この間、仕事や遊びで長野県内を車で走っていると、SLがいろんなところに保存されているのを目にしてきました。
今日も、信号待ちをしていると、右手前方にSLが。もともと鉄道は好きなので、これを機会に「信州のSL」巡りをしてみようと決意。その第一号となったのは、千曲市の更埴体育館に保存されているD51-1001号機でした。
保存状態がよくないのか、色あせてしまったプレート
更埴体育館の地図は→こちら
「デゴイチ」の愛称で知られるD51型蒸気機関車は、昭和11年から20年の間に、1115台が製造されています。これは一形式の機関車の製造台数としては、日本最大を誇ります。
「彼女」(ドイツ語で蒸気機関車を表すDampflokomotiveが女性名詞なので・・・)が生まれたのは昭和19年4月、戦局が悪化の一途をたどっている最中でした。時代を反映してか、鉄の代用品として木材が多用されていたようです。
長岡機関区でデビュー(19年4月)した彼女は、坂町機関区(19年5月)、長岡機関区(25年8月)、直江津機関区(41年12月)、新津機関区(42年8月)、木曽福島機関区(47年10月)と、主にに新潟県で活躍していたようです。
引退したのは昭和48年7月、29年間で走った距離は、1,080,612kmに及びます。なんと、地球を約27周もしたのですね。その年の12月に、国鉄から更埴市(現・千曲市)へと管理が移されています。
今年で66歳となるD51-1001号機
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