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篆刻をやってみました

ハンコ好きなのと、文字好きなのもあって、落款(らっかん)を彫る篆刻(てんこく)をやってみました。このブログでも何度か言及したことがある篆刻用の文字=篆書というのがあるのですが、もう少し原初的な漢字の書体の「金文体」というのを知り、この書体がすごく魅力的で、ぜひこの書体で作ってみたいと思いました。篆刻を始めるのにあたって上の写真のような入門セットを買ってきて、説明書や動画などを参考にしながら写真の印刀一本で彫って行きます。入門セットには柔らかめの落款用の石が3本ほど付いていてるのですが、この写真の石は後から買ってきた青田石(せいでんせき)2cm角です。
さて、それで初めて作ったのがこの2本↑です(一部だけ)。書道をやっている優○さん用に作りました。左が文字を彫り残す「朱文」で、書体は篆書体。右が文字を彫る「白文」で、書体は金文体です。これで「優」と書いてあります。このように半紙に捺すとまた良いかすれ具合で趣があっていいです。楽しかった。
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