Gozo(歓喜の丘)の一角にありました。

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ここからはスコットランド・グラスゴーの会社が予約してホテルです。
5日目、6日目Capitol Boutique Hotel  サンチャゴコンポステラ大聖堂にも駅にも500mの洒落たブティックホテル 13,000円
http://www.hotelcapitol.es/#
フロント 英語 一人は完ぺき、もう一人は怪しい

感触 場所は最高、若いメンバーがリノベーションして経営している感覚

    とてもよかった。 ここだけは支払額がわかっていて70ユーロ 約10,000円

    部屋は19室あるなかでここの売りの天窓から星を眺められる限定4部屋の

    一つでした。どうもコーポレートレートの契約みたいでグラスゴーの会社が3割ほど

    安く契約しているようです。

 

 

 

 

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来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。

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カミノの乗馬 2日目 レドンデラの街からポンテベドラ 石造りの橋を渡る

2015年08月04日 | 日記

橋が見えるところに下ってきました。

巡礼道は向かって左から右に行くのですが、降りた位置は橋の右側に近い場所です。

ガイドはここから橋を右手に見て大回りを始めます。

この橋を渡るのが、この日のトピックスのようです。

大回りして出てきた道は車が結構走る石畳みの道、ここで車の流れを止めるように

橋に近づきます。

橋の幅は乗用車一台分、交通信号はないですが交互通行です。

ひとしきり車が横断し終わった段階でガイドが橋に乗り入れます。

私たちが渡り終えるまで一時的に交通ストップです。 

日本でも馬は軽車両で車両の一部です。 ここは歴史あるヨーロッパ

誰も警笛を鳴らさずにじっと待っています。

後ろに車がついているようですがそこは気にしないでゆっくり安全にわたります。

渡り終わったところにサポート車が居てほっ。

ここからまた石畳の道を外れて右手の巡礼道に駆け上がります。

 

 

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来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。

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カミノの乗馬 2日目 レドンデラの街からポンテベドラ 石造りの橋を渡る

2015年08月03日 | 日記

 

素晴らしい古城のホテルの一夜は40Km近いライドのせいか、ぐっすり寝ました。 ここはどこを探してもクーラの装置が見つからなかったですが、空気が冷たく無しでも問題なかったです。

 

8時半に朝食に向かうと、昨日フロントにいたお姉さんが小走りに出勤、ありあわせのクッキー、果物、クロワッサン、コーヒーを並べてくれました。

やはりここのレストランはケータリング専用みたい。 それでもこんなコンチネンタルスタイルの朝食で充分です。

 

今日はRia de Vigo(多分ビーゴ湾)まで下って巡礼道に戻ります。

どうもガイドは一日で私たちの技量を見極めたようです。

いきなり山の中、それも結構な急な坂を下りだしました。 時にはルートから外れてショートカットをしながらどんどん下ります。

 

昔ロッキー山脈での山岳乗馬で習った下り方、手綱を緩めて馬が下を見やすくする、鐙を踏ん張るようにして幾分後傾姿勢にして重心を後ろにして馬が歩きやすくする姿勢でどんどん下ります。

ほどなく前にガイドが今日のハイライトとした石造りの橋が見えてきました。

Ponte de ponte Sampaio橋です。

 

 

 

来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

興味ある方はコメントを残していただければ連絡先を教えます。


カミノの乗馬 ツアー会社の選択

2015年08月01日 | 日記

乗馬ツアーをやっている会社の選択について、私の意見です。

 

ネット上で”Camino Horseback”で検索すると複数の会社がツアーを行って

いるのが検索で引っかかります。

調べてみると、それらの会社は最終的には幾つかのガリシアにある馬業者に

委託してツアーを行っています。

 

選択のポイントは二つでした。

日程とサンティアゴ・デ・コンポステーラへの入り方です。

日程をみるとTuiを出発して3日と4日に違いがあります。

3日だとこのようなものでしょう。

TUI - VIGO bay - ARCADE - PONTEVEDRA - PONTE CALDELAS

PONTE CALDELAS - PADRON - IRIA FLAVIA - BRION

PADRON - santiago de compostela

今回私たちが使った会社は同じ距離を4日で移動でした。

TUIからsantiago de compostelaまで約120Km 実際に馬で移動した方なら

一日40Kmの移動はかなり厳しいです。 一日の終わりに鞍から降りると

足腰が立たないくらいの負担があります。

もう一つは大聖堂への入り方です。 昼間は大聖堂前は人が多く、その中に馬が入れば

やはり危険です。 したがって通常のツアーでは”we'll reach by car Obradoiro square”最後は車で大聖堂前に入ります。

 

でもガイドによると大聖堂は朝9時に開くので、朝7時から9時までなら馬で広場前に

入ることは認められているそうです。

スペインと日本の時間間隔だとスペインの朝7時は日本の朝5時ぐらいの感覚で

これだとまだ暗くて馬で歩き出すのは駄目だそうです。

私たちの出発も朝8時、まだ路面が朝露で濡れていて注意深くガイドは出発させました。

大聖堂に朝9時に着くにはそれなりに近い位置に居なくてはいけないので、

馬を泊める施設の確保が必要です。

 

今回の業者は大聖堂から直線で2キロ弱のレストランOAlmacenの駐車場に

馬運車を持ち込みここで一晩馬を休ませて、ここから大聖堂に向かうようにしていました。

多分今回のガイドはこのレストランのオーナと個別に契約しているようで、

昼食をここでとっている時に、やぁまた来たかいという感じで話をしていました。

このあたりに大聖堂前に馬で乗り入れるか、車で入るかの違いがあります。

 

レストランOAlmacenの前の坂を上がると大聖堂が望めます。

来年はフランスルートを馬で行きたいと考えています。

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