KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

毒沢鉱泉神乃湯(下諏訪町)

2014-02-01 19:31:13 | ぶらり旅

 若き武田信玄(当時は晴信)にとってはじめての負け戦となった上田原合戦にまつわる史跡を見学し(昨日の日記)、「武田軍もこの道を通って敗走したのだろうか」と思いながらの下諏訪町へのドライブ。

 調べてみると、大門街道をとおり上原城(諏訪市)に入ったことが分かりました。では大門街道までどのようなルートを通ったのか? とあるサイトには、武田軍は「大門峠、砂原峠を越え、倉升山のすその御陣ヶ入畑に陣を敷いた」とあります。砂原峠はいつも私が利用する峠ですから、中山道と大門街道の分岐まではおおよそ武田軍の敗走路と一致しているのでは?

☆   ☆   ☆   ☆   ☆

 さて、今日の本題。

 以前、知人に勧められ、何度となく行く機会を逸していた毒沢鉱泉へ行きました。最初はナビに頼りすぎて現地へ到着せず、2回目は休業、3度目の正直で、今回は無事にたどり着くことができました。あらためて現地へ行ってみると、ナビが「左折」を指示したT字路には「神乃湯→」の標識が・・・。見通しがあまりよくない場所なので、最初にきたときも、もちろん左右の安全確認はしましたが、「左に曲がる」ことが前提だったので、正面までは見ませんでした。それを考えると、携帯電話と同様、カーナビも運転手の集中度を低めるのではないかな?などと思ってしまいます。

 昨日は、そのT字路を右折し狭い道を上っていきました。最初はそうでもありませんが、徐々に勾配がきつくなることと、U字カーブがあるので、前輪駆動の私の車では、雪が降ったらチェーンなしでは上れそうもありません。しかし、あたりは木立に囲まれ「秘湯」感バツグンです。

  

神乃湯の入口

武田信玄のかくし湯・・・秘湯のはずです

駐車場。一歩間違えれば崖下です。
積雪があると危ないかもしれない。

 浴場は本館ではなく別棟にあります。浴場入口の表記は「男」ではなく「殿方」。「殿方」なんて漢字、久しぶりに見た気がします。脱衣所の床一面には竹が敷き詰められています。これは「衛生的にもよいんじゃないかな」とは素人考え。で、いよいよ浴室へ・・・中に入った瞬間に心地よい木の香りに包まれました。建物も湯船も構造上は石造りのようですが、壁と天井には木(何の木?ヒノキ?)が打ち付けられていて、湯船の縁も木が打ちつけられていました。私は熱い温泉が好きなのですが、こちらはそんなに熱くない。でも、その分、長時間、ゆっくりと浸かったり、半身浴をしたりと、いろいろ楽しめます。入湯料は700円と少し高めですが、700円払う価値がある温泉です。

 神乃湯には「正しい入浴法」というのがあることを、帰って来てからしりました。「う~ん、なるほど」。興味のある方は、神乃湯のホームページをご覧ください。

神乃湯ホームページ→http://www.kaminoyu.com/

 さて、温泉から上がって玄関へ向う途中、面白いものをみつけました。さすがに館内なので旅館の方に許可をもらって撮影したのが下の写真です。

公衆電話です。受話器はふつうの受話器なので
電話機本体の「口」はダミーでしょうが・・・

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