サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

会社の人財開発施策は、その会社の人材開発担当者のレベルに依存する。

2016年12月22日 22時28分55秒 | 人材開発部門
 「たいした研修ではないな」と思うときは、その研修を主催している人材開発担当者のレベルは高いとはいえません。むろん、一般論であるので例外もあります。しかし、大方この見方は当たっています。なぜでしょう。
 保身に走る人材開発担当者は、「自分が理解できないものはやらない」からです。上司から「なんでこの研修やるの?」と言われたら、「わかりません」とは答えられません。だから、この質問に回答できるものを選ぶ。ユーザーである社員の要望に応えることはほどほどにして。社員にしてみれば、「つまらない研修」に映り、研修中眠ってしまうのが関の山。
 当然、最初はその人材開発担当者は怒られますが、それが続くと「もうしょうがない」で終わってしまいます。そこしてそのままいってしまう。最後は、他人事という仕事に落ちつく。こうなると、何を言ってもダメですね。
 もともとは、そうではなかったのだけれど。人事部門にはエースがきますが、人材開発部門にはそこから落ちてきた人の溜り場となりことがあります。そういう人たちはわかるのです。「もう、落ち組」であるということを。みんながそう思うと、そこから這い上がらない。
 しかし。しかしですよ。実は、人財開発部門はそういうところではない。その面白さ、メリットがわかると飛躍的に成長することがてぎる部門なのです。それは時間をかけてお話していきたいと思います。それは信じていただきたく。
 


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