サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

AI(人工知能)が人材開発担当者を乗り越える日が来るでしょうか。

2017年01月01日 23時22分41秒 | 人材開発部門
 AI(人工知能)が人材開発担当者を乗り越える日が来るでしょうか。
「そんなことはない。せいぜいe-ラ-ニングに毛の生えた程度に留まる」と思っておられませんか。

しかし、AIがのつ特性である「ディープラーニング」は、もしかしたら人材開発施策を大きく変え、人材開発担当者の役割をも変えてしまうかもしれません。
今年中にそういうことができるとは思いませんが、何れできるのでは。

ご存じのように、AIは碁や将棋の世界で、すでに互角以上の戦いを見せています。
医療の世界では、ある難病を突き止め、治療法の決定に対して、お医者様よりも的確、且つ迅速に指摘できるようになってきたそうです。

人財開発の分野ではどうでしょう。先ほどのe-ラ-ニングは、まだAIを駆使してはいませんね。
ならば、コーチングは。。。 
「そんなことはあるまい。人間の感情を読み取る仕事が、機械に取って代わることはない。」

しかし、「人」対「人」のコーチング」では、コーチとクライアントの「相性」というものがあると聞いています。どんなにすばらしいコーチでも、ウマが合わないクライアントを前にして、よいコーチングはできません。
「AI」対「人」のコーチング」では、人より上手にコーチングができるかもしれません。
『コーチング・ロボット』の誕生、、、か。

人財開発担当部門の人は、文系出身者が多いですよね。それ事態は問題ではないのですが、AIは関係ないと思わず、技術の進歩が人材開発の業務にどう革新もたらすか。
それが、これからの人財開発の未来を作るための課題のひとつと思っています。

昨日まで述べたステークホルダーを思い出してみましょう。どうでしょう。
新たなステークホルダーとして、AIが台頭してくるような気がいたしませんか。


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